IT関連サービスを総合的に手掛ける三菱総研DCS様では、サービスの一つとして、人事給与システムおよびアウトソーシングサービスの「PROSRV(プロサーブ)」を提供されています。PROSRVは優れたクラウド型システムに加え、手厚いサポートも特徴で、視聴利便性の高いオンデマンド配信を用い、動画マニュアル提供や情報共有を実践されるなどサポート品質の向上に取り組まれており、お客様のお困りごとに寄り添いながら提供されています。
上記に加え、新規顧客の獲得を目的として、定期開催されているWebセミナーでは、ライブ配信のトラブル低減に有効な疑似ライブ配信を活用されています。またWebサイトでのサービス紹介動画の掲載もされています。これら幅広い用途の動画配信には、J-Stream Equipmediaをご利用いただいています。

実施成果・導入効果
- Webセミナーを疑似ライブ配信で実施し、ライブ配信のトラブルを低減
- 既存顧客向け講習会を、オンデマンド配信に変更し利便性を向上
- ドキュメントのマニュアルに加え動画マニュアルを配信し、サポートを手厚く
事業部門からの要請に応え、動画配信プラットフォームを選定

広報部 桐生 伸喜 様
当社では元々、東京や大阪を中心に集合型でセミナーをおこなっていました。2019年夏にPROSRVの主管部門のHR推進部から要望があり、Webセミナー実施のために動画配信サービスを探し始めました。
Webセミナーであれば参加者の負担軽減や、より広く・多くのお客様にリーチできるといったメリットがあります。
「オンデマンド配信とライブ配信両方ができる」 「複数部門で利用できる」 「容量や流量、ライブ視聴者数」 「動画配信に関する細やかなセキュリティ機能」 「費用」 「サポート」などで条件を満たすサービスとして、Equipmediaを選定しました。
Webセミナーを疑似ライブ配信で実施し、ライブ配信のトラブルを低減
新規のお客様獲得を目的としたWebセミナーでは、疑似ライブ配信を主に利用しています。いわゆる生放送であるライブ配信は、どうしても配信トラブルが起こりやすく運営側にプレッシャーが伴います。
一方、疑似ライブ配信は、あらかじめ収録し編集し終えた動画をEquipmedia にアップロードし配信設定するだけで、セミナー開始時刻になると自動で配信がはじまるので、配信トラブルを大幅に低減できるメリットを感じています。
疑似ライブ配信用の動画の収録や編集は内製しており、現在月1回のペースで疑似ライブ配信を利用したWebセミナーを開催しています。
- [参考]三菱総研DCSイベント・セミナー

HR推進部 企画グループ
勝野 実 様

加えて、Webセミナーのアーカイブを「人事お役立ち動画」として掲載したり、サービスの比較媒体へ出稿したりと二次活用しています。そこまで手の込んだ編集はおこなっていませんが、通常のライブ配信のアーカイブより完成度の高い動画ですので、こうした活用が可能になっています。
顧客向け講習会を、オンデマンド配信に変更し利便性を向上
カスタマーグループは、PROSRVをご利用のお客様サポートを担当するチームです。
新型コロナウイルス流行以前は、「新規契約時」 「ご担当者様変更時」「大きな機能改修(新機能の追加など) 」 「人事給与のスポット業務(年末調整など) 」といったタイミングごとに、定期的に集合型で講習会を開催していました。
現在は、集合型の講習会からオンデマンド配信に変更、移動不要でお客様のご都合の良い時間にご視聴いただけたり、繰り返し視聴いただけたりと、オンデマンド配信ならではの視聴利便性に大きなメリットを感じています。

HR推進部
カスタマーグループ
鈴江 泰子 様

HR推進部
カスタマーグループ
戸羽 千恵 様
ドキュメントのマニュアルに加え動画マニュアルを配信し、サポートを手厚く
カスタマーグループがEquipmediaで配信しているもう一つの用途に、 PROSRVをご利用になられるお客様向けの「動画マニュアル」があります。

ドキュメントのマニュアルの横に動画マニュアルを設置。

スライド資料と音声で構成された動画。カスタマーグループ内でパワーポイントを使い動画を制作。
動画マニュアルは、カスタマーサイトにドキュメントのマニュアルと並べて設置、実際の操作画面を動画でご視聴いただくことにより、操作や動きを分かり易くご確認いただくことが可能となりました。
また必要に応じて、動画マニュアルの視聴URLを、メールでお客様にお送りすることもあります。例えば、お客様へのデータ納品時に、設定方法に関する視聴URLをメールに掲載してお送りした時は、従来は多くいただいていた設定方法の問い合わせが、動画マニュアルの活用によって減少しました。
視聴利便性の高いオンデマンド配信ですが、一方で、 1対1や対面での説明に比べると、お客様の理解度を感じ取ることが難しいという課題もあります。動画の視聴ログを分析することに加え、 “伝わりやすさ”の探求を重ね、よりよいサポートへと改善を続けたいと思っています。
動画収録スタジオ構築や人材育成など、今後も動画活用を推進していく
HR推進部での利用に加え、別部門でもWebサイトでのサービス紹介動画配信など、多部門かつ幅広い用途でEquipmediaを活用しています。
さらに現在は、自社内の会議室を動画収録スタジオ化する準備も進めています。今までは収録の度に出し入れしていた機材を常設することで、より手軽に動画を制作できるようになります。また、動画活用においては人材の育成も重要だと思っており、スタジオ構築や人材育成で環境を整え、動画活用を一層推進していきたいと思っています。