株式会社Jストリーム
株式会社Jストリーム(マザーズ:4308 代表取締役社長:石松 俊雄、以下Jストリーム)は、米国Kollective Technology Inc.社(以下Kollective社)が提供するエンタープライズCDNサービス「Kollective SD ECDN」の国内販売を開始したことをお知らせいたします。
本サービスの導入により、回線増強やネットワーク機器の追加を行うことなく、社内ネットワークでの大規模な動画配信が可能となります。
エンタープライズCDN(ECDN)サービスについて
エンタープライズCDN(ECDN:Enterprise Content Delivery Network)とは、社内ネットワーク経由のコンテンツ配信を高速化・安定化するサービスで、米国の大企業を中心に普及が進んでいます。
昨今は動画による社内広報や研修を検討する企業が増加する一方で、社内ネットワークやファイアウォールがボトルネックとなって動画を快適に視聴できない、あるいは事業拠点による視聴環境の「社内格差」が生じるなどの理由で、社内向けの動画活用を断念している企業も少なくありません。
ECDNサービスはこのような課題を解決するもので、通常は再生端末数に比例して増加するネットワークの帯域消費を抑制し、快適な動画視聴を実現するための配信サービスです。ECDNサービスを導入した企業では、企業トップが全社員向けメッセージをライブ動画で配信するような、多くの社員が同時に動画を視聴する大規模な配信で、その有効性が特に顕著に表れます。
「Kollective SD ECDN」サービスと3つのポイント
米Kollective社のECDNサービス「Kollective SD ECDN」は、独自の配信技術で動画配信に伴う帯域消費を90%以上削減し、社内ネットワーク経由の配信を高速化・安定化するサービスです。
本サービスの3つのポイント
1.社内ネットワークの帯域消費を抑制し、大規模な動画配信が可能
独自の配信技術により、通常は再生端末数に比例して増加するネットワークの帯域消費を抑制します。これにより、これまで社内ネットワークやファイアウォールの帯域的な制約で実現が不可能だった企業でも、あらゆる拠点で快適な動画視聴が可能となります。
2.回線増強・設備投資が不要なため、拠点数が多い大企業に最適
ソフトウェア形式(SD: Software Defined)で提供されるサービスのため、回線増強やネットワーク機器追加などの設備投資や運用が不要です。そのため、事業拠点数が多い企業ほど、Kollective SD CDNはコスト優位となる特徴があります。
3.高いセキュリティレベル
エンタープライズ向けサービスとして求められる高いセキュリティレベルを満たす、配信技術および設計適合性・統制運用のもとでサービスが提供されています。
具体的には、秘密鍵を用いた専用配信プロトコルによる特許取得済の配信技術、SOC-2(旧SAS-70 Type II)の認証の例を挙げることができます。
「Kollective SD ECDN」サービス詳細
www.stream.co.jp/service/cdn/ecdn/
Kollective社CEO Dan Vetras氏のコメント
「Kollectiveブランドが全世界へ拡大する中、Jストリームとのパートナーシップは日本市場でのビジネス拡大に向けた重要なチャンスを意味します。完璧なコンテンツ配信を実現することに対する当社のコミットメントをJストリームには十分評価いただいており、KollectiveのECDNサービスとJストリームの先進的な動画配信サービスの組み合わせは、日本企業の社内コミュニケーションのやり方を見直す最良の機会を提供することになるでしょう。」
Kollective社(Kollective Technology Inc.について)
米Kollective社は、最大規模の有力グローバル企業が全世界の数百万の社員に向けて実施する、ライブを含めた社内向け動画配信を数多く担っています。ソフトウェア形式のエンタープライズ向けCDNサービス(SDCDN:Software Defined Content Delivery Network)から、ネットワーク可用性テストなどのエッジ関連ITツール、ソフトウェア配信やネットワーク解析まで、Kollectiveは高いROIとソフトウェア形式によるネットワークによる柔軟性を実現します。