日本で唯一のIBMメインフレーム※1専門の独立系ベンダーであるSoftPlex様では、IBM大型コンピュータを使用している大手企業に向けて様々なソリューションを提供。ソリューションの一つには、情報システムご担当者様を主な受講者とした教育サービス「SoftPlex メインフレーム教育サービス」もあります。
「SoftPlex メインフレーム教育サービス」は、「豊富なカリキュラム」「実習環境(ホスト環境)」「マンツーマンQA指導」で構成されており、カリキュラムの提供にJストリームの動画eラーニングシステム「J-Stream ミテシル」をご利用いただいています。 以前はこのカリキュラムを対面やWeb会議ツールで実施されており、受講者のスケジュール調整や講師の負担が課題となっていました。「ミテシル」導入により、短期間でスムーズな学習環境を実現。安定した配信のもと、時間や場所を問わないオンデマンド配信で、学習の利便性向上と運用負担の軽減に貢献しています。
※1 メインフレーム:企業の基幹システムなどに使用される大型コンピュータのこと
実施成果・導入効果
- 受講者が「いつでも・くり返し」視聴できる環境を整備し、学習の利便性を向上
- 無償・有償コンテンツの出し分けが可能になり、柔軟な配信運用を実現
- 安定した動画配信でのコンテンツ提供と運用負担の軽減を両立
受講者の利便性向上・講師の負担軽減のため動画eラーニング導入を決意


株式会社SoftPlex
教育サービスチーム 齋藤 陽輝 様
当社(株式会社SoftPlex)ではこれまで、大手企業の情報システムご担当者様を主な受講者として、メインフレームの教育サービスのカリキュラムを、対面やWeb会議ツールで実施していました。
対面はもちろんWeb会議ツールでの実施でも、特定の日時に日程を合わせて参加する必要があり、受講者のスケジュール調整や講師の負担が課題となっていました。
そこで、受講者の利便性向上・講師の負担軽減のため、カリキュラムを動画化していつでも視聴可能な環境を整えることにしました。当初、当社で導入済みのグループウェアのストリーミング配信機能を用いる案もありましたが、ユーザー管理の煩雑さが課題となり、外部サービス利用に方向性を絞り検討。導入したのが、Jストリームの動画eラーニングシステム「J-Stream ミテシル」です。
「ミテシル」ならセキュリティも安心
サービス選定に際して重視したのはセキュリティで、「動画が外部に持ち出されるリスクはないか」「ユーザーIDの漏洩を防げるか」といった点でした。こうした懸念点について「ミテシル」は、ストリーミング配信であることに加え、認証機能やログイン時の2段階認証など、様々なセキュリティ機能が備わっていました。現時点では、2段階認証は用いず、他の機能を用いてカリキュラムを提供していますが、セキュリティ面で十分機能を満たしていた点が「ミテシル」を選ぶポイントになっていたのは間違いありません。
理解度の確認には「問題集」を活用
eラーニング形式の学習に対し、当初は「対面時と同様の知識が身につくのだろうか」と感じていましたが、この課題には「ミテシル」の「問題集」が役立ちました。単元が終わるごとに受講内容に関する確認テストを実施することで、受講者の習熟度の測定が可能になっています。また自由回答形式を使用して、受講内容に関する質問受付もおこなっています。
オンデマンド配信なら、受講者が「いつでも・くり返し」視聴できる
「ミテシル」導入においてもっとも期待していたのは、オンデマンド配信による「お客様である受講者が好きなタイミングで、何度でも学習できる」環境の提供です。受講者は自分のペースで学習を進められるようになり、講師側も柔軟な対応が可能になりました。
約200本の動画をアップできたのは短期間でも操作しやすい仕様だから
現在、当社では動画をすべて内製し、公開から約2カ月で198本のコンテンツをアップロードしています(※2025年2月28日時点)。

教育サービス
コンテンツ選択画面(カテゴリで分類整理して表示)

教育サービス
動画視聴後の問題回答画面(テスト機能)
受講者が業務の隙間時間で取り組めるよう、学習内容は章立てして細分化、各動画はおよそ10分以内にまとめています。 「ミテシル」は受講者にとって受講しやすいUIなのはもちろん、管理面でもシンプルで操作性が高く運用しやすく、短期間で多くの動画を公開することができました。
無償・有償コンテンツの出し分けが可能になり、柔軟な運用を実現
「ミテシル」には、無償で視聴できるセミナーアーカイブなどの動画と、有償で受講できる教育サービス動画をアップロードしています。お申し込み者の利用登録状況に応じて、こうしたコンテンツの出し分けができる点にも非常に満足しています。
コンテンツ視聴のためのアカウントは社外の受講者向けをメインに発行しており、今後もこの数を増やしていきたいと考えています。また、社内向けにもアカウントを発行しています。当社のサービスを社内で共有するのはもちろん、教育サービスチーム以外の社員からの受講者目線によるチェックを行い、コンテンツの質を高める目的でも発行しています。
安定した動画配信でのコンテンツ提供と運用負担の軽減を両立
Jストリームは動画配信事業の歴史の長い企業です。安定した環境で、トラブルなく利用できている点も評価しており、引き続き高いサービスの安定性に期待しています。
利用を開始したばかりでなので、費用対効果の面ではまだ評価段階ですが、「ミテシル」は期待するリターンに対して適正な価格設定であると考えています。今後、運用を続ける中でさらなる価値を引き出していきたいです。