2020.03.16
JストリームのCDNサービス「J-Stream CDNext」はHTTPS通信を希望されるお客様向けにSSLサービスを提供しています。無償での提供もあり、様々な面でご利用いただけます。
まず、CDNextで提供しているSSLサービスは以下です。
①ワイルドカード証明書(Jストリーム所有のSSL証明書・Jストリームのドメイン)
→「○○○.cdnext.stream.ne.jp」のようなFQDNとなります。
②お客様所有のSSL証明書持ち込みによる「SNI配信(*)」
→お客様所有の証明書を利用して独自ドメインでの配信が可能です。
* SNI配信(Server Name Indication)とは、SSL/TLSの拡張仕様のひとつ。古いブラウザなどに対応の制約があります。
特に②の「お客様所有のSSL証明書持ち込み」は、他社CDNでは証明書を持ち込むと「月額○○円」とランニングコストがかかってくる場合もあります。
また、CDNextではSSL証明書の登録自体管理画面からお客様でおこなっていただくことも可能なので、登録費用もかかりません。当社のお客様でも「SSL証明書を持ち込みで」とご希望される方が多いため、「SSL証明書の持ち込み」をお考えのお客様は、CDN業者選定のポイントとしてぜひ覚えておいいただければと思います。
他にも、無償の範囲では要件を満たせないお客様向けに、有償となってしまいますが、より対応範囲を拡げたサービスの用意もあります。
③マルチドメイン証明書(Jストリーム所有のSSL証明書・お客様のドメイン)
→Jストリームが所有している証明書によってお客様ドメインでのSSL配信が可能です。
④お客様所有のSSL証明書持ち込みによる「専用IP配信(非SNI配信)」
→SNIを利用できない端末に対してもSSL配信が可能となります。
①~④を一覧表にまとめました。このようにCDNextでは様々なタイプのSSLを利用することができます。
「画像やデータ配信のみで利用したいから独自ドメインでなくてもよいのでワイルドカード証明書」
「古い端末やブラウザは対象外でよいからSNI配信にしよう」
「フィーチャーフォンも対応しなければいけないから専用IP配信で」
など、利用用途によって適する方法が選択できます。
また、他社CDNでは
・HTTPとHTTPSで配信単価が変わる
・HTTPSではリクエスト数課金がかかる
というサービスもあり、
SSL対応することでランニングコストが変わってくる要素は他にもあります。
その点、CDNextでは配信単価は変わらず、リクエスト数課金もないので、SSL証明書の登録だけでコストが変わることなくSSL配信が始められます。
他にもJストリームでは、
「SSL証明書の取得からお願いしたい・・・」
という要望にもお応えします。
CDNextにはフリーの認証局であるLet’s Encryptが管理画面から取得、設定できる機能が備わっており、簡単にSSL対応が可能です。また、主要SSLベンダーのSSL証明書をお客様の代わりに取得することも可能です。
お客様のご要望にそって最適な対応方法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
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