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2021.03.22

ライブ配信:エンコード/エンコーダーとは? ソフトウェアとハードウェア、モバイルエンコーダーの解説

YouTubeや当社の動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」では、ライブ配信をおこなう際に「エンコード」と呼ばれる工程が必要になります。このエンコードをおこなうのが「エンコーダー」なのですが、エンコードにはいくつかの方法があります。今回は、これからライブ配信に取り組みたいという企業のご担当者様に向けて、エンコード/エンコーダーに関する基本的な解説をします。

1.エンコードとは(ライブエンコードとは)

ライブ配信におけるエンコードとは、カメラ映像や音声をインターネット伝送に適した形式やビットレートに変換することを指します。動画制作にもエンコードと呼ばれる工程があり、これとは区別するため「ライブエンコード」とも呼ばれます。

2.エンコーダーとは

ライブエンコードをおこなうソフトウェアや機器などを指して、エンコーダーと呼びます。
エンコーダーには

  • ソフトウェアを使ったエンコード「ソフトウェアエンコーダー」
  • ハードウェアを使ったエンコード「ハードウェアエンコーダー」
  • iOSなどアプリを使ったエンコード「モバイルエンコーダー」

などがあります。
以降でそれぞれ解説していきます。

3.ソフトウェアエンコーダー

ソフトウェアタイプのエンコーダーです。無料で手に入るものもあるため、ライブ配信をできるだけ低コストで始めたいと思う場合、関心を持つこともあるでしょう。

無料のソフトウェアエンコーダーでは「OBS Studio (旧Open Broadcaster Software)」が、有料のソフトウェアエンコーダーでは「Wirecast」が有名です。
ソフトウェアエンコーダーはライブ配信と映像録画が可能になっているものが一般的です。WindowsやMacなど様々なOSに対応しており、画面操作だけで表示する映像や音声の選択がおこなえます。タイトルなどを記載した静止画像を映像に追加し、クリックとドラッグにより位置やサイズが調整できるものもあります。
当社では、機能と安定性からWirecastを推奨しています。

ソフトウェアエンコーダーを使用する際、重要になるのがソフトウェアをインストールするパソコンのスペックです。かなりハイスペックなパソコンでないと、ソフトがうまく動作せずライブ配信に支障が出ます。
また、映像や音声をパソコンに取り込む際にキャプチャーボードが必要になります。加えて、ソフトウェアの操作方法の理解やライブ配信本番でのオペレーションなども必要になります。

こういった点を加味すると、ソフトウェアエンコーダーを使ったライブ配信は比較的難易度の高い方法といえます。

4.ハードウェアエンコーダー

ハードウェアエンコーダーとはエンコード専用の機器のことです。
当社では、設定や操作のしやすさと安定性から「LiveShell PRO」を推奨しています。価格は7万円程度で購入できます。

ソフトウェアエンコーダーを使用する場合と異なり、キャプチャーボードを別途用意しなくても、ハードウェアエンコーダーにHDMIケーブルなどで映像と音声を取り込むことができます。
また、エンコーダーに映像と音声を取り込む前に、スイッチャーと呼ばれる機材を追加することもできます。スイッチャーを使うことで複数カメラの映像やスライド資料映像を切り替えたり、組み合わせたりといったライブ演出ができます。このようにライブ配信に拡張性を持たせることができるのも、ハードウェアエンコーダーを使ったライブ配信の利点の一つです。

ハードウェアエンコーダー自体は、接続・設定手順も比較的シンプルですので、安心してライブ配信本番に臨むことができます。

5.モバイルエンコーダー

スマホやタブレットなどモバイル端末を使ったライブ配信のためのアプリです。当社の場合、Equipmediaご契約者様向けに「EQライブキャスト」というiOSアプリを無償で提供しています。

iPhone/iPadにEQライブキャスト(iOSアプリ)をインストールすることで、撮影した映像をそのままライブ配信することができます。ソフトウェアやハードウェア型のエンコーダーより、手軽にライブ配信ができる点が魅力です。

以上、これからライブ配信に取り組みたいという企業のご担当者様に向けて、エンコード/エンコーダーに関する基本的な解説をしました。
エンコーダーだけでなく、ライブ配信したい内容や運用スタッフの体制やスキルによっても最適な機材構成は変わります。自社スタッフでのライブ配信をご検討中の企業様に向けて『ライブ配信実践ガイド』を配布中です。ぜひダウンロードして活用ください。

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