「動画ポータルサイト」で進化したMR向け研修や情報共有、
月間利用率約90%・社内の共通言語化が進み “高い費用対効果”を実感

株式会社三和化学研究所 様

株式会社三和化学研究所 様

医薬・医療

ご利用サービス:

三和化学研究所様は「医薬品」「診断薬」の主力2事業を中心に、「受託生産事業」「OSDrC(オスドラック)※1」を加えた4事業で、健康を願う人びとのQOL向上に繋がるサービス提供を目指して日々活動されています。

事例:株式会社三和化学研究所 様:ロゴ

三和化学研究所様では、コロナ禍を経て、MR向けの研修を支店ごとの集合開催形式から動画共有形式へ移行し、さらに今回「動画ポータルサイト(EQポータル)」を導入され「いつでもどこでもセキュアに視聴可能」「個人別視聴ログの把握で実施状況を把握可能」な形式へ進化させました。セキュアかつ一元管理された共有環境により、MR向け研修以外の情報共有にも活用範囲が拡大、高い費用対効果を実感されています。

※ MR:Medical Representativeの略称。医薬情報担当者。

※1 OSDrC(オスドラック):One-Step Dry-Coatingのイニシャルをとったネーミング。可変式の二重構造杵を有するOSDrCロータリー打錠機を使って、ワンステップで有核錠の製造を可能にする技術。

実施成果・導入効果

  • MR向け研修や情報共有動画をいつでもどこでもセキュアに視聴可能
  • 個人別視聴ログで実施状況を把握
  • 「動画ポータルサイト」が動画共有を促進、社内の共通言語化が進む
事例:株式会社三和化学研究所 様:2名のご担当者様お写真

【インタビュー対応いただいたお客様】

株式会社三和化学研究所 
営業本部 製品戦略部 
糖尿病グループ長
香月 圭介 様(写真左)

株式会社三和化学研究所 
営業本部 営業企画部 
営業管理グループ長
上野山 慎吾 様(写真右)

MR向け研修の課題「実施状況の把握がしにくい」
「社外環境から視聴できず利便性が低い」

MRは、医師や薬剤師の方々に医薬品情報を提供する重要な役割です。当社(三和化学研究所)にはMRが約200名おり、9つの支店に分かれて所属しています。

当社では企業経営で最も大事なのは“人財”と位置付けており、社員と会社がともに成長できるよう、さまざまな教育や研修の制度があります。

MR研修については基礎教育に加え、プロモーションに関する研修を毎月実施していました。以前は各支店に研修担当者が出向き集合型で開催していましたが、コロナ禍を経て訪問を控え、事前に作成した研修動画を社内環境で共有する方法に変えました。

当時の「社内環境で動画を共有する」という方法は、実施自体は手軽なのですが、「個人の視聴履歴が分からないため実施状況の把握がしにくい」「社外環境から視聴できず利便性が低い」などの課題を感じていました。

ユーザー認証型ポータルサイトをノーコードですぐに作成・公開できる
「EQポータル」が最適解と確信

元々Jストリームには、医療従事者向けのWeb講演会の配信業務を依頼していてました。Jストリームが動画配信・共有プラットフォームや動画eラーニングシステムを多くの企業に提供していることは、以前から知っていました。

MR向け研修の課題解決を考えた際、最適解だと思ったのがJストリームの「EQポータル」でした。「EQポータル」は、動画配信・共有プラットフォーム「J-Stream Equipmedia(EQ)」の機能のひとつです。ユーザー認証型ポータルサイトをノーコードですぐに作成・公開できるというものです。

「EQポータル」なら、対象者を限定した動画を中心としたセキュアな情報共有環境がすぐに用意できます。さらに「いつだれがどのコンテンツをどの程度視聴したのか」というユーザー個別の​視聴状況から、ポータル全体の利用状況まで簡単に確認できます。

「EQポータル」外での動画配信にも使えるEQ

EQは「EQポータル」外での動画配信にも使うことができます。医療従事者向けのWeb講演会の配信はもちろん、Webサイト上での対象者を限定しない動画配信にも用いることができます。
MR向け研修での課題解決に加え、費用対効果も期待し、導入を決定しました。

視聴利便性の高い「オンデマンド配信」を採用

オンライン研修ではリアルタイム(ライブ配信)という方法を用いることもあるでしょう。「EQポータル」ではライブ配信や疑似ライブ配信もできます。しかしオンラインとはいえ、特定の日時にMR全員が参加するのは非常に難しいと考えました。そこで毎月のMR向け研修では、視聴利便性を重視し、あらかじめ完成させた動画をMRの都合のいい時間に視聴してもらう「オンデマンド配信」を採用しました。

また、個人の学習状況が把握できないために、支店によっては、支店会議内の時間に、皆で研修動画を視聴する場合もあり、限られた支店会議の時間をより有効に活用できる方法を模索しておりました。

「EQポータル」導入によって、支店会議での集合視聴は個別視聴に変わりました。会議時間で深い議論などを行えるようになった点も「EQポータル」導入の利点だと感じています。

事例:株式会社三和化学研究所 様:会議のイメージ

運用設計は入念に、支店長向け視聴状況確認方法マニュアルも配布

「EQポータル」での研修を開始する前には、研修担当者など運用関係者で議論を重ねました。管理者目線・利用者目線両面から考え、「カテゴリの設計」「動画タイトルの付け方」「20分を超える動画にはチャプターを付ける」「公開期間」など細かい部分まで事前にルールを決めました。

Jストリームの営業担当者からは、運用関係者向けに操作方法の勉強会を実施してもらいました。「EQポータル」は使いやすく、一度の勉強会で十分使いこなせるようになりました。

毎月のMR向け研修は視聴必須です。動画の視聴状況は各支店長がそれぞれ把握し、未視聴者へ視聴を促すことができるよう、「EQポータル」での確認方法をマニュアルと共に伝え利用を開始しました。

「EQポータル」の存在が動画共有を促進、
月間利用率約90%・社内の共通言語化が進み“高い費用対効果”を実感

新しく共有された動画の案内にはメールを用いていますが、メールは時間の経過と共に埋もれてしまいます。「EQポータル」に来れば、動画が一元管理されていますので、探す手間も省けます。

「EQポータル」の導入により、セキュアかつ一元管理された動画を中心とした情報共有環境が整いました。MR向け研修以外にも、製品研修や新しいデータの共有、自社製品のPR方法、営業スキル、コンプライアンス研修、会議アーカイブ動画の共有など様々な用途に活用が広がっています。

MR以外も「EQポータル」を利用しており、月間利用率は約90%と非常によく活用されています。導入検討時に見込んだ以上の高い費用対効果を実感しています。

ご利用サービス

EQポータル(J-Stream Equipmediaポータル機能)メインビジュアル

EQポータル

(J-Stream Equipmediaポータル機能)

ユーザー認証型のポータルサイトを簡単に作成・公開することができ、社内外のステークホルダーへ、動画もドキュメントも“適切”に共有できます。活用状況は、ユーザー単位で分析可能です。

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