持ち運びできる「XRバーチャルプロダクション」が登場!
その技術と魅力をご紹介

2023.06.06

動画企画制作

持ち運びできるXRバーチャルプロダクションメインイメージ。

ハリウッドや国際規模の映画で使用されているイメージが強いCG合成技術、XRバーチャルプロダクション。最新の機材がそろったスタジオでしか利用できないイメージがあるかもしれませんが、今や持ち運んでいつでもどこでも実施できる時代が到来しました! 本記事は企業向けの内容です。持ち運びできるタイプを中心に、XRバーチャルプロダクションとはどんな技術なのか解説します。

1. 会議室がスタジオに! CG合成は持ち運びできる時代に

まずはこちらをご覧ください。

会議室での持ち運びできるXRバーチャルプロダクション収録の模様。

まるで情報番組のスタジオで撮影しているかのように見えるこの画像。実はこれ、普通のオフィスの会議室で撮影された画像なのです。

撮影の裏側はこちら。

会議室での持ち運びできるXRバーチャルプロダクション収録の模様。

会議室にグリーンバックを設営することで、小規模なスペースでバーチャルプロダクションを用いた撮影をすることが可能です。カメラの動きにCGがしっかり連動して、違和感のない合成を実現することができます。

ちなみに、当社ではXRスタジオを利用した動画制作・ライブ配信も提供しています。

下記は、XRスタジオでの収録の様子です。

XRスタジオでの収録の模様。

本来、こういったスタジオで使用するものが、持ちべることで活用シーンは広がります。

2. 現実空間と重ねるAR合成も効果的

先ほどはオフィスがスタジオに変わる撮影表現をご紹介しましたが、現実空間をベースにCGデータを合成することも可能です。

下記動画の26秒からをご覧ください。

こうした表現はARと呼ばれる手法になります。展示会場やホテル・オフィスのエントランスなど、その場所を活かした表現をすることができるので、撮影場所に意味を持たせたい映像などで効果を発揮します。

XRバーチャルプロダクションの利用イメージ

また、プレゼンテーションのスライドや新商品の3Dデータなども好きな空間に浮かび上がらせることができるので、プレゼンターの合図で手元に出現させるなど、視聴者の興味を惹きつける演出ができます。

3. XRバーチャルプロダクションとは

改めて、XRバーチャルプロダクションとはどういったものなのかをご紹介します。

XRを解説する図

XRは「クロスリアリティ」の略称です(「エクステンデッドリアリティ」とも呼ばれます)。現実空間にCGなどの仮想空間を融合させ、より拡張的な表現を可能とする手法のことを指します。オフィスの会議室にいる人物が、仮想空間であるスタジオに存在しているかのように表現できていたことがご覧いただけたでしょう。

また、ARは「アーグメンテッドリアリティ」という言葉の略称で、XRに含まれる表現手法の一つです。こちらは現実空間をベースとして、バーチャルな視覚情報を重ねることにより、現実空間を拡張する表現手法となります。

下記は「日テレ news every.」の1シーンです。スタジオの映像に、話題に関するCG演出が合成されています。

毎日見かける情報番組でも、こうしたAR技術は多く利用されています。上記映像でご覧いただいた演出の他にも、スタジオの円卓の中央に映像やタイトルなどが表示される、アナウンサーの横からトピックスが出てくるなど、見覚えのある人も多いのではないでしょうか。

こうした技術を駆使して、普段の撮影をより豪華にすることで、視聴者に強く映像のテーマを訴求することができます。XRもARも合成された様子はディスプレイなどを通して視聴者に届けます。これらのシステムはオンラインイベントの配信や事前収録に向いている演出と言えるでしょう。

4. XRで何ができるようになるのか

では、XRを利用することで今までと違い何ができるようになるのでしょうか。
下記のリストに一例ですがまとめてみました。

  • 現実には再現できない空間・物を撮影することができる
  • 移動の手間を省き、一日に複数の風景・空間で撮影することができる
  • 大規模なセットが不要で会議室レベルの広さで撮影することができる
  • 車などの大きな製品や肉眼で見づらいミクロな部品などを、手元のサイズで表示し説明することができる

