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2020.07.30

エンコードとフレームレートについて



エンコードの設定を行うときに、フレームレートの設定をどのようにしたらよいか悩むときはありませんか?
今回はエンコード時のフレームレートについて、どのように設定するときれいにエンコードできるかを考えていきます。

フレームレートとは

フレームレートを表す単位は、fps(フレーム・パー・セカンド)です。これは1秒間に何枚のフレームを使用するかということで30fpsだと30枚、15fpsだと15枚ということになります。

フレームレートはフィルムの「コマ」と同じなので1秒間の枚数が多いほどスムーズで、少ないとカクカクします。

ただし、エンコードの場合、ただ枚数を多くすればよいかといえば、そうともいえません。同じビットレートで配信すると「コマ」1枚の品質は少ないほうが良くなります。
※ビットレートとはBit Per Secondの略で、1秒間に送受信できるデータ量を表します。

例えば1Mbpsで30fpsの動画と、同じく1Mbpsで15fpsの動画があった場合、2つの動画ファイルのサイズは変わりません。それは1秒間に流れるデータ量は変わらないからです。では品質の違いはどうでしょうか。この場合、15fpsのほうが30fpsに比べ、1枚のフレーム(静止画)に割り当てられるデータ量が2倍になりますので、1枚の静止画として見たときの品質も(計算上は)2倍になります。ただし、動きは30fpsのほうが滑らかになります。

主な素材・サービスのフレームレートについて

主な素材のフレームレートが一般的にどうなっているかを確認しましょう。
映画(制作時)     24fps
アニメ(制作時)    24fps
テレビ(NTSC規格)  29.97fps
テレビ(NTSC規格4K) 59.94fps

日本では地デジをはじめとする現在の放送は一般的に29.97fpsで作られています。また、現在発売されている一般的なビデオカメラの場合も29.97fpsの場合が多いです。

[きれいにエンコードするためのポイント]

まずは素材のフレームレートを確認

きれいにエンコードするためには、フレームレートを変換しないに越したことはありません。ゆえに、まずは素材のフレームレートを確かめて、同じフレームレートでエンコードができるかを確認しましょう。

もしフレームレートを変換する必要がある場合は、素材のフレーム数にフレームを足すか、間引くか、することになります。

ビットレートの制限がある場合

配信時のビットレートを上げたくないけれども、きれいにしたい場合、フレームレートを落とすことできれいにエンコードができます。その際、元fpsで割り切れる数字に設定します。24fsp→12fpsや、30fps→15fps、29.97→14.98などです。講演会など画面内の動きが少ない映像で有効な手段となります。

アニメや映画の場合

アニメや映画はもともと24fpsで制作されることが多く、テレビ用の素材にするときに29.97fpsになります。従って、29.97fpsの映像を一度24fpsに変換(逆テレシネと呼びます)したあとに24fpsでエンコードするときれいに仕上がります。

まとめ

元の素材のフレームレートを確認して、適切なフレームレートでエンコードすることできれいな仕上がりになりますので、ご自身でエンコードを行われる場合は、このあたりを注意してフレームレートの設定を行ってみてください。

最後にJストリームでは、エンコードのプロが「映像をきれいに見せるためにどのような手法があるか」を求めて業務にあたっています。映像の質の他にも、「大量のエンコードが必要となった。誰かにお願いしたい・・・」といった内容にもお応えできますので、映像のことで何かお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。

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