[CDN]「www」が付かないネイキッドドメイン(Zone APEX)でのCDN利用 :CDNextの特徴

2020.09.30

J-Stream CDNext

パフォーマンス改善

CDNext紹介

ネイキッドドメインにおけるCNAMEレコードの制約は、利用するCDNサービスに関わらず必ず受けてしまうものです。Jストリームでは「ムームードメイン」「Gehirn DNS」の利用により制約を回避してCDNサービスをご利用いただくことを推奨しています。様々なパターンにおいて最適なサービス導入方法をご提案しますので是非ご相談ください。

example.jpやexample.comといった「www」が付かない、サブドメインを含まないドメイン名のことを「ネイキッドドメイン」といいます。(別名で「Zone APEX」「アペックスドメイン」「ベアドメイン」などとも呼ばれます)
ネイキッドドメインはwww.example.jpやwww.example.comよりもURLが短くなるという理由などで選ばれることも多いと思いますが、Webサイト公開後に「CDNを利用したい」といった場合には注意が必要となります。

CDNの利用にはDNSによるCNAMEレコードの設定が必要ですが、ネイキッドドメインはRFCの規定により設定ができません。
この問題を乗り越え、CDNを利用するための解決策のひとつとしては「CNAMEと同じ役割りを果たせるが、CNAMEではないDNSレコード(ALIASレコード)を使うことができるDNSサービスを利用する方法」があります。

このような対処方法は「CNAME Flattening」と呼ばれており、CNAMEの場合はDNSが名前解決の依頼を受けると、そのドメインの別名を応答するだけのところ、CNAME Flatteningの場合はその別名のIPアドレスを調べて教えてくれるので、これによってCDNの利用が可能となります。

当社のCDN「J-Stream CDNext」でも上記の対応によりネイキッドドメインをご利用いただくことが可能です。
※利用の際は別途ALIASレコードに対応するDNSサービスをご利用いただく必要があります

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