Sky様は自社パッケージ商品の開発・販売・サポートや、エンジニアの派遣、受託開発など、幅広い分野でソフトウェア技術を提供されています。こうした事業活動に関わるものとして、お客様や販売店様からパートナー企業様向けなど様々なイベントを実施されています。
コロナ禍を背景にイベントのオンライン化に対応され、現在はハイブリッド開催なども織り交ぜながら実施されています。イベントの動画配信には、Jストリームの動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」をご利用いただいています。
実施成果・導入効果
- 視聴者ごとの視聴履歴取得など機能面に加え、信頼性・対応力も含め評価しEquipmediaを採用
- Equipmediaの利用でより多くの方にご視聴いただきやすく
- Equipmediaの疑似ライブ配信機能により、運営負荷や配信トラブルリスクを軽減
【インタビュー対応いただいたお客様】 Sky株式会社 広報部 部長代理 笹本 孝 様
お客様・販売店様やパートナー企業様向けなど、様々なイベント企画・実施を広報部が担当
広報部では、当社のプロモーションに関連する様々な業務を担当しています。Webサイト、チラシやカタログ、商品マニュアル、商品紹介用の動画からSNSなど制作物は多岐に亘り、自社で制作しています。イベントの企画や実施も担当しています。
制作を外部に依頼する場合、当社が言いたいことがストレートに伝わりにくいということが起こりがちです。内製であればスムーズかつスピーディーに対応できる利点があります。
また、各種制作に加え、当社の各拠点に向けてテレビ会議を用い日々朝礼を行うなど、制作体制や配信につながるノウハウを下地として、オンラインイベント配信の内製にも素早く対応できたと思っています。
広報部で担当しているイベントは大きく分けて「お客様や販売店様向け(新商品発表会)」 「パートナー企業様や人材紹介会社様向け(事業説明会)」「社員向け(業績発表会)」があります。
コロナ禍で集合型のイベント開催が難しくなり、代替手段としてオンラインに着目しました。本社の大会議室をスタジオに改装し、自社でイベントの絵作りから配信まで出来るように環境を整えました。
より多くの方にご視聴いただくために、動画配信プラットフォームを再検討
現在イベントの動画配信には、Jストリームの動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」を使用していますが、Equipmedia導入前はZoomを使用していました。
ただ、Zoomは接続数の上限があり、不適切なチャットをコントロールしたり、詳細なログを残すことが難しいといった運用上の課題もあったため、別の動画配信プラットフォームを検討しはじめました。
オンラインイベントの配信にはYouTubeを使うという選択肢もあります。しかし、意図しない広告が挿入されてしまう可能性や、企業によっては利用/視聴が制限されている場合もあります。またセキュリティやコンテンツ保護の観点も大事です。加えて、当社ではイベント後にフォローをするために、どういった方が視聴してくださったかという情報も取得したいと考えていましたので、YouTubeは適していませんでした。
視聴者ごとの視聴履歴取得など機能面に加え、信頼性・対応力も含め評価しEquipmediaを採用
Jストリームのことは元々知っており、動画配信プラットフォームの候補としてEquipmediaが入っていました。
検討時には無料トライアルを行い、先ほど述べた視聴者ごとの視聴履歴がどのように取得できるかなど機能要件や、使いやすさが問題ないかなどの確認をおこないました。
動画配信プラットフォームには海外製品を日本で代理販売しているものもありますが、問い合わせのしやすさでは日本の企業が提供している方が勝ると思っています。 Equipmediaは検討中の営業担当の応答スピードや内容も問題なく、信頼性や対応力も含めて評価し採用を決定しました。
Equipmediaの疑似ライブ配信機能により、運営負荷や配信トラブルリスクを軽減
当社が主催しているオンライン展示会として「Sky Technology Fair Virtual」があります。最新のIT事情や当社が開発に携わるテクノロジー、自社製品・サービスに関する情報をお届けするためのイベントで、毎年数千名の方に来場いただいています。
2022年の開催では、各種講演のライブ配信にEquipmediaの疑似ライブ配信機能を使用しました。
ライブ配信実施までには、出演者様や社内関係者も含め様々な調整や準備があり、制作スケジュールもタイトでした。
Equipmediaの疑似ライブ配信機能なら、あらかじめ収録を終え、ライブ配信風の編集を加えた動画を完成させて、動画ファイルを登録すれば指定した時間にライブ形式で配信が始まります。運営負荷の軽減に加え、配信トラブルのリスクも減り大変助かりました。
視聴率はライブ配信と遜色ない結果でした。視聴率についてはライブか疑似ライブかという違いは影響なく、企画や集客面が一番強く影響するのではないかと思っています。
ハイブリッドでのイベント実施、今後は集合型も含め各特徴を活かした開催を
当社では2022年の春頃から、新型コロナウイルス感染症の状況に鑑みながら、会場参加とオンライン参加を併用したハイブリッドでのイベント開催も実施しています。
例えばパートナー企業様向けのイベントは、従来は東京・名古屋・大阪と3回に分けてそれぞれ開催していました。これを現在、東京に会場を設け、その模様を全国へ向けてオンライン配信する形で実施しています。以前に比べると会場にお越しいただける人数は限られますが、オンラインを含めた全体ではこれまで以上に参加いただけています。またハイブリッド開催により、運営側の内部リソースの効率化も図れています。
後はまだ企画段階ですが、社員向けのイベントについて、年に2回開催する内の1回は集合型にし、もう1回はオンラインで開催することを考えています。集合型や対面で得られるメリットを残しつつ、オンライン開催による社員移動コストの削減効果が期待できます。
集合型・オンラインそれぞれの特徴をうまく使い分けながら、今後もイベントを企画・実施していきたいと思っています。
ご利用サービス
J-Stream Equipmedia
企業における使いやすさと充実した機能を備えた動画配信プラットフォームです。
動画マーケティングや企業プロモーション用途だけでなく、企業内の情報共有や教育・研修まで幅広く利用されており、導入実績数は国内最大級です。