今回は、特にこれから動画活用を検討される方にご覧いただきたい調査結果と、動画にするメリットについてご紹介します。
アメリカの調査会社Ascend2が2014年3月に実施した調査の結果によると、アメリカやヨーロッパ等の企業のマーケティング・営業担当者のうち、77%が動画マーケティングで「成功した」と回答しています。
また同調査において、回答者の67%が今後一年間で動画マーケティングにかける費用を増やすことを検討しおり、維持を合わせると96%が前年同等以上の費用をかけると回答しました。
これらの調査結果から、欧米では動画による成功事例も増え、今後さらに活用されていくことになると考えられます。
一方、日本でも動画の視聴が増えているという調査結果が公開されています。
博報堂DYホールディングスが2014年2月に実施した調査によると、日本のスマートフォンユーザーの8割以上が動画の視聴経験があり、約半数が「週1日以上」スマートフォンで動画を視聴しているという結果でした。
スマートフォンやタブレットの普及にも後押しされ、日本でもオンラインでの動画視聴は既に日常的な行動になっていることが窺えます。
日本の企業にとっても、Webマーケティングはもちろん、社内の情報共有等でも動画の活用は無視できない存在になり、多くの企業が既に取り組みを始めています。また、欧米と同様に今後その活用がさらに拡大していくことが予想されます。
動画の最大の魅力を一言で言うと「わかりやすい」ということです。音、動き、表情、時間軸など盛り込める要素が多く、わかりやすい情報提供ができるため、「(自社が伝えたいことが)伝わりやすい」というメリットがあります。当社にも多くの動画活用に関するご相談をいただくのですが、実際に活用される企業のなかで、動画に期待することとして多く聞かれるのは以下のようなことです。
動画が「口コミしやすい」理由としては、以下が挙げられます。
スマートフォンやタブレットでの動画の視聴が日常的になってきた現在では、ソーシャルメディア上で動画の再生ボタンが押されやすくなっており、画像などよりも深みのある情報をシェアしてもらいやすくなっています。
ここで、BtoCでのプロモーション、オンラインサポートで効果的に動画を活用されている事例を挙げ、すでに動画を活用されている企業が、具体的にどのような形で「わかりやすさ」を実現しているかご紹介します。
プロモーションでの成功事例として、ゲーム関連の動画が挙げられます。
2013年のYouTubeでの再生回数ランキングトップ10に、バンダイナムコゲームスの動画が2つランクインしています。そのうちの1つはゲーム内の必殺技を紹介する23秒の動画で、600万回以上再生されています。ゲームのように画像や文章だけでは伝えにくい商材はまさに動画向けであり、直感的に短時間で理解させられるという特性を上手く活かした結果と言えます。
プロモーション以外での動画活用事例として、動画マニュアル・動画サポートが挙げられます。 複雑な操作を伴う製品では、紙媒体マニュアルの図解と文章表現だけでは伝わりにくいことが多々あり、電話サポートでも音声だけでは解決が難しい操作もあります。 その課題解決の手法として増えてきているのが動画マニュアル・動画サポートです。
実際の製品や画面を操作しながらユーザーの疑問を解決していく動画は、直感的に理解しやすく、利用者の満足度も上がるはずです。
また、一般的に動画は制作や運営に手間やコストがかかると考えられがちですが、動画マニュアル・動画サポートのような活用方法の場合、紙媒体マニュアルの作成や電話サポートを減らすことができ、動画を活用した方がトータルでのコスト削減につながるケースも多いです。
今後動画の活用を検討される際は、上記のような「動画にするメリット」を活かせるかということを企画段階で確認し、動画を有効に活用してください。
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