動画の有用性と活用時の注意点 ~調査レポート:業務の中で視聴する動画コンテンツの有用性調査より~

2022.09.27

J-Stream Equipmedia

調査レポート

動画配信

動画コンテンツの活用が拡がりを見せる中で、動画を活用した情報提供は実際に動画を視聴する社員など受け手には、どのように受け取られているのでしょうか。当社が実施した調査では、多くの方が動画は有効と回答する一方、活用時の注意点も見えてきました。本記事では、動画の有用性調査の結果と活用時の注意点を紹介します。

1. 業務の中で視聴する動画の効果

業務の中で動画を視聴することは、多くの方が有用だと感じているのではないでしょうか。当社の調査でも、7割以上の方が業務の中で視聴する動画コンテンツを有用だと感じていると回答しました。

Q あなたは業務の中で視聴する動画コンテンツに有用性を感じていますか?

グラフ(7割以上の方が業務の中で視聴する動画コンテンツを有用だと感じていると回答)

動画コンテンツが「有用」だと感じる点

どういった点で、動画コンテンツを有効だと感じているのか、自由記述で回答してもらいました。「わかりやすさ」「時間」「場所」など、様々な点で動画を有用だと感じていることが分かる結果となりました。回答コメントの一部を紹介します。

「わかりやすさ」に関するコメント

  • より細かいニュアンスが伝わる
  • 動画でしか味わえない臨場感などがあるため
  • 誰にでもわかりやすいし気軽に見ることができる
  • 静止画や言語による描写では伝わらない動きやタイミングについて解り易い
  • 目と耳から入ってくるので、記憶に残りやすい

「時間」に関するコメント

  • 各々のタイミングで見られ・気になったところは繰り返し見られる・1.5倍などの速さで試聴しても内容はちゃんと理解できる動画でしか味わえない臨場感などがあるため
  • 集会や集合教育と比べて、見る時間を選べる、何度も見ることができる、中断可能、などのメリットがあると思います
  • 業務の隙間時間にノウハウや知識を蓄えることができるから

「場所」に関するコメント

  • 場所や時間に制限を受けず情報を取れる点
  • オフィスで完結できる
  • 遠隔で見られる

2. 動画を有用だと感じない理由

先ほどの質問では、7割を超える方が動画コンテンツを「有用」だと回答していましたが、一方で回答者の13.6%の方が動画コンテンツを「有用ではない」と回答しています。

グラフ(動画を有用だと感じていない割合 13.6%)

動画コンテンツが「有用だと感じていない」と回答した方に、どのような点を有用ではないと感じているのか質問したところ、以下のような結果となりました。

Q 動画コンテンツのどのような点を有用ではないと感じていますか?

グラフ(動画コンテンツのどのような点を有用ではないと感じていますか?)

最も多かったのは「長時間のため疲れる」が36.0%、次いで「自分のほしい情報がどこにあるかわからない」が34.7%という結果でした。

3. 【活用時の注意点:1】最適な動画の長さ(尺)とは

最も多かった「長時間のため疲れる」について考えてみましょう。最適な動画尺はどのくらいなのでしょうか?

動画の尺については、当社が実施した別の調査で下記のような結果が出ています。
本調査は、社内コミュニケーション(インターナルコミュニケーション)での動画活用についての調査です。

どのくらいの動画尺が適切なのかを「ちょうど良い尺」と「長すぎる尺」の2つの質問から明らかにしました。

「ちょうど良い尺」と「長すぎる尺」の累積グラフ

「ちょうど良い尺」では3分で累積が過半数に達するため、3分を超えると「ちょうど良くない≒長い」と感じる人の方が多くなります。ただし、3分で「長すぎる尺」と感じている人は19%と少数です。「長すぎる尺」は10分で累積が過半数に到達するため、動画尺は3分以内がベスト、長くても10分未満が適切と考えられます。

もし現在、動画を長めの尺で配信しているという場合は「動画を編集して尺を短くする」「チャプターを付けて長い尺でも視聴しやすくする」など改善余地はないか検討してみましょう。

下記は当社の動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」の場合の例ですが、動画配信プラットフォーム自体に、動画編集やチャプターの機能が付いているものもあります。こういった機能を使えば、今ある動画を手軽により視聴しやすく出来ます。

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4. 【活用時の注意点:2】動画にたどり着きやすくする方法

次いで多く上がった「自分のほしい情報がどこにあるかわからない」については、ポータルサイトに動画を集めることで解決が可能です。

ポータルサイトとは

ポータルサイトの「ポータル(Portal)」は「入り口」「門」という意味で、「ポータルサイト」は、情報に到達しやすくするための入り口となるWebサイトを指します。動画に特化したポータルサイトは「動画ポータル」と呼ばれます。

企業の中で使われる動画の本数が増えてくる要因として、一つの部署、一つの用途で本数が増えることももちろんありますが、多くの場合は、全社的に動画の利活用が促進され、複数の部署、複数の用途での動画が作られ始めることによります。この際、動画の活用にルールがなければ、視聴者である従業員は、どこにどんな動画があるのか、毎回探す必要が生じます。

動画がポータルサイトなどに1か所に集められていることに加え、分類・整理して動画が掲載してあったり、検索機能やブックマーク機能・自分の閲覧履歴表示があったりすることで、必要な動画をスムーズに探しやすくなります。さらに、ポータルサイトに到達した際に自分が見るべき動画が提示されていれば見逃しを防止できます。

5. 動画配信プラットフォームで動画ポータルを簡単に実現

ポータルサイトは、動画配信プラットフォームを使うことで、簡単に準備することが出来ます。ここでは、当社の動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」を例に紹介します。

Equipmediaポータル機能

Equipmediaのポータル機能は、Businessエディション以上に標準搭載されている機能で、利用することでユーザー認証型のポータルサイトを簡単に作成・公開することができます。

Equipmediaのポータル機能のご利用イメージ

ポータルサイトの作成・公開には、htmlや動画配信のタグなどの知識は不要です。
公開までの手順も簡単で、大まかに紹介すると下記のようなステップになります。

ポータルサイトの作成・公開の手順

Equipmediaのポータル機能では、ユーザーグループごとに公開するコンテンツやお知らせを出し分けることが可能です。ユーザーグループの設定も非常に柔軟で、グループは階層構造化することが可能です。
すべての作業を管理画面から行うことが出来、前述したように、htmlや動画配信のタグなどの知識は不要です。

こうしたポータル機能は、動画配信プラットフォームによって有無が異なったり、有る場合でも機能や使い勝手が異なったりしますので、興味がある方は問い合わせやトライアルをしてみると良いでしょう。

以上、当社調査から、動画の有用性調査の結果と活用時の注意点を紹介しました。本記事でご紹介したのは調査内容の一部となります。調査全体をご覧になりたい方は、下記よりダウンロードのうえご覧ください。

当社では、動画活用にまつわるお役立ち情報の提供に加え、企業における使いやすさと充実した機能を備えた動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia(イクイップメディア)」を提供しています。

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30日間無料でお試しいただけますのでご興味のある方はお問い合わせください。

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