J-Stream Equipmedia×Synergy!連携による「学術セミナー」を開催、“快適な視聴体験”と“個人別の視聴時間把握による効果測定”を実現

シスメックス株式会社 様​​

シスメックス株式会社 様​​

医薬・医療 製造

検体検査事業のリーディング・カンパニーであるシスメックス株式会社様では、医療への貢献を目的として毎年「シスメックス学術セミナー」を開催されています。2021年には集合型開催から進化させ、Equipmedia×Synergy!連携(動画配信プラットフォームとCRM連携)を活用し完全オンラインで開催されました。これにより、快適なセミナー視聴体験に加え、参加者IDと視聴ログ紐づけでの効果測定を実現されました。

Jストリームは、動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」提供に加え、超低遅延配信及びライブエンコード対応、オープニング動画制作など演出を担当しました。

2020年は緊急事態宣言の発出を受け開催を延期されています

学術情報部 学術サポート統括グループ
前田 忠 様​、田中 麻衣 様

実施成果・導入効果

  • 「第43回シスメックス学術セミナー」をEquipmedia×Synergy!連携(動画配信プラットフォームとCRM連携)を活用して開催
  • 申し込みから開催後まで快適な視聴体験のための仕組みを構築
  • 参加者IDと視聴ログの紐づけにより実施効果を正しく評価

40年を超える開催の歴史の中で、進化を続けた「シスメックス学術セミナー」

「シスメックス学術セミナー」は、40年以上に渡り毎年開催している1,000~2,000人規模のセミナーです。医療への貢献を目的としており、医師や研究者、医学部の学生等に向けて最新情報を提供しています。
今年は初の完全オンライン形式で開催しましたが、元々は東京・神戸の2会場で日時を分け集合型で開催していました。
その後、2拠点間を衛星通信でつないでの同時開催になり、さらにサテライト会場へも衛星通信で配信するといった形で進化させていきました。2017年には衛星通信部分をインターネット配信(超低遅延配信)に切り替えることで、コストダウンとサテライト会場数の拡張を行い、より多くの方に最新情報を届け続けてきました。インターネット配信に切り替えたタイミングから、「シスメックス学術セミナー」におけるJストリームとの関わりが始まりました。

2019年の開催では、メインとサテライト会場の合計15会場まで拡張していきましたが、それでも地域によっては会場まで遠く、ご参加いただきにくい場合もありました。そこでより参加しやすくという観点で、個人別のインターネット配信(ストリーミング配信)も検討・準備していた矢先、新型コロナウイルス感染症の全国的かつ急速なまん延が起こりました。2020年は緊急事態宣言の発出を受け開催を延期、2021年「第43回シスメックス学術セミナー」を完全オンラインで開催しました。

第43回はEquipmedia×Synergy!連携により完全オンラインで開催

Jストリームとは「シスメックス学術セミナー」での関わり以前から、動画制作やライブ配信、動画配信プラットフォーム(Equipmedia)などで既に取り引きがあり実績も評価していました。また、以前からシナジーマーケティングとも取り引きがあり、必要な機能が揃ったCRMを安価で提供している印象を持っていました。
そういった関係がある中、導入済みのEquipmediaとSynergy!が連携したタイミングで、シナジーマーケティングから提案を受けたことが、今回の開催そして成功につながりました。

シスメックス学術セミナー Equipmedia×Synergy!連携 全体イメージ

完全オンラインでもハイブリッドでも快適なセミナー視聴体験ができる仕組みを構築

実は当初ハイブリッド形式での開催を想定し準備していました。結果的に緊急事態宣言が発出されオンラインのみの開催となりましたが、オンライン参加でも会場参加でも、申し込みから開催後まで快適に視聴いただける仕組みがEquipmedia×Synergy!連携で構築できています。
当社で「Live Viewer」と呼んでいるセミナー視聴ページですが、レスポンシブデザインで作成してあります。スマートフォンで表示している方には、会場までの案内地図と受付用のQRコードが表示されるようになっています。また、プレイヤー周辺にセミナー視聴に関わる各種アイコン付きボタンを配置してあり、講演に関する質問をしたり、アンケートに答えたりといった付帯アクションがしやすいユーザーインターフェース(UI)になっています。

ちなみに会場参加の場合でも、スマートフォンから講演に関するリアルタイムの質問やアンケート回答ができます。これは、質問数増加やアンケート回答率アップが見込めるだけでなく、運営側でも紙を使って実施する場合に比べ運用の効率改善が期待できます。

学術情報部 学術サポート統括グループ 田中 麻衣 様
シスメックス学術セミナー Live Viewer(セミナー視聴ページ)

参加者IDと視聴ログの紐づけにより実施効果を正しく評価

快適なセミナー視聴体験ができる仕組みに加え、Equipmedia×
Synergy!連携で実現できたのが、参加者IDと視聴ログの紐づけです。

セミナー申し込み者は視聴用サイトを経由して講演を視聴します。その際、各個人のIDが付加された個別視聴用URLが Synergy!経由で配信されるため、個人が特定された状態でユーザーアクセスログがSynergy!に蓄積されます。
さらにEquipmediaから個人別の動画視聴ログ(再生、停止、特定の視聴ポイント通過など)がSynergy!に蓄積されます。講演内容へのリアルタイムでの質問・アンケート回答データなども個人別に蓄積されます。
視聴ページアクセス判定による参加・不参加だけでなく、「どれだけ視聴いただけたのか」を把握することで、学術セミナーの実施効果を正しく評価できるようになりました。

学術サポート統括グループ 前田 忠 様
Equipmedia×Synergy!連携 個人別に蓄積されるデータ概要

データ活用や海外配信の拡充など、今後も進化を続ける「シスメックス学術セミナー」

次回の「シスメックス学術セミナー」は、ハイブリッド開催を予定しており、初めてEquipmedia×Synergy!連携で会場参加いただくケースになります。オンライン参加者と会場参加者の視聴状況の違いや、満足度の違いなど新たな課題が想定されますが、これらを正しく把握出来る環境は整っていますので、さらに良いセミナー運営に向けて新たな知見が得られると期待しています。

現在は次回開催に向けて、Jストリームやシナジーマーケティングの支援も受けながらデータ分析に入っています。個人別の視聴状況が詳細につかめたことを受け「参加リマインドメールへの活用」「個人単位の視聴不具合状況の把握とその対策」「1名のお申し込みで複数の方が視聴いただいていると思われるケースへの対応」など、さらなる運用改善に向けてデータ活用を進めています。

また、本イベントはすでにアジア地域向けに海外配信を行っています。海外での参加者管理は現地法人に運用を任せておりますが、今回のオンライン配信環境を活かし、海外での視聴数拡大に向けて各社と協力していきたいと考えています。

関連情報

ご利用サービス

J-Stream Equipmedia (Equipmedia×Synergy!連携)

Equipmedia は企業における使いやすさと充実した機能を備えた動画配信プラットフォームです。視聴申し込みページやフォームの作成、メール配信、アンケートなどを含めたウェビナー実施をEquipmediaとSynergy!の連携で実現いただけます。

ライブ配信サービス・動画企画制作サービス

配信の仕様策定からライブ配信現場対応、オープニングなど演出用動画制作など幅広く対応可能です。

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