AWSで実現する、リアルタイム配信・超低遅延配信のご紹介

2025.11.13

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動画配信において「リアルタイム配信」や「超低遅延配信」が求められるシーンが増えています。Ｊストリームでは、Amazon Chime SDKを活用し、Web会議系ツールでは実現が難しい、業務システムへの双方向配信機能の組み込みや、大規模なライブ配信を支える超低遅延配信の技術検証を進めています。本記事では、Amazon Chime SDKやAmazon IVSを用いたリアルタイム・超低遅延配信の可能性と、Ｊストリームが提供できるサービスについてご紹介します。

【記事監修者】株式会社Ｊストリームソリューション推進本部、プラットフォーム本部ライブプロデュース部

《目次》

1. AWSで実現するリアルタイム配信・超低遅延配信とは
2. AWSで実現するメリット
3. Ｊストリームの提供サービス
4. AWS以外の超低遅延技術やサービスのご提供も

1. AWSで実現するリアルタイム配信・超低遅延配信とは

「Amazon Chime SDK」や「Amazon IVS（Interactive Video Service）」を活用することで、ほぼ遅延のないリアルタイム配信や、数百ミリ秒～数秒レベルの低遅延配信を実現できます。

リアルタイム配信ならAmazon Chime SDK

Amazon Chime SDKは、双方向コミュニケーションをWebアプリに簡単に組み込める開発者向けツールキットです。WebRTCベースの双方向通信を自社サービスに組み込める柔軟性を持っており、最大250名規模のインタラクティブな会議・イベントに対応可能です。
https://aws.amazon.com/jp/chime/chime-sdk/

超低遅延配信ならAmazon IVS

Amazon IVSは高品質かつ低遅延なライブ動画を、実現できるクラウドサービスです。大規模配信では一方向配信に特化しており、最大2万人規模の視聴者に向けた超低遅延ライブ配信を実現できます。
https://aws.amazon.com/jp/ivs/

2. AWSで実現するメリット

AWSを活用する最大のメリットは、柔軟性・拡張性・信頼性の3点にあります。AWSは他のクラウドサービスやデータベース、AI機能との連携が容易で、配信だけでなく演出・分析・管理までを一貫して構築できます。
例えば、Amazon IVSを基盤に、ライブ配信の映像に対して「リアルタイムでCG演出を加える」「テロップを挿入する」「視聴者の反応を即座に可視化する」といった配信システムの構築が可能になります。
また、AWSのグローバルなインフラにより、安定した配信品質とセキュリティが確保されており、企業の重要なイベントや機密性の高い情報を扱う場面でも安心して利用できます。

3. Ｊストリームの提供サービス

Ｊストリームでは、Amazon Chime SDKを用いた自社サービスを提供しています。
双方向コミュニケーションサービス「Webinar Lounge」は、オンラインイベントの世界観にフィットさせた中で、参加者同士の双方向コミュニケーションを実現します。例えば、「まずはWeb講演会を視聴し、その後は参加者同士の親睦を深める」といったことが可能で、オンラインイベントの価値をより高めてくれます。

また、AWSの技術をベースに、リアルタイム配信の構成設計から運用支援までを一貫してサポートも可能です。社内での技術検証を通じて、Amazon Chime SDKを用いた双方向型配信のノウハウを蓄積しており、演出性の高い配信や、複数拠点からの参加を伴うイベントにも対応できます。

4. AWS以外の超低遅延技術やサービスのご提供も

AWS以外にも、低遅延配信を実現する技術やサービスは複数存在します。これらの技術は、配信の目的や視聴者規模、インタラクティブ性の有無によって最適な選択が異なります。
Ｊストリームでは、様々な低遅延・超低遅延技術やサービスの検証も行っており、提供実績のご紹介も可能です。低遅延・超低遅延・リアルタイム配信をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

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記事監修者

本記事は、株式会社Ｊストリームソリューション推進本部、プラットフォーム本部ライブプロデュース部が監修をおこないました。
株式会社Ｊストリームは動画配信の先端企業として、提供したい情報にあわせたコンテンツの企画制作やウェブサイト構築･運用、あらゆる端末に対応した高品質で安定した配信サービスまでをワンストップで提供しています。詳しくは企業情報をご覧ください。