- 全国的に有名なイベントとなった「サラリーマン川柳コンクール(以下、サラ川)」では、2001年より応募・投票ができるWebサイトを立ち上げ開始。結果発表時には、テレビや新聞、大手ポータルサイトなどでニュースとなり、サラ川サイトへの一時的なアクセス集中が発生し、第一生命保険のサイト全体がパンクする事態に。肝心な時にサイトが表示されないのは、ユーザーの利便性向上とブランディングの点から問題と考え、回避策を検討。アクセス集中時期にはJストリームのCDNに切り替えることで、スムーズなサイト表示を実現しました。また、2011年からはFacebookページを開設し、サラ川などの話題を提供しコンタクトポイントを拡大させています。
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活用前の課題
アクセス集中時にも、表示遅延やサーバーダウンなく安定配信したい
サーバーの増強コストや運用負荷は、最小限に抑えたい
SNS展開により、ユーザーとのコンタクトポイントを拡大させたい
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活用後の成果
通常の10倍以上のアクセス集中時でも、ストレスのないサイト表示が安定して行えた
必要な時期のみ、CDNをASPでスポット利用することで、リスク回避と運用効率化を両立
Facebookページを開設し、「サラ川」などの情報提供によりユーザーの話題喚起に成功
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成功のポイント
CDNの導入により、自社のサーバーへの負荷軽減を図る
CDNとは、ネットワークの配信拠点に多数のキャッシュサーバーを分散配置する仕組み。キャッシュサーバーは、大元のサーバーに 変わり配信するため、アクセス集中による自社サーバーのダウンを回避。
CDNをASPでスポット利用し、アクセス集中時期にあわせてインフラを増強
アクセスが最も集中するのは、結果発表直後の約1ヶ月。世の中がサイトに最も注目する時期にあわせてCDNをスポット利用。柔軟でコスト効率良くインフラ増強を行い。自社サイトのリーチを拡大。
Facebookでは、筆文字で書いた川柳の写真掲載で、注目度をアップ
PCサイトでは、ページごとに応募作品や優秀作品をまとめ一覧性を高める一方、Facebookでは、ほぼ毎日、筆文字で書いた川柳の写真を1点ずつ投稿。各川柳への注目度をあげ、コメントしやすい演出を行った。