ライブ配信の「遅延」を1秒未満に。
超低遅延を実現する『LiveZync』という新たな選択肢

ライブ配信×1秒未満の超低遅延 『LiveZync』という新たな選択肢

ライブ配信において、長年議論されてきた「遅延(レイテンシ)」の問題。視聴者とのタイムラグを抑えたいというニーズは多いものの、遅延は単純に「短ければ短いほど良い」わけではありません。実際、従来HLS(HTTP Live Streaming)配信は、数秒〜数十秒の遅延と引き換えに、高い安定性と大規模同時配信を実現してきました。
しかし、配信の目的によっては、遅延が体験に影響するケースもあります。本記事では「遅延の選び方」を整理しつつ、超低遅延ライブ中継オプション「LiveZync」をご紹介します。

1. 「用途」によって変わる、理想の遅延

ライブ配信においては、視聴者が「見る」だけでなく、「参加する」形の配信も増えてきました。その中で、数秒から数十秒の遅延(レイテンシ)が、視聴者と登壇者のあいだに大きな“温度差”として現れるケースがあります。
だからこそ、遅延を一律に無くすのではなく、配信の内容や目的に応じて「遅延をコントロールする」ことが、重要なテーマになってきています。

超低遅延が真価を発揮するシーン

双方向のコミュニケーション登壇者の問いかけに対し、視聴者が即座にチャットで反応。会話のテンポを崩さないウェビナー
一体感の醸成現地の熱狂を1秒のズレもなく共有。SNSでのネタバレも防げるスポーツ中継やパブリックビューイング
公平性の担保オンラインオークションやクイズ大会など、コンマ数秒の差が結果や公平性に直結するイベント

こうした「1秒未満のレスポンス」が必要なシーンにおいて、最高の結果を出すための選択肢が、超低遅延ライブ中継オプション「LiveZync」です。

2. LiveZyncが解決する「あと一歩」の熱量

こうした「超低遅延が求められるシーン」に対して、LiveZyncはWebRTC(Web Real-Time Communication)技術を活用することで、物理的な距離を感じさせない「サブセカンド(1秒未満)」の伝送を実現します。これは従来のHLS配信を置き換えるものではなく、用途に応じて機能を強化する専用オプションという位置づけです。

LiveZyncは、オランダ発の超低遅延ストリーミング技術「Ceeblue」を活用した次世代トランスコーディング基盤とAWSのグローバルネットワークを組み合わせることで、画質を維持したままの高速処理と、大規模な同時接続にも対応可能なエンタープライズグレードの安定性を実現しています。
「Ceeblue」はWebRTCを使用した低遅延配信技術であり、リアルタイムに近い映像伝送を、大規模な環境にも対応できるよう設計されたプラットフォームです。

LiveZyncが「超低遅延を選択肢にできる」理由

特長導入のメリット
高い拡張性と柔軟な連携iframeをベースとした専用プレーヤーセットを提供。既存システムへの組み込み支援も柔軟に対応可能。
マルチデバイス・アプリ不要特別なソフトウェアや拡張機能をインストールすることなく、主要なブラウザで視聴可能。
視聴者間の同期再生視聴者ごとの再生タイミングのズレを可能な限り抑え、クイズや投票企画などで、ほぼ同時の体験を実現します。
グローバル配信への対応AWSインフラを活用することで、国内のみならず海外の視聴者に対しても、遅延を抑えた均一な視聴体験を届けることが可能です。

3. 国や地域を越えても「ほぼ同時」を届ける、海外配信への対応

従来、海外向け配信では「遅延が大きくなる」「地域ごとに体験に差が出る」といった課題がありました。LiveZyncは、AWSのグローバルネットワーク基盤を活用しており、日本から海外、海外から日本といった国境を越えた配信においても、遅延を抑えたライブ体験の提供を可能にします。

海外拠点を含む社内イベント、グローバル向けのIRやプロダクト発表、国際的なスポーツ・エンターテインメント配信など、「登壇者と視聴者」あるいは「視聴者同士」など、リアルタイム性と双方向性が求められるシーンにおいて、LiveZyncは新たな選択肢となります。

4. まとめ:配信の「目的に合わせた」最適解を

スポーツの速報性を重視するのか、音楽ライブの没入感を大切にするのか、あるいは双方向のオークションを成立させるのか。ライブ配信に唯一の「正解」はありません。
大切なのは、「どのような視聴体験を作りたいか」という目的に対し、最適な技術を選択することです。

特に、双方向性やリアルタイム性が求められる配信、 さらには海外を含むグローバル配信において、LiveZyncは有効な選択肢となります。

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記事監修者

本記事は、株式会社Jストリーム プラットフォーム本部 ライブプロデュース部が監修をおこないました。
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