- 企業へのITアウトソーシングサービスを行っているトランスコスモス様は、LINEアカウントの開設・運用から顧客コミュニケーション、CRM戦略までLINEに関するサービスをワンストップで行う「LINE向け統合サービス」を提供しています。
このサービスの中のひとつとして、外部のDBなどとAPI連携し、LINEへセグメント配信ができるといった機能を持った「DEC Connect(デックコネクト)」というサービスがあるのですが、DEC Connectはクラウドサーバーを利用しており、サービス利用企業の増加に比例して、セグメント配信におけるクラウドサーバーからの配信量が多くなることで、クラウドサーバーの利用費が大きく膨らむことに課題をお持ちでした。
この課題解決のためにJストリームのCDNサービス「J-Stream CDNext」を導入いただき、画像などのコンテンツの配信をCDN経由に変更することで、クラウドサーバーからの配信量が減り、結果クラウドサーバー利用費の3~4割削減に成功しています。
-
-
ー CDN導入を考えたきっかけは?
膨らむクラウドサーバー利用費を削減したい
DEC Connectは、累積100社以上の利用実績があります。利用企業の中には友だち登録数が数百万~数千万といった大規模なLINEアカウントも存在し、企業はこのLINEアカウントの友だちに対してプロモーションとして「プッシュ通知(セグメント配信)」を送るのですが、CDNの導入前はクラウドサーバーから直で画像などを配信しており、友だち登録数に応じてトラフィックが大きくなり、比例してクラウドサーバー利用費も大きく膨れ上がることがサービスを運営していく上での課題となっていました。
この課題解決のためにCDNの導入を検討したのですが、導入の結果、クラウドサーバー利用費の3~4割削減につながりました。また、CDN導入の副産物としてキャッシュ配信だからかと思いますが、画像などの表示速度が速くなったことも実感しています。 -
デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター統括
デジタルエクスペリエンス本部
プラットフォームプランニング統括部
副統括部長 兼 ビジネスプラットフォーム部 部長
坪上 雅一 様
-
-
-
ー J-Stream CDNext選定の理由
「費用」「管理画面の見やすさ」
導入検討時は複数社比較検討しましたが、まずは費用面でCDNextが1番コストメリットを感じたことが1点。あとは月々の配信量が確認しやすいなど管理画面の見やすさがもう1点です。この辺りを踏まえてトータルとしてCDNextの利用がよさそうだと判断しCDNextを選定しました。
ー 今後の展開
セグメント配信の効率と効果を高めて、お客様の売上増により寄与していきたい
DEC Connectに加えて、LINEへのセグメント配信の効率、効果をAIの活用で高める「transcosmos WHITE BASE」というサービスも提供しています。バラマキ型で無駄に費用をかけていたこれまでから、購入確率別にセグメント配信を行うなど、効率的かつ効果的な配信を行い、お客様の売上増により寄与していきたいと考えています。
-
「LINE向け統合サービス」Webサイト
-
サポート充実の国産CDNサービス「J-Stream CDNext(シーディーネクスト)」
CDNextは、Jストリームが独自に構築した国産CDN(Content Delivery Network)です。インターネットで大量のコンテンツを配信するために最適化したネットワークを活用し、Webサイトの表示遅延やサイトダウンを防止します。
また、お客様の配信規模・内容に応じて、柔軟な配信制御が可能な管理コンソールと、日本企業ならではのお客様サポートを、お手頃な価格で提供します。トランスコスモス様ではクラウドサーバー利用費の削減目的で導入いただきました。導入の結果3~4割程度の利用費削減につながっています。
事例のポイント
CDNの導入でクラウドサーバー利用費の3~4割削減に成功
CDNからの配信で表示速度も速くなったことを実感
費用感と管理画面の見やすさが選定理由