日世様はソフトクリームの総合メーカーです。1951年に日本ではじめてソフトクリームを発売され、現在ではコーン・ミックス・フリーザーなどソフトクリームに関するすべての商品を自社で開発・生産されています。
DXの一つとして動画を活用されており、活用範囲は「ソフトクリームフリーザーの取扱説明動画(動画マニュアル)」「オンライン展示会でのライブ配信」「事業者様向け限定ウェビナー」「営業部門での情報共有」など多岐に渡ります。これらの配信に、Jストリームの動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」をご利用いただいています。
日世のイメージキャラクター、ニックンとセイチャン
事業者様向け限定ウェビナーは、企画から撮影・配信まで日世様が全て実施されています。動画配信プラットフォーム提供に加えJストリームでは、動画内製支援としてプロのナレーター手配を行い、ウェビナー視聴者への伝わりやすさ改善をお手伝いさせていただきました。
実施成果・導入効果
- 取扱説明動画の配信やオンライン展示会、ウェビナー、営業部門への情報共有などにEquipmediaを活用
- 取扱説明動画により、事業者様側での機器メンテナンスがしやすくなり営業担当への問い合わせを削減
- 動画内製支援(プロナレーター手配)により、ウェビナー視聴者への伝わりやすさを改善
動画活用に力を入れていくために、動画配信プラットフォームを導入
日世株式会社
マーケティング部
企画グループ
福西基久 様
当社のマーケティング部は大きく3つのグループに分かれており、私の所属する「企画グループ」は、販売促進に関する幅広い業務を担当しています。ポスターやPOPをはじめカタログやチラシなど営業ツール制作、ソフトクリームのアレンジメニュー開発、展示会やウェビナー開催、営業支援ツールの開発・運用などです。
マーケティングのDXへの取り組みの一つとして、これからは動画活用が必要だと考え、2020年からJストリームの動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」を導入しています。
動画配信プラットフォームの検討時には、YouTubeも選択肢として上がりました。しかしYouTubeの場合、動画再生後に関連動画が出てしまい、いつの間にか全く関係ない動画へと脱線してしまうこともあります。視聴いただきたい動画だけを配信したいと考え、有料の動画配信プラットフォームに絞って検討しました。
機能に加え、Startupエディションが月額5万円というミニマムスタートしやすい価格にも魅力を感じEquipmediaの導入を決定しました。
取扱説明動画により、事業者様側での機器メンテナンスがしやすくなり営業担当への問い合わせを削減
Equipmedia導入後、最初に取り組んだのがソフトクリームフリーザーの取扱説明動画(動画マニュアル)の配信でした。
ソフトクリームフリーザーを導入いただいている事業者様には、チェーン店で多店舗経営されている場合もあります。オペレーションをする方が毎回同じ特定の人とは限りません。アルバイトかつ短期で入れ替わることも多く、機器メンテナンスに関する問い合わせが発生しやすい状況にありました。
そこで動画を用意し、Equipmediaにアップロードした取扱説明動画を、当社のWebサイトに機種別に掲載しました。
取扱説明動画により事業者様側での機器メンテナンスがしやすくなり、営業担当への問い合わせも削減され助かっているとの声をもらっています。
取扱説明動画は、2022年にリリースした飲食店さま向け専用「日世公式アプリ」でも視聴できるようになっています。アプリ内での動画配信にもEquipmediaを使用しています。
オンライン展示会でのライブ配信を内製で実施
2022年5月にオンライン展示会「日世ソフトクリームパーク」を行い、そのなかでEquipmediaを用いたライブ配信を実施しました。「日世ソフトクリームパーク」は、飲食店や食品関連バイヤーその他食品関連企業様を主な対象者とした事前登録制の展示会です。
ビデオカメラやエンコーダーといった機材を揃え、期間中に合計4回のライブ配信を自社スタッフで行いました。このライブ配信をベースにして、引き続き非接触での営業活動をより増やすために事業者様向けの限定ウェビナーの開催を始めました。ウェビナーは現在、月に1回のペースで実施しています。
動画内製支援(プロナレーター手配)により、ウェビナー視聴者への伝わりやすさを改善
ウェビナーを実施する中で課題となっていたのが、配信内容のクオリティでした。当社のウェビナーは自社スタッフのみで運営しています。ウェビナー原稿作成と出演を別々の人間が担当していますが、出演者も社内の人材なので、原稿が棒読みになりがちで視聴者へ内容の伝わり方が弱いと感じていました。
そんな時、Jストリームの営業担当からプロナレーター起用の提案をもらいました。プロナレーターの話し方は間延びせずメリハリがあり、同じ内容でもより情報が視聴者に伝わりやすくなりました。ウェビナーを担当しているチーム内でもクオリティに非常に満足しています。
収録時には、Jストリームから技術的なアドバイスも貰い、音声収録自体の質も向上しました。完成したコンテンツは、今後再放送でも活用する予定です。
営業部門向け情報共有にEQポータルを活用、引き続きJストリームからの支援に期待
その他の動画活用としては、EquipmediaのEQポータル機能で作ったユーザー認証型ポータルサイト内での情報共有があります。営業部門向けに、季節メニューのリリースに伴うレシピ動画や事業者様向けウェビナーのアーカイブ共有などをしています。
ウェビナー開催は今後も継続していく予定です。クオリティ面の課題は解決しましたので、今後は集客をいかに増やすかに注力していきたいと思っています。引き続きウェビナー成果の向上に向け、Jストリームの支援に期待しています。
ご利用サービス
J-Stream Equipmedia
企業における使いやすさと充実した機能を備えた動画配信プラットフォームです。
動画マーケティングや企業プロモーション用途だけでなく、企業内の情報共有や教育・研修まで幅広く利用されており、導入実績数は国内最大級です。
動画内製支援
「動画制作を自分たちで出来るようになりたい」そんなお客様のご要望にお応えし、動画内製に関するさまざまな支援を行っています。