「動画内製」取り組んでみたけれど…
~動画内製時のよくある課題と解決策 【編集編】~

2019.02.14

動画企画制作

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動画内製化

高まる動画活用ニーズと、撮影機材や編集ツールの低価格・多様化から身近になった動画内製。当社では、企業様の動画活用を支援させていただく中で「動画内製に取り組んでいるが課題を感じる」とのお声をいただくことがあります。
動画制作の工程は大きく分けて「企画」「撮影」「編集」ですが、今回は「編集」にクローズアップしてよくある課題と解決策について紹介していきます。

<動画編集でよくある課題>

  • 編集ソフトは、高性能PCが必要
  • 編集ソフトは多機能で使いこなせない
  • 撮影者から編集者へ素材受渡しが大変
  • 編集は個人作業が多く進捗が見えない
  • 映像尺が長いとレンダリングに時間がかかる

1. 環境準備でのつまずき…高性能PCの手配

動画編集ツールはたくさん市場に出回っています。プロユースのものから、個人のSNS用動画の編集に特化した無料のものまで、PC向けやスマホ向けなど様々です。
企業が動画編集を内製化する場合、個人の趣向で選ぶわけにはいきませんので、何をやりたいのかを整理してそれに合ったツールを選んでいくことになります。

何をやりたいのかを整理する際、起こりがちなのが「あれもやりたい、これもやりたい」と欲張りになることです。やりたいことが増えれば、当然多機能なツールを選択する必要がでてきます。
多機能な編集ツールを導入しようとすると、PC向け編集ソフトが候補になります。その際、一般向けPCでは性能不足でインストールできなかったり、インストールできてもソフトの動作が遅かったりしてしまいます。
この場合はPCの環境を整える必要がありますが、それが正解かどうかはお客様によって異なります。先に次の課題を見ていきましょう。

2. いざ編集を始めた時のつまずき…ツールが多機能すぎる

やっと環境を整えて編集ツールを使い始めたものの「多機能で使いこなせない」そんな状況になることがあります。そんな場合はどうすればいいのでしょうか。

まずは「使い方を習得する勉強会を行う」という方法です。
自社で使っていきたいツールに関する勉強会を行います。すべてを習得するのではなく、やりたいことに絞って必要な機能の操作方法を学習すると短時間で済み効果的です。当社でも、お客様用にカスタマイズした有償勉強会を開催させていただくことがあります。

他には「やりたいことを整理して、シンプルなツールを採用する」という方法です。
やりたいことをもう一度整理し、だれでもが使いやすいツールを選択します。当社では、動画マニュアル用に機能を厳選した動画編集アプリと動画配信サービスがセットになった「EQ Creative エディション」を提供しております。機能を絞ることで「だれでも使えて、短時間で動画編集が終わる」という特長を持っています。この場合、そもそも高性能PCを準備する必要はなくなります。

ただし、機能を絞った分できることが少なくなります。例えば「凝ったデザインのタイトルを作りたい」といった場合、ツール自体では対応できないので「PowerPointなど身近なものでタイトルカットを作成し、画像として書き出し使用する」といった代替方法をとる必要があります。
また、手書きフリップや差し棒など小物を活用し、撮影に凝ることで編集の負担を下げるのもお勧めです。

3. 内製環境が整った時のつまずき…編集中の進捗不明や長時間作業

編集ツールが使いこなせるようになってからの課題として「撮影者から編集者へ素材受渡しが大変」「編集は個人作業が多く進捗が見えない」「映像尺が長いとレンダリングに時間がかかる」といったものがあります。

素材の受渡しについては、撮影した動画の容量が影響してきます。最近では4K画質に対応したスマホやビデオカメラもありますが、完成時に4K画質が必要ないのであれば画質設定を下げておくことで必要以上に時間がかかることが防げます。
また、Excelや画像などと違って容量が大きく、メール添付しにくい動画素材の受渡しには、ビジネスでの利用に適したクラウドストレージや当社のサービスJ-Stream Equipmediaのような動画プラットフォームを利用するのがおすすめです。

作業の進捗管理には、タスク管理や進捗が見えるツールの活用が検討できます。工程を細かく分解してチケットのように登録することで「どの作業が誰の担当なのか」「どの作業まで完了しているのか」など関係者全員に分かるようになります。

しかし動画尺が長くなればなるほど、動画容量が増えたり編集作業にかかる時間が増えたり、さらには関係者への確認や修正のやりとりが大変だったりして、本来業務に加えての動画内製が負担になってきます。そういった場合は無理に内製をせず「編集はプロに任せる」といった方法もお勧めです。
有償になってしまいますが、社内工数と費用を比較しメリットがあるか検討してみると良いでしょう。

お客様の声を受け、当社ではお客様がスマートフォンで撮影された動画をお預かりしてプロが編集するサービス「動画制作3ステップパッケージ」の提供を開始しました。

撮影したスマホから、弊社準備のクラウド環境にそのまま動画を入稿いただけるので、動画の受渡しが簡単です。家庭用ビデオカメラなどスマホ以外で撮影した動画も入稿可能です。入稿後は時間のかかる編集作業もエンコードもプロに任せられます。ご利用のお客様には撮影時のコツなどのアドバイスも行っています。
もちろん、普段は全て内製で対応し、繁忙期のみ外注を活用するのも良いでしょう。

以上、動画編集に絞って、動画内製時のよくある課題と解決策をご紹介しました。
内製化に取り組む際には様々な課題を経験されると思います。やりたいことの整理や代替案も含め柔軟に検討いただくことで、動画活用が進むと思います。当社も動画活用に関する様々なサービス提供や支援をおこなっておりますので、動画活用に課題をお持ちの企業様はお気軽にご相談ください。

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