2024.09.30
Grabyoブログの第7回は、今年9月13日~16日にアムステルダム(オランダ)にて開催されましたIBC 2024会場で発表されたGrabyo Producerの新しい編集機能を総括してお届けいたします。
これらの機能は現在、正式なサービスとしての提供準備中となりますことをご了承ください。
ご興味ある内容がございましたら遠慮なく当社までお問い合わせください。
Grabyo Producerでストリームフィードに含まれる音声データに対し、音声テキスト変換AIを使用してSRT、Zixi、RIST、RTMP、RTPなど、制作現場でサポートされているあらゆる形式のライブ出力のクローズドキャプション(cc)をリアルタイムで生成します。
キャプションのデザイン調整および英日/日英の言語対応は現在、鋭意開発中ですが、この機能が実装されることでローカルなコンテンツをあらゆる視聴者に届けられるようになるでしょう。
Grabyo Producerにはリプレイ映像を素早く作成してライブ出力に挿入できるReplayという機能があります。この機能の特徴は、Producerにインジェストされているライブソースを同時録画しておき、リプレイ映像を作成したいときに録画データ(DVR)から映像を切り出してライブ出力に挿入することができることです。
これまではリプレイ映像を作成するときには手動で切り出しポイント(始点~終点)を設定する必要がありました。その作業フローに修正を加え、始点~終点をワンクリックでマーキングしてリスト化できる機能を追加しています。
DVRプレイアウトの一般的な使用例は、ライブ映像のプレイアウトを意図的に遅らせたり、映像ソースまたはカメラからのフィードの以前のセグメントを再生したり、さまざまなISOを使用して新しい角度で以前のセグメントを再生したりすることです。Grabyoが実装しているビデオ/DVRマーカー機能により、制作チームはライブ制作全体を通じてISOとメイン出力のDVRにマーカーを挿入し、これらのマーカーを選択してタイムシフト プレイアウトを開始することができます。
IBC 2024で、Grabyoは初のデスクトップ ソフトウェア アプリケーションであるProducer Gatewayを発表しました。このゲートウェイ アプリケーションは、制作チームのローカルIPネットワークへのブリッジとして機能します。セキュリティ上の理由からブラウザベースのアプリケーションはローカルネットワーク上のすべてのデバイス、機器、周辺機器にアクセスできないため、一部のTVギャラリーや会場での制作統合が制限されます。
そのため、制作チームがすべてのローカル制作機器を超低遅延でGrabyoクラウド エコシステムに安全に接続できるように、ゲートウェイ アプリケーションを開発しました。Producer Gatewayにより、制作チームはローカルカメラのタリーライトなどのツールを接続し、双方向制御により幅広い入力デバイスとハードウェア・コントロールが可能になります。
IBC 2024 Feature Spotlight: Producer Gateway, tally support and more
GrabyoのYoutube公式チャンネルで3本のデモ動画が公開されております。
ご覧になった感想や機能デモに関するご質問等ございましたらお気軽に弊社の営業担当、またはお問合せフォームからお問い合わせください。
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