動画によるDX推進とは? 成功のポイント、活用シーンや企業事例を紹介

2024.09.30

J-Stream Equipmedia

動画配信

動画によるDX推進

ビジネス環境が急速に変化する現代において、企業の競争力維持・向上にはDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が不可欠です。このDX推進において、動画コンテンツの戦略的活用が注目を集めています。DX推進において動画はどのように活用できるのでしょうか。動画を活用するメリットはどのような点にあるのでしょうか。

この記事では、DX推進において有効である動画の活用について、その必要性や効果、具体的な活用シーンや活用のポイントを紹介します。

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1. DXの必要性とは?

「動画がDX推進に効果的な理由」のイメージ画像

DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略語であり、データやデジタル技術を活用して製品やビジネスモデルを変革していく取り組みを意味します。

デジタル技術が発達した現代において、ビジネス環境は急速に変化し続けており、従来のやり方を維持したままでは顧客のニーズに対応できません。つまり、競合他社との競争で勝ち抜くことも困難です。

DXを進めていく上で有効な手段の一つが、動画を活用した情報共有です。社内の情報共有や人材育成、マーケティングやカスタマーサポートにおいても動画の活用が有効です。

2. 動画がDX推進に効果的な理由

「動画がDX推進に効果的な理由」のイメージ画像

動画を活用したDX推進には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

一つは「たくさんのことを素早く伝えられる」という点です。動画は短時間で多くの情報を視覚的に伝えられます。もう一つは「正確に情報を伝えられる」という点です。文章や口頭の説明では解釈や理解のずれが生じることがありますが、動画を活用すれば言葉での説明が難しいことも視覚的に伝えられます。たとえば、システムの操作方法などは実際に操作している画面を見せることができ、誤解も少なく理解促進ができます。

その他にも、以下のような点がメリットとなるでしょう。

  • 視聴者の記憶に残りやすい
  • 場所や時間を問わず視聴できる
  • 視聴データを活用できる

このような動画のメリットはDX推進における武器となります。

実際に、当社が行った調査では、動画活用によって施策の実施成果が「高まると思う」と答えた人が81.2%にも上りました。また、Web サイトにおける動画コンテンツの重要性について「動画があった方が良い」と回答した人は69.9%となりました。

「Q. 動画を活用することで、施策の実施成果は高まると思いますか?」の結果のグラフ
「Q.あなたにとってのWebサイトにおける動画コンテンツの重要性を教えてください。」の結果のグラフ

調査結果からも、動画による情報共有はDX推進を実現する上で有効だといえるでしょう。

3. DX推進における動画の活用シーン

DX推進における動画の主な活用シーンを「社内向け」「社外向け」それぞれについて紹介します。

社内向け

人材育成のための研修

老舗中華料理チェーンにおいて、1,000名の店舗スタッフ教育のために動画ポータルサイトを構築されています。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

社内のノウハウや技術の情報共有

約200本の動画やドキュメントを生産部門や開発部門など技術系社員約800名に向けて共有し、社内DXを実現されています。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

部門間や従業員間のコミュニケーション活性化

「会社とのつながりが持ちにくい」「コミュニケーションが不足している」といった課題を解決すべく、動画ポータルサイトで従業員3,500名超に向けて400本を超える動画を共有されています。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

社外向け

営業・マーケティング活動におけるサービスや商品の紹介

サービス紹介を目的としたWebセミナーにて、ライブ配信のトラブル低減に有効な疑似ライブ配信を活用されています。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

カスタマーサポート・カスタマーサクセス

「製品の取扱説明動画(動画マニュアル)」「オンライン展示会でのライブ配信」「事業者様向け限定ウェビナー」などに動画配信を活用されています。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

人材採用のための採用動画の提供・採用後の新入社員教育

就職活動中の方に向けて「働きやすさ」を社員インタビューで伝える採用動画を活用されています。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

4. 動画を活用した業務フロー

「動画を活用した業務フロー」のイメージ画像

動画の活用により営業などの業務プロセスが効率化されるステップを、「社内向け」「社外向け」それぞれについてご紹介します。

社内向け

社内向けに動画を活用する場合は、以下の流れで業務に定着させます。

  • 社内における動画資産や共有すべき情報を把握する
  • 動画共有のための場所(動画ポータルサイト)を構築し動画を共有する
  • 動画の視聴データを収集し、分析する
  • 動画の拡充や最適化、動画ポータルサイトの利便性強化などに努め、活性化に取り組む

社内には様々な動画資産がすでにあったり、また共有すべき情報にあふれていたりします。しかし、組織の壁の中で適切に共有や活用がなされていないことが多くあります。適切にそれらを共有することで、組織変革を促進できるでしょう。

社外向け

社外向けに動画を活用する場合は、以下の流れで業務に定着させます。

  • 動画を制作し、顧客向けに活用する
  • 動画の視聴データを収集し、分析する
  • 分析結果をもとに、顧客に合わせた提案を行う
  • 成果を評価し、動画コンテンツの制作や営業プロセスの改善を繰り返す

動画を1本制作し活用するだけではDXは進みません。動画を業務に活用し、効果検証と改善を図ることで、初めてDXが実現します。顧客がどの部分に関心を持ち、どのくらいの時間視聴したかといったデータを継続的に分析することで、顧客の関心やニーズを把握でき、顧客対応の質が向上するだけでなく、営業プロセス全体のデジタル化も進むでしょう。

5. 成功のためのポイント

動画を活用したDX推進に成功するためのポイントは、以下のとおりです。

運用・管理に負荷をかけない

動画はどうしてもファイルサイズが大きくなるため、自社サーバーでファイルを管理していると保管場所に困る場合があります。また、内容の更新や公開期限の設定などの運用についても、管理者や運用者にかかる負荷軽減を考慮しなければなりません。

動画を一元的に管理する

動画を一元的に管理することは、組織内のコンテンツ運用を効率化する上で重要です。複数部署での個別管理は、動画の保管場所が分散し運用が複雑になります。さらに、これにより、視聴者が必要な動画にアクセスしづらくなる問題を引き起こします。

効果検証を行えるようにする

コストや時間をかけて動画を作成するのですから、動画活用が効果を発揮しているかを検証することは重要です。効果検証を行うために、視聴者数や視聴時間などのデータを収集できるようにするのがよいでしょう。

上記3つの成功のポイントを達成するために有効なのが、「動画配信プラットフォーム」の活用です。動画配信プラットフォームは、動画配信とその管理に必要な機能・ワークフローをワンストップで提供します。
特に、有料の法人向け動画配信プラットフォームには、動画コンテンツの管理やセキュリティなどの配信設定、あらゆる端末で視聴を可能にするマルチデバイス配信対応、アナリティクス機能など様々な機能とワークフローが備わっており、以下のような特徴により、動画を活用したDX推進において有効な選択肢となります。

  • スモールスタートで手軽にDXを実現したい人など、誰でも容易に利用できる
  • 動画の管理に特化したサービスであるため、管理に手間がかからない
  • ポータルサイト上で一元的に動画が提供されるため、視聴者が動画を探しやすい
  • 動画の視聴状況を収集し、管理画面から視聴状況の確認を行える機能が備わっている

6. まとめ

この記事では、動画を活用したDXについてご紹介しました。DX推進に動画を活用する場合、機能性や安全性などのため有料の法人向け「動画配信プラットフォーム」の利用を検討すると良いでしょう。
当社では、社員向けなど特定の対象者に向けてセキュアに動画を共有でき、認証型のポータルサイトをノーコードですぐに構築できる「EQポータル」機能を備えた、動画共有・配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」(EQ)を提供しています。
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