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2020.04.13

ライブ配信:インターネット回線種類と確認のポイント

インターネットライブ配信をおこなうには「カメラやマイクなどの機材」「ライブ機能付き動画配信プラットフォーム(またはライブ配信プラットフォーム)」に加え「インターネット回線」が必要になります。
今回は、自社スタッフでのライブ配信実施をご検討中の企業様に向けて、インターネット回線種類と確認のポイントを解説します。

1.ライブ配信の基本とインターネット回線

下の図はライブ配信の構成例です。使用する動画配信プラットフォームや機材選定、機材数によっては構成が異なります。ライブ配信を実施する場合「ライブ配信実施側」と「視聴者側」でインターネット回線を使用します。

■ ライブ配信実施側

ライブ配信実施側が使うインターネット回線は2つの用途に分かれます。
1つ目は、収録した映像と音声をライブ配信に適した形式や画質に変換し、ライブ配信サーバーに送信するためのインターネット通信です。これは上り(アップロード)方向の通信です。

2つ目は、ライブ配信現場で

  • 視聴確認…ライブ配信が問題なくできているかPCなど端末で確認する
  • 管理画面操作…ライブ配信本番中に、使用している動画配信プラットフォームなどの管理画面にPCでアクセスし、ライブ開始・終了操作やアクセス状況確認などの作業をする

といった用途で使用します。これは下り(ダウンロード)方向の通信です。

■ 視聴者側

視聴者がライブ配信を視聴するためのインターネット回線です。これは下り(ダウンロード)方向の通信を使用します。

2.ライブ配信実施側のインターネット回線

ライブ配信実施側が使うインターネット回線で、1つ目に挙げた「収録した映像と音声を送るためのインターネット回線(上りの通信)」について解説します。以降これを「ライブ配信用インターネット回線」と呼びます。

当社では、ライブ配信用インターネット回線を「専用回線」「既存回線」の2種類に分類しています。
「専用回線」はライブ配信専用に手配・使用する回線のことを指します。「既存回線」はすでに別の用途で設置してある回線で、それをライブ配信に共用することを指します。

さらに「専用回線」「既存回線」の分類に加えて

  • 準備する回線数「2回線」か「1回線」か
  • 接続が「有線(LANケーブル)」か「無線(Wi-Fiなど)」か

といった情報を加えて回線の安定性を定義しています。

インターネット回線の安定性と準備内容

上図の①のように「専用と既存2回線を有線接続」で準備できれば、ライブ配信用のインターネット回線としては理想的といえます。しかし、分類の中では最もコストと準備の手間がかかります。
もし新規にインターネット回線を準備する場合は、NTT(日本電信電話株式会社)に依頼をすることになります。調査や現地での下見、工事などを経て敷設が完了するまで1か月程度期間が必要になります。

ライブ配信の現場対応を外部に委託する場合は、回線手配から依頼することができます。「どの程度の安定性を確保すべきイベントなのか」「ライブ配信本番までの期間」「予算」などをもとに、インターネット回線を決定し準備していきます。

自社会議室などを使って社内スタッフでのライブ配信の検討を始める場合、③のような既存回線を利用するのが主流です。また、iPadなどモバイル端末からライブ配信をする場合は、④の無線接続(Wi-Fi 接続)となります。

3.ライブ配信用インターネット回線確認

■ 回線速度の確認

ライブ配信用インターネット回線は、収録した映像と音声をライブサーバーにアップロードするため、上りの速度確認が重要です。回線速度の確認には下記のようなWebサイトを利用すると便利です。

上記をクリックし、ページ下部の「Upload Speed(上り)」部分から「1000KB (光回線などのブロードバンド)」を選択して「上り速度テスト準備」をクリック、さらに表示されたウィンドウ内の「上り速度テスト開始(アップロード)」をクリックして測定を開始します。

実際にライブ配信に利用する想定のインターネット回線で、データ転送速度の結果部分に5Mbps以上の速度が表示されていることを確認します。bpsとは通信速度の単位で、1秒間に何bitのデータを転送するかを表す単位です。
社内に引かれたインターネット回線をWi-Fi化している場合は、Wi-Fiルーターからの距離が遠かったり障害物があったりすると、電波が届きづらくなりますので、実際に使用する位置でテストをしましょう。

定常的に必要な速度が出ることが大切ですので、3回ほど測定を繰り返して結果が5Mbps以上であることを確認します。「5Mbps以上の速度」は、Webセミナーや説明会などスライド資料を中心とした、動きの少ないライブ配信に適した中程度の画質(500kbps程度)での配信想定です。

■ 通信許可の確認

回線速度に加え必要なのが、ライブ配信のための通信ができる状態であるかの確認です。
例えば当社には、ライブ配信機能付きの動画配信プラットフォームとして「J-Stream Equipmedia」というサービスがあります。 J-Stream Equipmediaを使ってライブ配信をする場合、収録した映像と音声をライブサーバーにアップロードする際RTMPプロトコルを使用します。プロトコルとは、通信機器同士がデータ送受信をする際、スムーズに通信できるための約束事のことです。そのため、ライブ配信用インターネット回線に対してRTMP(1935ポート)の通信許可が必要となります。
こういった、ライブ配信に必要な通信ができる回線状態かどうかは、施設担当者や情報システムの担当部署に確認をしてください。

ライブ配信現場側の2つ目の用途「視聴確認や管理画面操作」のためのインターネット回線は、上記で準備した回線を利用できます。これは下りの通信なので、上りの通信速度には影響しません。

4.視聴者側のインターネット回線

視聴者側は各視聴者の用意する端末とインターネット回線が、ライブ視聴できる環境であることを事前に確認しておくことを推奨します。
下記は、J-Stream Equipmedia動画再生プレイヤーでの動画視聴確認用に当社が用意しているWebページです。

ページに記載の「確認方法」に沿って進めていくと「動画視聴の確認結果」が表示されます。〇×で結果が分かりやすく表示され、視聴に問題がある場合は原因や解決方法を確認できます。

事前にライブ配信の視聴者に向けて、確認ページURLを送付し視聴確認を済ませておけば、本番での視聴機会損失を低減させることができます。

以上、ライブ配信用インターネット回線種類と確認のポイントについて解説しました。
当社では、お客様自身の操作だけでいつでもライブ配信が可能な「J-Stream Equipmedia 」を提供しております。企業の動画活用に必要なあらゆる機能を装備しながら、5万円から始められる動画配信プラットフォームです。30日間無料でお試しいただけますのでご興味のある方はお問合せください。

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