- 香川県・岡山県を対象地域とした放送事業を展開されている瀬戸内海放送様は、「高校野球が見たい」という幅広い層のニーズに応えるために、夏季大会時には香川、岡山それぞれの県大会を、秋季大会時には四国・中国大会をWebサイトで配信しています。加えて春季大会も配信を検討しており、春季、夏季、秋季大会と通年での動画配信は全国的にみても珍しい取り組みです。
また、夏季県大会の準決勝、決勝についてはインターネットライブ配信も実施しており、気になる試合をリアルタイムにいつでも、どこからでも視聴することができます。2018年からはプリロールでの動画広告挿入も開始し、動画のマネタイズ化にも取り組んでいます。
このライブ配信、アーカイブ動画配信のシステム、動画広告挿入の仕組みすべてをJストリームで提供しています。
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ー Webサイトでライブ、アーカイブ動画配信を実施することになったきっかけは?
「いつでも」「どこでも」高校野球が見られる環境を用意したかった
本格的に動画配信を開始したのが2016年だったのですが、幅広い層の方が高校野球を見たいと考えているのは感じていたので、仕事などで試合当日に球場に足を運べない人、テレビ放送を見ることができない人でも、試合結果として後からアーカイブ動画を見る、また準決勝、決勝と注目の試合に関してはリアルタイムで試合が見られるようにしたいと考えたのがきっかけでした。
また、県大会、四国・中国大会と幅広いエリアの試合、また、春季・夏季・秋季大会と一年を通して配信することで、「いつでも」「どこでも」高校野球を見ることができる環境を用意し、「高校野球といえばKSBだよね」という位置づけを確立したいと考えたのも動画配信を始め、今も継続している理由のひとつです。 -
コンテンツメディア事業ユニット
森江 聡 様
(所属:キャストKSBパートナーズ)
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ー Jストリームのサービスを採用した決め手は?
アーカイブ動画から始めて信頼関係が築けた
Jストリームのサービスは、2016年のアーカイブ動画の配信から利用を始めたのですが、その後2018年にライブ配信についても自社での配信環境を整えたいとなったときに、自社サーバーからの配信ではサーバーがパンクしてしまうので、アーカイブ動画の配信で実績のあったJストリームのサービスをライブ配信でも使うことにしました。 また、ちょうど動画広告のターゲティング配信なども行いたいと考えていたタイミングで、そちらの仕組みも合わせて提供できる点も採用する際の後押しとなりました。
あとは、課題に対しても粘り強く対応してくれる点も評価しています。
ー 動画配信を実施しての反響は?
PVが1.5倍程度に増加
2017年と2018年の高校野球夏季大会の時期を比較してみると、PV数が約1.5倍程度伸びています。ユーザーからは「今の状態で満足ですよ。合間に携帯電話で確認でき一喜一憂しております」「準決勝、決勝はタイムリーに見ることができなかった。でも、打席毎の情報、アウトカウントもあり試合の流れを把握するのにかなり助かり、楽しめました。」といった声も頂戴しており、当初我々が目的のひとつとして考えていた「高校野球といえばKSB」という認知が少しは拡がってきたのかな、と思っています。
ー 今後の展開
視聴者がより楽しめる、盛り上がれる場にしたい
現在のWebサイトは動画を視聴することがメインの場所となっていますが、今後は高校野球好きが集って、ユーザー同士が応援の声などをリアルタイムでやり取りできるような、楽しめて盛り上がれる場として成長させていきたいと考えています。
動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia(イクイップメディア)」
J-Stream Equipmedia(イクイップメディア)は、ビジネスシーンでの動画活用を簡単に始められる動画配信プラットフォームです。月額5万円からという価格にもかかわらず、エンタープライズ向け動画配信に求められる多様な機能を備えており、導入数は2,700アカウントを超えています。
瀬戸内海放送様には、高校野球のライブ配信、アーカイブ動画配信ツールとしてご利用いただいています。
事例のポイント
一年を通して高校野球の動画を配信
2018年にはプリロール形式の動画広告を挿入
「いつでも」「どこでも」動画が見られるという点にテレビ放送とは違ったインターネットならでは良さを実感