2024.08.22
動画配信
動画内製化
動画内製に取り組む企業様が増えている一方、「属人化やノウハウ不足などの課題」「苦労して動画を作ったのに思ったほど視聴されていない…」といったお声もよく耳にします。
そういった悩み解消のお役にに少しでも立てればとの思いから、動画撮影&編集のレクチャー会を開催しました。今回はその模様をレポートします。
当社で主催しているセミナーはオンライン配信(ウェビナー)を中心に開催しています。視聴満足度と参加しやすさのバランスを考えながら、30分~長くても1時間以内で開催することが基本です。
しかし今回は「動画内製から配信方法までプロが教えます」として広い範囲をテーマとしたこと、また実際に撮影機材を見ていただいたり、動画編集の制作工程を見ながら気になった点を気軽に質問いただいたりといった場にしたかったので、約2時間30分かつ会場での開催としました。
レクチャー会は、途中休憩をはさみながら下記の流れで進行しました。
講師:株式会社Jストリーム
デジタルクリエイション部 2課 課長 笹川 智弥
映像業界でのキャリア15年以上。企業VP、Webプロモーション動画、広告、マニュアル動画など、多数映像案件のディレクション、プロデュースを行っています。
司会:株式会社Jストリーム
マーケティング部 セールスプロモーション課 井上 裕史
2017年Jストリーム入社。業界を問わず幅広い層の顧客を持ち、フィールドセールスに従事。2021年からはマーケティング部へ異動、現在はセールスプロモーションに携わっています。
まずは講義です。会場の広さの都合もあり、少人数向けで開催させていただきました。
会場には、すでに動画内製に取り組まれている企業のご担当者様がご参加くださいました。
当社調査データも交えながら、「動画活用の効果」や「動画施策の良い点」などを確認。「なぜ動画は伝わりやすいのか」を動画の構成要素を分解しながら考えていきました。
また「動画制作の基本の流れ」の確認部分では、企画と効果検証の重要性をお伝えしました。動画制作後は、動画の視聴分析やアンケートによる評価・コメントなどを踏まえて、PDCAを回していく必要があります。
講義に続いて動画撮影の実践です。今回は「自社サービスを販売代理店向けに紹介する動画の制作」をテーマに、プレゼン動画の撮影のレクチャーを行いました。場所はふだん会議室として利用している部屋です。
会議室は撮影に最適化した場所ではないので、照明を足したり、音の発生に気を使ったりという注意点があります。また、出演者の話している声が明瞭に撮れることも重要です。「マイクは有線・無線どちらがいいのか?」「ピンマイクの付ける位置は?」「録画のバックアップは必要か?」といった質問もいただきながら、レクチャーを進めていきました。
続いて、先ほど撮影レクチャーで撮った素材を元に編集レクチャーです。「言い間違い部分の差し替え」「字幕挿入」「タイトルアニメの挿入」「動画の書き出し」など基本の流れを解説していきます。
「カットをつないだ場合、クロスディゾルブは必要?」「書き出しの音声ビットレートの最適解は?」「資料を映したディスプレイ画面を直接撮影して、プレゼン資料が見にくい場合はどうしたらいいの?」などのご質問をいただき、実務での経験例なども交えながら回答していきました。
動画制作が終わったら動画活用です。動画を内製化する体制ができ動画活用が進むと、動画本数はどんどんと増えてくるでしょう。
一方で動画本数が増えたことにより、
といった課題が生まれてきます。
冒頭の講義でも触れたように、動画制作では「企画と効果検証」が重要です。
動画制作では企画時に「目的・ターゲット・視聴状況」を決めるのですが、それに伴って必要な視聴環境も明確になります。社内向けや販売代理店向けなど、特定の対象者に向けて動画を活用する場合、「動画ポータル」という動画共有の場を構築するのがおすすめです。
そこで今回は当社「EQポータル」を例に、認証型ポータルサイトのデモンストレーションを行いました。
「EQポータル」ならノーコードで動画サイトを構築・運用できます。また個人単位で動画の視聴状況を細かく把握することが可能です。さらには利用活性に役立つ機能も備わっているため、運用負荷の軽減を図りながら動画活用に取り組めます。
こうして、動画撮影&編集レクチャー会を無事終えました。動画内製のスタイルは企業様によって異なり、その課題もまた様々です。今回のレクチャー会だけで全ての課題を解決いただけたわけではないと思います。
今後のレクチャー会開催は未定ですが、引き続きセミナーやブログ・お役立ち資料など様々な方法で、動画活用のお役立ち情報を提供し続けたいと思っています。
当社は動画活用のお役立ち情報の提供に加え、動画制作のプロフェッショナルによる「動画内製化支援」「ライブ配信・収録機材導入支援サービス」に加え、「動画企画制作」「動画配信プラットフォーム」「ライブ配信サービス」なども提供しています。ご関心をお持ちでしたらお気軽にお問い合わせください。
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