リアルタイムでの双方向コミュニケーションを用いた国内初※1のバーチャル株主総会を
実施。株主総会プロセスのIT化を実現し、より多くの株主様に総会への参加機会を提供

グリー株式会社 様

グリー株式会社 様

メディア・エンターテインメント

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ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS)「 GREE」の運営に加え、ゲーム事業、ライブエンターテインメント事業、広告・メディア事業等を展開するグリー様は、2019 年の株主総会において、インターネットで審議等の確認・傍聴を可能とした「ハイブリッド参加型バーチャル株主総会(以下、「バーチャル株主総会」)※2」を実施しました。
会場への移動等の物理的制約なく参加できるバーチャル株主総会は、会場のみでの開催に比べ幅広い層の株主様の参加につながり、インターネット経由で参加した株主様から今回の取り組みを高く評価するメッセージが寄せられています。
グリー様からは、「株主総会プロセスのIT化によって、株主総会が抱える課題の解決に向けた大きな一歩になったと考えており、実施後の反響も大きく、強い手ごたえを感じています」とのご感想を頂きました。

※1. グリー様調べ

※2. リアル株主総会の開催に加え、リアル株主総会の開催場所に在所しない株主が、株主総会への法律上の「出席」を伴わずに、インターネット等の手段を用いて審議等を 確認・傍聴することができる株主総会をいう。
引用:経済産業省 「新時代の株主総会プロセスの在り方研究会」ハイブリッド型バーチャル株主総会の実施ガイド(案)より

事例のポイント

  • 幅広い層の株主様に参加いただけたことが非常に有益

  • バーチャル株主総会に参加された株主様からは、今回の取り組みを高く評価するメッセージがあった

  • ライブ配信の実績積極的な提案姿勢からJストリームをパートナーに選定

  • ー バーチャル株主総会を実施しようと考えた背景は?

    より多くの株主様に参加いただけるよう、ITの活用を常々考えていた

    現状の株主総会は、時間や会場の制約によって、ごく一部の株主様しか参加することができない状況です。これに以前より課題を感じており、IT を活用してこの状況を変えたいと常々考えていました。

    しかし、株主総会の手続は会社法によって定められていて、その運営には大変気を遣います。このような中、IT を活用した株主総会はあまり前例がなく、実施に踏み出すのは勇気のいる難しい状況でしたが、360°オンデマンド動画(VR)やダイジェスト動画の配信を株主総会後に行うなど、株主総会にIT を活用する施策を実施し経験を積んできました。

    上記のような施策を評価いただいたのか、経済産業省が開催した「さらなる対話型株主総会プロセスに向けた中長期課題に関する勉強会」の委員となる機会を得て、運営現場の声や実務の視点を議論に反映することができました。この会議等で多くの議論を重ねたことにより、バーチャル株主総会の実現は課題解決への大きな一歩になると確信し、今回の実施を決めました。

    法務総務部 組織法務総務グループ
    シニアマネージャー
    松村 真弓 様

  • ー Jストリームをパートナーとして選定したポイント

    確かな実績と積極的な提案姿勢から、新しい取り組みを一緒に成功に導けると感じた

    失敗のできない取り組みであるため、ライブ配信の実績が豊富な企業から選定を行いました。また、安定した配信に加え、本件に適したセキュリティ設計、コミュニケーション機能の実装などの個別開発も必要でした。

    Jストリームは年間1,800件以上のライブ中継対応実績の信頼があり、認証ページや視聴ページの開発などトータルでワンストップな対応が可能であることに加え、積極的かつ迅速な提案姿勢から、今回の新たな挑戦を一緒に成功に導けると感じたことがパートナー選定の理由です。

【Jストリームの対応範囲】

  • ライブ中継現場対応/ライブ配信インフラ提供
  • 認証/視聴ページ制作(コメント投稿/リアルタイムアンケート)及び視聴ログデータ連携開発
  • ー バーチャル株主総会実施の手ごたえ

    幅広い層の株主様に参加いただき、課題解決への大きな一歩となった

    今回は初めての取り組みではありましたが、首都圏を含む全国各地から、年齢や性別も含めリアル株主総会と比較して幅広い層の株主様にご参加いただけたという結果を得ることができました。

    また、バーチャル株主総会に参加いただいた株主様からは、これまでのリアル株主総会では得られなかった類のメッセージや、今回の取り組みを高く評価するメッセージをいただき、会場等の制約によって一部の株主様しか参加できないという課題解決への大きな一歩になったと強く感じています。

    実施後は、委員を務めていた勉強会の後身にあたる「新時代の株主総会プロセスの在り方研究会」でのゲストスピーカー登壇依頼や、法律雑誌からの取材依頼を受けるなど、業界で高い関心を集めています。

    法務総務部 組織法務総務グループ
    組織法務チーム
    徳田 千紗 様

  • ー 今後の展開

    あらゆるリスクに対応し、「参加型」のさらなる発展と「出席型」への挑戦を行いたい

    バーチャル株主総会は「参加型」も「出席型」も、まだ推奨モデルケースが確立されておらず、運営方法の工夫やシステムの補助によってあらゆる面でリスクヘッジに努めなければなりませんし、ネットリテラシーレベルが様々な株主様への配慮も必要です。

    今回は苦労した部分もありましたが、大変有意義な取り組みであったと実感しているので、来年以降も「参加型」のバーチャル株主総会の継続・発展、さらには「出席型」への挑戦も検討したいと考えています。我々の挑戦により、これまで出席が叶わなかった株主様が株主総会に参加できるようになり、会社と株主様がより経営に資する対話を実現できたら、最高ですね!

  • バーチャル株主総会

    Jストリームではバーチャル株主総会の案件実績が多数ございます。ライブ配信や動画配信プラットフォーム提供、認証サイト・議決権行使システム構築などに加え、各信託銀行様との連携も含めた支援が可能です。

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