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ー 動画配信サービス導入を検討されたきっかけは?
より安全で高機能な動画配信サービスを探していた
これまでもARアプリを使用して動画配信を行っていたのですが、ARだとアプリをインストールできる端末でないと動画を視聴することができないので、今後より多くの生徒が動画を視聴できるように、となった場合にはQRコードまたはURLからアクセスするだけで動画が視聴できる環境を用意する必要があると感じていました。
そこで、Web上での配信に適した安全で高機能な動画配信サービスの導入を考え、探し始めたことがきっかけです。 -
生産管理部 生産管理第2課
(デジタル教科書・教材)
課長
平松 洋一 様
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ー なぜ「J-Stream Equipmedia」を採用したのか?
標準で十分な機能を実装していたこと
サービスで評価している点はやはり機能面についてです。他社との比較も行いましたが、他社だとオプション料金がかかってしまう機能が標準機能としてプラン内に含まれている点はひとつ導入の決め手となりました。
具体的には、再生できるサイトを制限する「ドメイン制限機能」や、動画を連続再生できる「プレイリスト機能」、動画に修正が入った場合でも簡単に差し替えができる「動画の差し替え機能」などです。
現在は、海外製の動画配信サービスも併用しているのですが、価格面は低価格で良いものの、管理画面が使いづらい、問い合わせ対応が英語のみ、動画のダウンロード方法がインターネット上に流布しているなど課題も多く抱えています。
弊社の場合、動画は教科書・教材を購入してくださったお客様のみに配信したいものなので「拡散」よりも「守る」という方が重要です。この観点からEquipmediaの優れたセキュリティ面も評価しています。 -
生産管理部 生産管理第2課
(デジタル教科書・教材)
橋本 拓也 様
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ー 出版業界での動画活用について
アナログ(紙)を補足するものとして活用が続く
まず大きな環境の変化として、2020年度用の小学校の教科書の多くでQRコードが記載され、動画がコンテンツの1つとなっています。教科書に先んじてすでに教材でもQRコードによる動画の活用が始まっており、弊社でも動画対応を進めている状況です。
世間的にもコミック、雑誌、新聞などでも紙媒体自体の電子化が進んでおり、同じように教育業界でもEdTechが注目され、教科書・教材にも変化が表れています。教材と連動したアプリやコンテンツとして動画の役割は大きいと思いますので、今後はますますアナログ(紙)を補足するものとして活用が続くものと考えています。 -
生産管理部 生産管理第2課
(デジタル教科書・教材)
玉木 祐里子 様
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ー 今後の展開
動画視聴のデータ分析、eラーニングなど動画活用を推し進めていきたい
弊社の顧客である学校でセキュリティ上の理由も含めてDVDなどのメディアが使用できない環境が今後増えてくることが予想されます。また、学校のICT環境が整ってくれば、動画などのデジタルコンテンツについては配信することが必要不可欠になってくると思いますし、生徒向けのコンテンツとなればなおさらです。
今後については、まずはEquipmediaから取得できる動画視聴データから「どのようなコンテンツが見られているか」「動画のどの部分で視聴をやめているか」などを分析し、現在の動画コンテンツの企画、内容改善につなげていきたいです。
また、Equipmedia はAPI経由で様々な外部サービスと連携もできるので、将来的にはeラーニングなどでの個別配信も含めてWeb上での動画配信をさらに推し進めていきたいと考えています。
動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia(イクイップメディア)」
J-Stream Equipmedia(イクイップメディア)は、ビジネスシーンでの動画活用を簡単に始められる動画配信プラットフォームです。月額5万円からという価格にもかかわらず、エンタープライズ向け動画配信に求められる多様な機能を備えており、導入数は2,700アカウントを超えています。
実教出版様には、生徒向けの動画コンテンツをWeb上でダウンロードされたりすることなく安全に配信できる動画配信ツールとしてご利用いただいています。
事例のポイント
生徒向けにQRコードなどで紙の教材と動画コンテンツを連携
他社と比較しセキュリティ面など標準で十分な機能を実装していることを評価
今後動画視聴のデータ分析、個別配信などさらに動画活用を推進