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2021.08.25

動画の画質とは? 高ければいいの? 最適な動画配信のための画質の基礎知識

最適な動画配信画質とは

「この動画は画質が悪い(良い)」という場合の「画質」は、動画を見た際に人が感じる印象のことです。動画の画質の良し悪しには、「解像度」「ビットレート」「フレームレート」などいくつかの要素が関係しています。そこで今回は最適なインターネット動画配信を行うための、画質の基礎知識について解説します。

1.動画の画質とは? 動画の画質を決める要素

動画の画質を決める要素

冒頭で『動画の画質の良し悪しには、「解像度」「ビットレート」「フレームレート」といった要素が関係している』と書きました。
画質の高い動画にするためには、「解像度」を大きく、かつ「映像ビットレート」も高くする必要があります。また、フレームレートは数値が高ければ動画の動きはより滑らかになりますが、そのままでは1フレーム当たりに割り当てられるデータ量の割合が小さくなるため、映像ビットレートをさらに高く設定しなければいけません。

■ 解像度とは

動画の解像度とは画素数のことです。横×縦のピクセル数で表記されます。1280×720pxなどと表記され、数値が大きいほど解像度は高くなります。解像度は「動画サイズ」と呼ばれることもあります。「SD、HD、フルHD、4K、8K」といった呼び方で目にしたこともあるでしょう。想定する視聴環境に合わせて選択します。大きくするほど高い映像ビットレートが必要になります。解像度について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

■ ビットレートとは

ビットレート(bitrate)とは1秒間あたりのデータ量のことです。動画ビットレートには「映像ビットレート」「音声ビットレート」の2種類があります。数値を大きくすれば画質・音質が良くなるといえますが、一概に「高ければよい」という分けではありません。ビットレートについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

■ フレームレートとは

フレームレートとは、1秒間に何枚のフレーム(静止画像、コマ)を表示するかを表す単位です。単位にはfpsが使われ、30fpsだと1秒間に30枚のフレームを表示するという意味です。
インターネット動画配信では一般的に30fpsが選択されますが、動きの少ない動画の場合は15fpsでも問題ない場合もあります。フレームレートについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

2.高い画質が必要な動画とは?

映画やプロモーションビデオ、コンサート、演劇といった動画は、高い画質・音質で視聴する方が細部まできれいに見えたり、音質が良かったりとメリットが多くあります。また、スポーツやゲームなど動きの激しい動画も高い画質で配信したい動画の一つです。画質が低いとブロックノイズと呼ばれる四角いモザイク状の荒れが発生します。また、広告宣伝用途の動画も、配信側は特に画質を気にするのではないでしょうか。

高い画質が必要な動画

3.高い画質のデメリット

ビットレートが高くなるのと比例して、動画ファイルの容量も上がります。動画ファイルが大きくなると、動画をインターネットで配信する際、視聴者のインターネット環境によっては再生がスムーズにいかない場合が発生しやすくなります。また、視聴時のインターネット通信量も多くなります。
配信者側でも、配信サーバーのストレージ容量や、配信流量(データ転送量)などに影響します。ストレージ容量、動画流量(データ転送量)について詳しく知りたい方は下記を参考になさってください。

4.動画に合わせて適切な配信を

講演会やセミナーといった動きの少ない映像であれば、SD(720×480px)やHD(1280×720px)といった解像度かつ低めの映像ビットレートでも視聴に充分な場合も多いといえます。もちろん、画質が高い方が資料の細かい部分まで見やすいメリットがあります。

視聴者視点で考えれば、あらかじめ複数の画質の動画ファイルを用意しておき

  • 任意で画質を変更できるように動画を配信する
  • 視聴環境に合わせて、自動的に最適な画質に切り替わるように配信する(アダプティブビットレート/ABR)

といった配信をする方が視聴利便性は高いといえるでしょう。

■ プレイヤーでの動画の画質変更イメージ

プレイヤーでの動画の画質変更

■ アダプティブビットレート/ABRとは

ストリーミング配信の機能の一つです。特にオンデマンド配信では視聴通信状況に合わせて動画の画質を自動的に切り替える仕組みが実装されている場合が多く、通信状況が悪い場所で視聴している場合はもちろん、視聴途中で通信状況が悪化した場合でも再生が途切れにくく快適に視聴ができます。

以上、最適な動画配信のための画質の基礎知識について解説しました。
動画配信には、動画配信プラットフォームを使うのが主流になっています。動画配信プラットフォームの多くは、デバイスや帯域にあわせて動画を複数の形式に自動的にトランスコードする機能(エンコード済みの動画ファイルを元のデータに戻さず別の形式に再エンコードする機能)を標準搭載しています。

当社の動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」でも、1つの動画をアップするだけで、自動的にパソコン、スマートフォン、タブレット向けの動画配信ファイルを生成します。しかも1つの貼り付けタグで対応できるので、デバイス毎に動画を個別運用する手間を省くことができます。
またオンデマンド配信では「デバイス別画質設定」と「デバイス別デフォルト画質指定」を活用いただくことで「視聴者に、PCでの視聴時は極力高画質な状態で視聴させつつ、スマートフォンからの視聴時には過度な通信量の発生を抑える」といった、視聴者の満足度向上が図れます。

その他にもEquipmediaでは

  • 再生プレイヤーの作成・管理
  • 動画視聴や管理画面へのセキュリティ対応
  • 視聴解析機能
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なども備えており、Web管理画面上で管理・運用を一元化できます。
30日間無料でお試しいただけますのでご興味のある方はお問い合わせください。

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