株式会社Jストリーム
日本SGI株式会社
株式会社Jストリーム(マザーズ:4308、社長:白石 清、以下「Jストリーム」)と日本SGI株式会社(社長:和泉法夫、本社:渋谷区恵比寿、以下「日本SGI」)は、企業がネット上で自社の放送局を設置することを支援するビジネスに関連する業務・技術提携に関して合意しました。
1.業務提携の背景
Jストリームはストリーミング配信技術やノウハウを基盤に、企業や団体による消費者へのコンテンツ配信、情報発信といった活動を支援する、BtoBtoCをターゲットにしたWeb制作・配信・運用などを中心としたサービスを提供しています。現在は国内最大手の映像配信事業者としての実績を通して培ったネットワーク技術とノウハウを基盤に「インターネット企業放送局」を提唱し、その構築支援サービスを提供しています。
日本SGIは、大規模サーバの構築や、大容量アーカイブシステムを構築・運用してきた経験と実績があります。サーバやアーカイブの構築技術をベースに、主にBtoBの分野でデジタル・コンテンツの制作・編集からコンテンツ管理・保存、著作権管理、セキュリティ、さらにはコンテンツの配布・公開までの工程をカバーするコンテンツ・ライフサイクル・マネジメント(コンテンツ総合管理)のソリューション、「SiliconLIVE!」を企画・開発して提供しています。さらに、企業内にある各種情報をコンテンツとして活用して情報発信をする「企業が放送局になる時代」を提唱しています。
こうしたビジネス展開から両社は相互補完の関係にあり、今回両社がそれぞれのソリューションやサービスを融合し、高品位ネットワークの上で高度で使いやすいコンテンツ制作・管理そして配信までのトータル・サービスを実現するために協力していくことに合意したものです。
2.業務提携の内容
本提携の基に、Jストリームの安定配信の技術やウェブサイト構築、展開のノウハウと、日本SGIのコンテンツ総合管理の技術とノウハウとを融合し、高品位ネットワークの上で高度で使いやすいコンテンツ制作・管理そして配信までのトータル・サービスを実現するために協力していきます。
合わせて、Jストリームは日本SGIが筆頭株主となっているメディアエクスチェンジ株式会社(以下MEX)のインターネット接続サービスを利用し、MEXの国内最高クラスのトータルピアリング数を持つ大容量・高信頼性のインターネット・バックボーンによって、コンテンツ配信基盤をさらに強化していきます。
こうした活動を通じ、両社は「コンテンツが主役の時代」の到来に向けて、それぞれのソリューションとサービスを融合し、企業や自治体、個人などがそれぞれのコンテンツを積極的に発信する環境の実現に向けた事業で協力します。さらに、営業展開および新たなソリューションの共同開発なども検討していきます。また両社は共同マーケティングにより新市場を開拓していきます。
【Jストリームについて】
Jストリームは、日本初のインターネット放送(ストリーミング)専用インフラ提供会社として、独自の回線やインフラの整備に加えて、xDSLやCATVインターネット、FTTHなどのブロードバンド接続事業者、国内主要ISP、データセンター、CDNなどと協力関係を結び、回線環境や接続端末、配信方式にとらわれない大規模ストリーミングインフラの整備を進めています。現在では国内随一の配信実績と高度な運用技術を生かし、配信だけにとどまらずウェブサイト制作などを含むストリーミング関連サービス全般を提供しております。