2026.03.27

Webサイトの安定的な運用に欠かせないCDN(Content Delivery Network/コンテンツデリバリーネットワーク)ですが、複数サイトの管理や設定変更の際、煩雑な設定作業に担当者への負荷が高まります。
そうした課題の解決に活躍するのが、JストリームのCDNサービス「J-Stream CDNext」に備わっている「CDNホスト設定エクスポート/インポート機能」です。
既存のホスト設定を抽出し再利用することで、運用担当者の負担を軽減し、より安全な設定管理を実現します。
本機能は、稼働中のCDNホストの設定情報を、システムが読み込むための.dat形式のファイルで抽出し、別のホストやアカウントへ反映できる機能です。
エクスポート機能で抽出したファイルは、新規設定時の「テンプレート」や、設定変更前の「バックアップデータ」としての役割を果たします。インポート機能を用いてそのファイルを読み込むことで、元となる設定状態を別の環境へ再現できます。
この仕組みにより、設定作業にかかる時間を短縮しつつ、手作業によるミスのリスクを低減した運用が可能となります。

ホスト設定のエクスポート/インポート機能には、CDN運用における以下のようなメリットがあります。
ホスト設定をエクスポートし、別のホストへそのままインポートできます。一から設定を作り直す必要がなくなり、作業時間の大幅な短縮が見込めます。
大量の設定項目を手動で入力する必要がなくなるため、入力漏れや設定間違いのリスクを低減できます。
エクスポートしたファイルをテンプレートとして利用することで、複数ホストや複数サービス間で同一品質の設定を再利用していただけます。
大規模な設定変更を行う前に現行のホスト設定をエクスポートしておくことで、万が一の際にもすぐに元の状態へ復元でき、安全に変更作業を進められます。
エクスポートした設定ファイルは、別アカウントでもインポート可能です。
といった、環境間の設定共有が容易になります。
※一部項目(SSL証明書など)はインポート対象外となります。
使い方は非常にシンプルで、かつ安全にご利用いただける設計となっています。

CDNホスト一覧画面から、対象のホストにチェックを入れて「エクスポート」ボタンをクリックします。これにより、設定内容が.dat形式のファイルとしてダウンロードされます。

「インポート」ボタンから対象のファイルを選択します。実行前には確認画面が表示されるため、ファイルの内容や意図しない設定がないかを事前に把握・確認していただけます。
デフォルトのFQDN(ネットワーク上の絶対的なドメイン名)が既存のホストと重複している場合、インポートは実行されません。既存の稼働中の設定が意図せず上書きされることはありませんので、ご安心ください。
本機能は他アカウントでエクスポートされた設定もインポート可能ですが、セキュリティおよび管理上の観点から、インポート元のデータが「自アカウント内」か「他アカウント」かによって、インポート対象外となる項目が異なります。
| 対象外の項目 | アカウント内のデータ | 他アカウントのデータ |
| 各種設定 – CDNホストラベル、FQDN、オリジンリスト、仮想パス、各種ACL(アクセス制御リスト) | インポート可能 | インポート可能 |
| SSL証明書 | 対象外 | 対象外 |
| CDNホストラベル | インポート可能 | 対象外 |
| 統計通知設定 / 通知設定 | インポート可能 | 対象外 |
今回ご紹介した「ホスト設定エクスポート/インポート機能」は、新規ホスト登録時のテンプレートとしての活用や、設定変更時のバックアップなどを通じて、お客様のCDN運用における負担を軽減する機能です。
設定ミスの防止や作業時間の短縮に貢献できますので、より安定したサービス運用に向けてぜひ本機能をご活用ください。
Jストリームは今後もJ-Stream CDNextの進化を通じて、より快適なWeb体験の提供を目指してまいります。 ご利用や詳細な機能についてご興味をお持ちの方は、以下のサポートサイトやサービス詳細ページにて詳しい情報をご覧いただけますので、ぜひご検討ください。

Jストリームの
ソリューションに
興味をお持ちの方は
お気軽に
お問い合わせください。