ライブ配信チームの特長と“改善の取り組み”
～配信設定データベース＆配信設定確認ツールの紹介～

2025.03.31

ライブ配信サービス

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Ｊストリームが数多くのお客様のライブ配信を成功に導くその背景には、優れたチームの存在があります。本記事では、Ｊストリームのライブ配信チームの特長と、改善の取り組みとして「配信設定データベース＆配信設定確認ツール」を紹介します。

【記事監修者】株式会社Ｊストリームプラットフォーム本部ライブプロデュース部

《目次》

1. Ｊストリームライブ配信チームの特長
2. 改善取り組み：配信設定データベース＆配信設定確認ツールの紹介
3. まとめ

1. Ｊストリームライブ配信チームの特長

ライブ配信を成功に導くには、担当するチームの専門知識と技術力が欠かせません。Ｊストリームのライブ配信チームは、卓越したスキルと多くの経験を活かし、高品質な配信を実現しています。

専門知識と技術力

「配信技術」「企画演出」「ITテクノロジー」など、ライブ配信チームには様々なスペシャリティを持ったメンバーが集まっており、

など、最新の技術や演出を駆使し、様々なライブ配信を実現しています。

事前準備と冗長化対策

Ｊストリームのライブ配信チームは、事前のテストやリハーサルを入念に行い、配信機材やネットワークの冗長化を図ることを基本に設計します。お客様の大切なイベントをどう設計し実現するか、いつももっと素敵な伝え方を考えるのが、チームのポリシーです。

チームワークとコミュニケーション

Ｊストリームのライブ配信チームでは、案件ごとに専任チームを編成し、緊密なコミュニケーションを図ることで、安定した配信を実現しています。案件終了後は自社内での報告会を通じて、チーム全体で情報を共有します。ナレッジは社内に蓄積し、常に最適な対応ができるよう努めています。

2. 改善取り組み：配信設定データベース＆配信設定確認ツールの紹介

ここでは、Ｊストリームのライブ配信チームの改善取り組みを紹介します。

Ｊストリームのライブ配信チームでは、独自に「配信設定データベース＆配信設定確認ツール」を開発しました。このツールにより、ライブ配信に欠かせない配信設定作業において、ヒューマンエラーの発生を抑制するとともに、案件準備における大幅な工数削減を実現しました。

取り組みのきっかけ

配信に必要な設定は、イベントごとかつ配信するプラットフォーム単位で変わります。以前は、エクセルシートを使って配信設定を管理し、手動でエンコーダーに入力する方法を採用していました。しかし、この方法では入力ミスが発生し、正しく配信ができないなどのトラブルの原因となります。ミスを防ぐために、現場担当者は慎重に入力をしたり、何重にもチェックしたりといった時間がかかっていました。

主な機能

「配信設定データベース＆配信設定確認ツール」は、予めマスターデータをWeb上に保存しておくことが可能です。担当ディレクターは、マスターデータから必要な配信先を選択し、案件毎の配信設定をデータベースに登録が可能となりました。現場エンジニアは、データベースから自身が担当する現場用の配信設定確認ページを開き、エンコーダープロファイルをダウンロードするだけで、すぐに配信を始めることができるようになりました。

また、複数の配信先を一覧でモニタリングが可能なページを自動で生成したり、障害発生時にメインサーバーからバックアップサーバーに手動切り替えを行ったり、追いかけ再生^※1用のキャッシュデータの時限削除^※2など、現場で欠かせないツールを開発、統合することで、ディレクターやエンジニアが、Webツールを開いてすぐに対応ができるように整備しました。

1　ライブ配信では、視聴利便性のためにDVRと呼ばれる機能を用いることがあります。DVRは追いかけ再生とも呼ばれますが、ライブ配信で「一時停止」「巻き戻し」「追いかけ再生」といったプレイヤー操作が可能になり、視聴利便性が向上します。

2　ライブ配信終了後、一定時間経過後にデータは自動削除されますが、お客様の要望に応じて、時間指定で削除するなどカスタマイズ可能です。

ツールがもたらす効果

このツールにより、事前の準備や現場における設定作業において、大幅に時間を短縮しながらヒューマンエラーを抑制、Ｊストリームのライブ配信サービスの安定化に大きな成果をもたらしました。

ライブ配信チームの業務効率化の実現は、お客様に対して高品質なサービスを提供し続けるための取り組みでもあります。今後もこのツールを活用しながら改善を加えていく予定で、さらなる効率化と品質向上を目指しています。

3. まとめ

以上、Ｊストリームのライブ配信チームの特長と、改善の取り組みとして「配信設定データベース＆配信設定確認ツール」を紹介しました。Ｊストリームのライブ配信サービスの品質は、ライブ配信チームの日々の取り組みによるものです。今後もライブ配信チームでは、お客様の期待に応えるために、さらなる挑戦と改善を続けていきます。

記事監修者

本記事は、株式会社Ｊストリームプラットフォーム本部ライブプロデュース部が監修をおこないました。
株式会社Ｊストリームは動画配信の先端企業として、提供したい情報にあわせたコンテンツの企画制作やウェブサイト構築･運用、あらゆる端末に対応した高品質で安定した配信サービスまでをワンストップで提供しています。詳しくは企業情報をご覧ください。