2022.11.25
JストリームのCDNサービス「J-Stream CDNext」で、オリジンサーバー(Webサーバー)を冗長化している構成(アクティブ/スタンバイ、アクティブ/アクティブ構成)において、フェールオーバー動作のトリガーをオリジンサーバーからのステータスコードを判定条件に動作させる機能「オリジンフェールオーバー条件機能」が追加されました。
「Webサイトをダウンさせたくない」という理由からCDNサービスを導入するお客様は、オリジンサーバーをアクティブ・スタンバイ(或いはアクティブ・アクティブ)の冗長構成で安定した配信を望まれるケースが多数ございます。
しかし、(1台目の)アクティブサーバーのダウンをCDNが早く検知できないことによりスタンバイ(あるいは2台目以降のアクティブ/スタンバイ)サーバーへの切替に時間が掛かり、Webサイトが一時的に正常に表示できない事象が発生することとなります。
これまでCDNextでは、オリジンサーバーの冗長構成において、オリジンフェールオーバー機能の発動条件は、Connection Refused/Connection Timeoutによる判定を行なっていました。
今回「オリジンフェールオーバー条件機能」の追加で、オリジンサーバーからのステータスコード500/502/503/504を指定できるようになりました。これによりオリジンアクティブサーバーダウンの判定をHTTPレイヤーで動作させることができ、より迅速にオリジンスタンバイサーバーへの切替を実現します。
CDNextではオリジンサーバーをダウン検知した場合の動作として
などがございます。
実装について当社からアドバイスも行えるかと思いますので、お気軽にご相談ください。
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