三菱UFJ信託銀行株式会社 法人マーケット部門 テナントリーシング営業部様は、金融機関で唯一のテナントリーシングの専門部署で、「貸主様との強固なリレーション」「借主様のオフィス移転をトータルサポートできる」などの特長をお持ちです。テナントリーシング営業部様が2022年から年1回で開催を続けられているのが、経営課題解決への貢献を目的にしたセミナーです。
「やりがい深掘り会議」と題し2025年は人的資本経営とオフィス変革をテーマに、社内外の専門家によるディスカッション形式のセミナーを疑似ライブ※1で配信されました。Jストリームは、Webinar Streamを用いたセミナーページの構築、配信・管理、配信用の動画の企画・制作まで幅広くご支援。視聴に関わるUI・UXの改善、運用効率化、視聴者の理解と興味を引き出す動画制作の提供により、視聴体験の向上と接点の最大化を強力に支援しました。
※1 疑似ライブ配信とは:収録済み動画を指定時間にリアルタイム配信する、動画配信の一つの方法。
実施成果・導入効果
- 視聴体験の向上と運用効率化をWebinar Streamが実現
- 申し込み・視聴数共に過去最高を記録、疑似ライブ・アーカイブ配信を通じて接点の最大化を実現
- 「有益な気づきがあった」視聴者満足度96%、理解と興味を引き出す動画制作が視聴者満足度の向上に貢献
【インタビュー対応いただいたお客様】
三菱UFJ信託銀行株式会社 法人マーケット部門 テナントリーシング営業部 小笠原 柊 様
経営課題解決への貢献を目的に、
2022年から毎年経営層向けセミナーを実施
私たちテナントリーシング営業部が2022年から年1回開催しているのが、経営課題の解決に貢献することを目的にしたセミナーです。2022年はライブ配信、2023年は会場参加とライブ配信を用いたハイブリッド形式、2024年はライブ配信を用いて開催してきました。
テーマは毎年異なっており、人的資本経営や働き方の変化など、単なる不動産情報に留まらない、経営層の方に価値のある情報となっています。
視聴体験の向上と運用効率の改善が課題に
社内の専門部門からモデレーターを迎え開催していたセミナーですが、2024年以前は登壇者が一人ずつ話す講義型の構成になっており、どうしても堅い印象になりがちでした。セミナーでお伝えする内容の有益性は自信があったものの、視聴者の集中力の維持や伝わりやすさの面で課題を感じていました。
運用面では、申し込み管理やメール配信などを手作業で行っており、負荷が大きいと感じていました。加えて、ユーザー視点でもアンケート回答時に個人情報を入力いただく必要があるなど、改善点が多くあると感じていました。そこで、2025年はこれらの課題を解決すべく、セミナー企画と並行してパートナーを検討することにしました。
課題解決への的確な提案と柔軟な対応、
Jストリームをパートナーに選定
課題解決に向けて、複数のパートナー候補から提案をもらいました。Jストリームは、Webinar Streamを活用したセミナーページ設計と、疑似ライブ配信活用を提案してくれました。
Webinar Streamは高いカスタマイズ性を備えたオンラインイベント管理システムです。収録済み動画を指定時間にリアルタイム配信する疑似ライブ配信も加えて利用するという提案は、運用効率と視聴体験の両立を図る具体的な方法であると感じました。加えて、予算に応じた柔軟な対応や、意図を汲み取った構成提案も決め手となり、Jストリームをパートナーとして選定しました。
視聴体験の向上と運用効率化をWebinar Streamが実現
提案段階で特に期待していたのが、 Webinar Streamで実現するID・パスワードによる視聴者管理です。メールアドレスで仮登録した後に届く登録フォームで詳細情報を登録いただくことで、視聴者がセミナーを申し込む際のメールアドレスの入力ミス防止や、アンケート回答時の重複回答排除など細部に渡って改善ができました。また視聴URLを記載したメール配信や視聴者情報と視聴履歴・アンケート回答の一元化など、これまで手動で実施していた部分が自動化でき、運用の効率化も実現できました。

登録画面(自由度の高い入力項目設定)

マイページ(ログイン後に表示)
視聴者満足度の向上に貢献する動画企画制作、
登壇者が安心して話せる環境づくりも印象的
疑似ライブ配信用の動画制作は、収録時に撮り直しも可能でライブ配信に比べて登壇者のプレッシャーが少ないメリットがあります。加えて、収録現場でのJストリームによる細やかな配慮や雰囲気作りもあり、登壇者の緊張もより和らぎ自然な対話が収録できました。
ちなみに収録では、単調な映像にならないようJストリームから提案があり、複数台カメラで撮影してもらいました。編集ではテロップ挿入で理解を促す工夫が随所に盛り込まれており、視聴者満足度の向上に貢献する内容に仕上げてくれました。

信の森にて収録)



疑似ライブ・アーカイブ配信を通じて、接点の最大化を実現
疑似ライブを用いた本番配信の後、アーカイブ配信を1か月間実施、本番で視聴いただけなかった方にも視聴機会の提供ができました。アーカイブ配信も本番配信と同様に、視聴申し込み登録を経ての視聴としました。動画視聴プレイヤーの傍にはアンケート回答を促す導線あり、お客様情報に紐づいてアンケート回答が保存されます。
Webinar Streamで構築したセミナーページ内で、本番配信に加えてアーカイブ配信も行ったことで、接点の拡大ができました。
過去最高の申し込み数、社内外から高評価
2025年のセミナーは、申し込み数・視聴数共に過去最高となりました。視聴者アンケートでは「業務に有益な気づきがあった」と96%の方が回答し、セミナー内容の面でも高い満足度を得ることができました。運用効率化の面でも改善ができ、社内でも高い評価を得る取り組みとなりました。
来年のセミナー企画は新たなメンバーによって検討・実施される予定ですが、本年度の成果が参考事例として大いに活用されるでしょう。
ご利用サービス
J-Stream Equipmedia
企業における使いやすさと充実した機能を装備した動画共有・配信プラットフォームです。動画マーケティングや企業プロモーション用途だけでなく、企業内の情報共有や教育・研修まで幅広く利用されています。


