- 損害保険事業を中心として、グローバルに保険・金融サービス事業を展開している三井住友海上火災保険様は、人財育成、社員の効率的な情報収集のツールとして、動画を活用した学習システム「Beプロ・オンデマンド（略称：BeOD）」を提供しています。全社員数に近い1.4万人以上が利用しているBeODの仕組みを当社の動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」と「会員認証サービス」が実現しています。
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ー 「Beプロ・オンデマンド」制作のきっかけは？
移動中などのすき間時間を有効活用した学習環境の提供
「時間を有効活用してもっと学習したい」「学習コンテンツとしてテキストの他に動画もほしい」という社員のニーズに応え、社員一人ひとりの成長を促すための学習環境を実現する手段としてBeODを用意しました。人財育成に関する社員ニーズに応えることはもちろんのこと、効率的な情報収集の手段として会社にいなくても速やかに情報収集できる手段としてBeODを活用しています。
移動中や待ち時間などのちょっとした空き時間（すき間時間）での利用を期待しているので、コンテンツのほとんどは10分以内と短時間のものを用意し、すきま時間を活用した学習習慣の定着も狙っています。 -
人事部企画チーム
兼 働き方改革推進チーム
課長
荒木 裕也 様
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ー なぜＪストリームのサービスを採用したのか？
要件にぴたりと合ったのがＪストリームのサービスだった
検討段階では「サーバーが日本にあること／社員の視聴しやすさ／カスタマイズ性／会社の信頼性／導入スピード／コスト」など選定のために複数の要件を考えていましたが、Ｊストリームのサービスはこれらすべての面において評価でき、ぴたりと合った感じがしました。これが決定した理由です。
正直、運用に入った後は利用上の問い合わせや配信のトラブルがあることもいくらか覚悟はしていましたが、それも1件もなく、スムーズに導入できたことには驚きました。 -
人事部企画チーム
中本 真弓 様
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ー 「Beプロ・オンデマンド」利用の効果は？
スマートフォン、タブレットでの視聴が9割
以前は社内イントラネットに動画を載せて共有していましたが、社内からしかアクセスができず、決して効率的な情報提供手段とはいえませんでした。その後、社内で「働き方改革」が本格稼働するにあたり、すき間時間の有効活用こそが業務効率化にもつながると考えました。そのためには「動画で見てもらうべきものがいつでも、どこでも速やかに見られる環境」が必要となり、その役割をBeODが担っています。
結果、利用デバイスはスマートフォン、タブレットが約90％を占め、視聴シーンも「移動中・待ち時間」「通勤時」「帰宅後・休日」が上位3項目となるなど、期待していた通りすき間時間での学習が定着してきました。
社員からは「繰り返し視聴できる点が良い」「全国の営業社員の取り組みが刺激になっている」「真似て実践することでスキル向上につながる」などポジティブな意見が多く聞こえてきます。
ー 今後の展開
学習コンテンツのさらなる拡充を図っていきたい
現在は「保険実務」や「エクセル活用」などの教育コンテンツがメインとなっていますが、今後はAIやブロックチェーンなど専門性をもったコンテンツも用意し、学習コンテンツのさらなる拡充を図っていきたいと考えています。このように社員に提供したいコンテンツの用意ができたときにいつでも載せられ、すぐに提供が開始できるBeODのような仕組みがあるのは本当に会社としての強みだと感じています。
今後は地方にある各本部からも動画がアップできるように改修予定なので、そのコンテンツを通じた社内コミュニケーションの活性化や、知見・ノウハウなどの知の交流が起き、全社的な活性化の起爆剤にBeODがなれればよいなと考えています。動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia（イクイップメディア）」＋会員認証サービス
ビジネスシーンでの動画活用を簡単に始められる動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia（イクイップメディア）」と会員認証サービスを組み合わせて提供しています。動画・Webページ・会員などが一元管理できるなど視聴者を限定した動画サイトに必要とされる機能を有し、また画面UIのカスタマイズなどの要望にも柔軟に対応できます。
事例のポイント
学習・情報収集のために全社員数に近い1.4万人以上が利用中
移動時間・待ち時間が多い、通勤時間が長い、育児で残業ができない、産休から復帰に向けて不安がある・・・など多様な社員の「もっと学びたい」という意欲に応える
少しの空き時間（すき間時間）の有効活用