などなど、使用例を挙げだしたらキリがありません。

現実の世界の物質からCG世界のデータへ置き換えることで、表現の選択肢は無限大にも広がるのです。また、セットを作る資材を削減することができたり、演者や物品の移動時に発生するCO2を削減できたりするなど、SDGsに貢献する利点もXRバーチャルプロダクションは持ち合わせています。

XRバーチャルプロダクションがDGsに貢献

5. ライブ配信も対応可能

持ち運びができるとはいえ、XRバーチャルプロダクションは準備や調整が大変で、ライブ配信は難しいと考えてはいませんか? このシステムはライブ配信にも対応することが可能です。後から編集ということではなく、リアルタイムでのCG合成を活かすなら、ライブ配信での活用が親和性も高くおすすめです。ライブ配信ならではの視聴者と双方向のコミュニケーションを行ったり、リアクションに応じて準備していたCG演出を切り替えたりと、リアルタイム性を活かした演出も効果的です。

6. 活用シーン:普段の講演会をより効果的に

それでは、具体的な活用例を見ていきましょう。XRバーチャルプロダクションを用いて、普段の講演会をより魅力的に視聴者に届けることが可能です。

例えば、従来であれば講演スライドの横に講師の映像を表示するレイアウトが一般的でしたが、XRバーチャルプロダクションを利用すれば、この動画のように講演資料を人物の横に浮かびあがらせることもできます。
プレゼンターの身振り手振りに合わせてCG演出を足したり、カメラワークを工夫したりすることも可能です。スライドの表示だけではなく、講演のテーマに合わせて空間そのものをCGで切り替えることも視聴者の興味を惹く演出として効果的です。
講演のテーマが環境問題なら森や海などの自然豊かな空間を、テーマが新技術なら近未来なスタジオや都市を舞台に講演を行うのも良いでしょう。

XRバーチャルプロダクション利用イメージ
XRバーチャルプロダクション利用イメージ

現実では講演会場として用意することができない舞台でも、CGで用意することができるのがこのXRバーチャルプロダクションの魅力の一つです。

7. 活用シーン:商品・サービスの魅力を引き立てる発表会を

商品・サービスの発表会では、商材に合った演出でブランディングを引き立てることが重要です。XRバーチャルプロダクションを用いることで、その演出部分を引き立てることが可能です。

下記動画の1分30秒からをご覧ください。

商材に合ったCGを合成することができるほか、訴求したい商品の3DデータをAR合成技術で展示会場に浮き上がらせて観客に披露することができます。また、訴求したい商品が小さな物である場合、細かなディテールまで見せるには工夫が必要です。ですが、ARであれば新商品の3Dデータを拡大表示して、手元に浮かび上がらせながら訴求することができるのです。

8. XRバーチャルプロダクションを活用しよう

以上、最新技術、XRバーチャルプロダクションについて解説しました。ただ、実際にプロモーションやプレゼンテーションの場にどのように活用していいのかわからない、イメージが沸かないというお声もあるかと思います。

表現できることが多様だからこそ、どの演出が一番適しているのか悩んでしまう。そういったお悩みに対して、私たちはお客様の課題に寄り添い、企画・構成から最適な演出プランまでご提案させていただきます。映像配信のプラットフォームを開発している私たちだからこそできるご提案がございます。まだまだ、この技術を活用している一般企業様は少なく、競合他社より一歩早く取り入れることでプロモーション施策での優位性を築くことが可能です。

私たちは、お客様のニーズにただ応えるだけではなく、根底にある潜在的なテーマや課題のコアに踏み込み、動画による解決案をご提示します。また法人向けの動画配信プラットフォームや、プロフェッショナルによるライブ配信サービスまで幅広く対応可能です。

既存の採用コンサルティング会社様とも協力体制を築くことも可能です。ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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