多くのお客様に共感していただける暮らしの品々やサービスをお客様に届けられている象印マホービン様。商品の宣伝・販促を担われているマーケティング部様では、年末商戦・新生活向けという年2回の新商品投入時期に前後して特に多くの動画を制作・公開されています。その際、動画によってはYouTube公式チャンネル向けと、自社Webサイト用の動画共有・配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」(EQ)の両方に動画を公開する必要があり、二重登録という作業の無駄が生じていました。
そこでJストリームは「Stream MAM」を提案。「Stream MAM」に動画をアップロードすることで、YouTube・EQに自在に公開できるようになり、運用業務の効率化を実現。加えてそれまでYouTubeで都度手作業で行っていた動画の公開終了作業もタイマー予約で実行可能になり、運用業務の品質向上も実現されています。
実施成果・導入効果
- 動画ファイルやメタ情報※1の一元管理により、配信設定作業の効率化を実現
- YouTube上の動画の公開終了作業をタイマー予約で実行、運用業務の品質が向上
※1 メタ情報とは、あるものが不随して持つ情報のこと。ここでは、動画内容に関連する情報のことを指します。
【インタビューさせていただいたお客様】 象印マホービン株式会社 マーケティング部 山田 周平 様
自社WebサイトやYouTube、
社内向けや販売店向けなど様々なシーンで動画を活用
当社(象印マホービン)では様々なシーンで動画を活用しています。
自社Webサイトでは、マーケティング・販促として製品ページでのCM動画や商品紹介動画の掲載、お客様サポートとしてお手入れ・使い方動画の掲載、さらには様々な動画をカテゴリ別に集約した動画ポータル「象印チャンネル」などです。
多くの方が日々利用するYouTubeでも公式チャンネルを公開しており、各種CMや商品プロモーション動画、製品を実際に使ったライブ配信やそのアーカイブ配信などを行っています。
社内向けでは、例えば新商品に関する動画を、各拠点で集合してオンデマンド配信で視聴しながら意見交換を行うといった、販売力向上のための動画活用もおこなっています。
販売店向けには、チラシなどの資料に動画視聴のための2次元コードを付けて配布したり、販売店様のサイトで掲載いただくために動画を提供するなど多岐に渡ります。
視聴状況に合わせた最適な動画表示を目指し、
動画配信プラットフォームを使い分け
中には、YouTubeに公開した動画を自社Webサイト内で掲載されたり、お客様サポート用途の動画をYouTube上で公開している企業もあるでしょう。しかし当社は、状況に合わせた最適な動画視聴を優先したいと考え、自社Webサイトでの動画配信にはJストリームの法人向け動画共有・配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」(EQ)を使用しています。
例えば商品のお手入れ情報を探している場合、様々な情報に溢れるYouTubeで動画を視聴いただくより、当社のお客様サポートページのEQにある動画を視聴いただく方が、解決までスムーズだと考えています。こうした取り組みは、自社Webサイトへの流入増にも貢献しており、動画活用による自社メディアの価値向上を実感しています。
二重登録の無駄解消に「Stream MAM」を導入
一方、マーケティング部ではYouTubeとEQ両方に公開すべき動画もあり、二重に発生する動画アップロード作業や配信設定作業の無駄をどう解消するべきか悩んでいました。その課題に対して、Jストリームが提案してくれたのが、動画コンテンツの運用を一本化する動画メタ情報の総合CMSである「Stream MAM」です。
「Stream MAM」に、動画アップロードやメタ情報の登録を行い、あとはそれをYouTubeやEQに公開するかどうかを設定するだけでよくなり、運用業務の無駄が解消されました。

YouTube動画の公開期限管理も可能、管理品質の向上を実現
当社はタレントを起用した動画をYouTubeに公開しています。動画には利用期間が定められていることが多く、YouTubeでの公開ではこれまで、期限に合わせて手作業で公開を終了する必要がありました。
しかし「Stream MAM」では、あらかじめ動画に公開期間を設定しておくことができます。公開終了の日時になれば自動でYouTube上の動画は公開終了になるので、作業を忘れるリスクもなくなり運用業務の品質が向上しました。
動画をいかにお客様へ届け視聴していただくか、
「Stream MAM」の活用を深めていく
当社は多くの動画を活用していますが、動画をいかにお客様へ届け視聴していただくのかという部分は、まだまだトライができる部分だと感じています。引き続き「Stream MAM」を活用し質を高めていければと思っています。