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ー 動画での社員教育・情報提供を始めたきっかけは?
元々接客マニュアルを動画化していたものを拡張
動画を利用し始めたのはVHSビデオ全盛の時代に接客マニュアルを作ったのが始まりです。もう20年も前の話になります。今年から動画の活用にさらに力を入れるということで私の所属している教育の専門部署が立ち上がり、今では接客マニュアル以外にも「調理方法」やレジなどの「オペレーション」も動画化して共有しています。
ー 動画を利用することでの良さは?
正確に伝わる、各パート責任者の熱を直接伝えられる
これまで調理方法はテキストでレシピを配布することが主でしたが、料理を考案した調理長が実際に調理している様子を動画化することで、調理方法を思い違いすることなく正確に理解してもらえる点がひとつ動画の良さだと思っています。
また、調理であれば料理を考案した調理長が、接客であれば接客リーダーが、それぞれに関してもっとも熱を持っているはずなので、動画を通して本人から直接社員、アルバイトにその熱を伝えられるという点も動画ならではの良さではないかと。 -
養老乃瀧株式会社
商品開発・教育グループ 教育チーム
リーダー
齋藤 信明 様
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ー 動画利用による反響は?
総調理長の調理技術を直接見られることに大きな反響
総調理長がカブの八方剥きをしている動画を公開した際のことですが、その包丁技術の高さに視聴者である現場スタッフからの反響は大きかったですね。同じ企業で働いていてもトップと現場が直接関係を持てることは少ないので、直接トップの調理技術などを目にできる機会を簡単に作れるということは非常に意味の高いことだと思います。
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株式会社エルアイシステムズ
情報管理グループ 保守管理チーム
堀井 伸之 様※株式会社エルアイシステムズは養老乃瀧グループの情報ネットワークシステムの開発・運営・メンテナンスを行っているグループ会社
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ー 今後の展開
養老乃瀧の持つ「教育の強み」を動画でさらに拡げたい
現在は動画コンテンツの広報として、グループポータルからリンクを貼ったり、グループ社内報にQRコードを掲載しスマートフォンで遷移できるようにしたり、新規開店時や新任店長に、使用方法を説明していますが、これまで培ってきた養老乃瀧のノウハウが詰まった動画コンテンツなので、より多くの社員、アルバイトにみてもらえる環境を整え、動画による教育・情報共有をさらに活性化させていきたいと考えています。
グループ社内報
動画eラーニングASP「J-Stream ミテシル」
J-Stream ミテシルは、企業が行う教育・研修を正しく理解し知識の定着を促す機能・仕組みをオールインワンで備えた動画eラーニングASPです。ただ動画を視聴させるだけのeラーニングではなく、学習状況を把握したり、テストを通じて習熟度を測ったり、理解できるまでドリル形式で反復学習を行うなど、効果の高い動画eラーニングを月額5万円からのリーズナブルな費用で実施できます。
事例のポイント
社員・加盟店への教育、情報提供を動画で実施
調理や接客方法のコツを動画で正確に伝える
専門部署を立ち上げ、動画による現場力の向上を図る