2021.06.16
新型コロナウイルスの感染拡大を受けより活用が進んでいる動画。今回は2021年3月に当社が行った企業向けの調査結果から、動画活用にかけた予算と、動画の制作方法(自社内で制作しているか外部に委託しているかなど)を紹介します。
調査は「ご自身の業務で動画活用施策を企画・運営した」と回答した全国20代〜60代の会社経営者、役員、及び会社員1,770人に対して、その導入の詳細に関して調査したものです。
「動画活用施策にかけた予算はどれくらい?」という設問に対して、69.9%が100万円未満と回答しました。予算は動画制作・配信の合計です。
予算の内訳としては
予算を「かけていない」という回答も10.4%ありました。
補足として、調査対象者がこの1年で取り入れた動画活用施策は下記のような回答結果でした。
会社説明や商品説明・デモ動画・実演販売など社外向けの取り組みも多くありましたが、それ以上に教育・研修や、業務マニュアル、トップメッセージなど社内向けの施策が取り入れられ上位を締めました。
動画配信の費用は用途と配信の規模や配信の期間で変わります。不特定多数へのオープンな動画配信でかつ実施要件に合っていれば、YouTubeを使うことで費用を抑えることが可能です。
社内向け配信の場合は動画内に機密情報を含むことがありますので、動画配信の方法には注意が必要です。セキュリティに配慮した動画配信のポイントを知りたい方は下記を参考になさって下さい。
「動画はどのように制作しましたか? 最も頻度が高い方法を答えてください」という設問に対し、最も多く選ばれた回答は「経験のある社内スタッフが動画編集ソフト等を使って制作(36.0%)」でした。
2位「経験に左右されず使える動画制作ツールを導入し社内で制作(24.6%)」、3位「モバイル端末に専用のアプリをインストールし制作(17.0%)」を合わせると、合計で77.6%が自社内で動画制作を行なったという結果になりました。
もちろん「最も頻度が高い方法」への回答なので、全ての動画を自社内で制作しているということではありませんが、多くの企業が自社内で動画制作を行っていることが分かりました。
動画制作経験のある社内スタッフがいない場合、自社内で動画制作ができないというわけではありません。動画は、求める質によって制作にかかる時間や費用・必要な知識などが大きく変わります。
動画制作は本格的に始めるとなると準備や知識習得だけでも大変ですが、制作しやすい社内向けの動画から取り組んだり、身近なツールをうまく使ったりすることで、ハードルがグッと下がり動画制作未経験者でも無理なく制作できるようになります。
実践ガイドを配布中です。実際に動画制作に取り組みたいという方はぜひダウンロードして活用ください。
以上、企業向け調査結果から、動画活用にかけた費用と動画の制作方法(自社内で制作しているか外部に委託しているかなど)を紹介しました。その他の調査結果をご覧になりたい方は、下記より調査資料をダウンロードしてご確認ください。
本調査では
といった調査結果も掲載しています。
■調査概要
【調査期間】2021年3月2日~3月9日
【調査対象】ご自身の業務で動画活用施策を企画・運営したと回答した、全国20代〜60代の会社経営者、役員、及び会社員
【調査方法】インターネット調査
【回答数】1,770人
※コロナ環境下のこの1年で動画活用施策を導入したと回答した方は1,586人
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