EQライブキャストとは?
EQライブキャストは、iPhone/iPadで撮影した映像をそのままライブ配信することのできる、iOSアプリです。
専用のカメラ機材やPCエンコーダー機材を用意することなく、はるかに簡単にライブ配信を実施することができますので、社内イベントや社内勉強会など手軽なライブ配信を行う場合にご活用いただけます。
(2023/10/31) 【アプリリリース】EQライブキャストがバージョンアップいたしました。(ver4.6.9)
アップデート内容
→ 初期設定
→ 利用時の制限事項
→ 利用時の注意事項
EQライブキャストを使ってライブ配信するには、予めライブキャスト用の配信設定を、Equipmediaアカウント上で作成しておく必要があります。
アップロード権限がない場合は「こちらのユーザーはアップロード権限が無い為、利用できません。」と表示されます。
EQライブキャストでのライブ配信は、バックアップ無しの1系統配信になります。
EQ管理画面より「ライブ配信設定編集」画面の「■EQライブキャストを利用する」の「利用する」を選択いただくことで、自動的に1系統の配信に設定されます。
また、「利用しない」を選択した場合は、EQライブキャストで対象のライブ配信設定が表示されず、使用することができませんのでご注意ください。
注意:ライブエンコーダーの数やフィードの系統数などを、複数台、複数画質、複数系統で設定すると、EQライブキャストアプリから、正常にライブ配信できなくなりますので、ご注意下さい。
注意:EQライブでは、1つのライブ配信設定は、“同時に”1ライブでしか使用できません。同じ配信設定を同時に複数人数で使用することはできませんのでご注意下さい。
注意:EQライブキャストでの配信ビットレートは、以下の通りです。
HD画質(720p):約2,000kbps、高画質(480p):約1,000kbps、標準画質(360p):約500kbps、低画質(270p):約300kbps
EQライブキャストを使ってライブ配信するには、予めライブキャスト用の配信設定を、Equipmediaアカウント上で作成しておく必要があります。
(1)EQ管理画面にログインする際に使用するID/パスワードでアプリにログインします。複数アカウント契約のあるお客様の場合、アカウント選択の画面になりますので、ライブ配信を行うアカウントを選択します。
注意:EQライブキャストでライブ配信を行うには、ご自身のユーザーアカウントに、ライブ機能の利用権限が付与されている必要があります。
(2)ログインすると、設定画面上に赤字で配信設定を選択するよう表示されていますので、タップして選択します。
注意:必ずEQライブキャストで配信可能な内容で設定されているライブ配信設定を選択してください。(エンコーダー1台/画質1つ/フィード1系統の指定がされているもの)
注意:1つの配信設定では「同時に」1つのライブしかできません。複数人が「同時に」ライブを実施する可能性がある場合は、ライブ設定を複数用意し、同時ライブ開催数を追加するオプションのご利用が必要です。
注意:EQ管理画面の「ライブ配信設定編集」画面の「■EQライブキャストを利用する」の「利用する」を選択いただかないと、EQライブ設定が表示されません。
(3)必要に応じて、ライブイベント名称を入力します。ライブ配信後、EQ管理画面側でイベントの識別が必要な場合は入力してください。デフォルトでは開催日時が設定されています。
(4)必要に応じて、ライブ動画URLを対象視聴者に共有してください。(EQライブキャストアプリ自体には、ライブ開始通知を行う機能はありません)
基本的には、あらかじめ定常的なライブ視聴ページを準備し、そのURLを視聴者に周知しておくことをおすすめします。
なお、視聴者側はブラウザ上のEQプレイヤーでライブを視聴します。(アプリではありません)
(5)必要に応じて、端末内にライブ映像を保存する場合は、モード選択にて「ライブ配信+端末内録画」を選択してください。
注意:端末内録画をする場合、ライブ配信時間は最大3時間に制限されます。
(6)必要に応じて、「手振れ補正レベル」を設定してください。
「手振れ補正レベル」は、「強め」または「弱め」から選択することができます。
画面の説明
ライブ中に画像(ロゴなど)を固定で差し込むことができます。
ライブ配信前でも設定可能ですので、事前に使用する画像をアプリに登録しておきます。
(拡張子は、jpg、png、gif)
(1)アプリ右下の「・・・」をタップして、設定メニューから固定画像の「画像選択」をタップしますと、画像選択画面が開きます。
(2)画像は、iOS端末のカメラロールの他、OneDrive、Googleドライブのフォルダを参照して差し込むことができます。
差し込んだ画像は、ライブ映像の右上に表示されます。表示位置は固定となり、変更はできません。
また、ライブ映像に反映される画像サイズは素材そのままのサイズとなります。
(右図のようなサイズ感でロゴを反映したい場合、端末の画面サイズによって画像サイズの変更が必要です。こちらは、iPhone7端末の例となり、画像は160×60を利用しております。)
注意:OneDriveでは、日本語のファイル名が付いた画像ファイルが正常に取り込めない場合があるため、ファイル名は英数字を推奨しております。
ライブ中に画像やスライドを使いたい場合、ライブ配信前に使用する画像をアプリに登録しておきます。(ライブ中でも取り込みは可能です)
(1)右記画像の赤四角部分のボタンをタップしてテロップ・画像選択ボタンをタップして、使用ファイル一覧画面を開きます。
最初は何も登録されていないので、空っぽの状態です。
画面下部に「Edit」ボタンが表示されていますので、そこから使用ファイル一覧の画面に遷移します。
(2)「Edit」をタップすると、使用ファイル一覧画面に移ります。
画像/スライドは、iOS端末のカメラロールの他、OneDrive、Googleドライブのフォルダを参照して登録できます。
PowerPointスライドを使いたい場合は、予めPDFに変換し、それを利用してください。
また、使用する画像(差込み画像)が、透過画像(png)の場合は、配信映像に被せて配信することが可能です。
※透過したPNGを利用しますと、透過箇所の背景はカメラ映像となります。
【使用例】 映像を映しながら製品画像や地図画像を差し込んだり、外枠にフレーム画像として表示させたり等。
透過画像を使用する場合、画像のサイズは、かならず、「1280×720 (横向き配信の場合)」か、「720×1280(縦向き配信の場合)」としてください。
ライブ映像画面の特定の位置に画像を表示したい場合、上記サイズの透過画像を作成する際にあらかじめ位置を調整したかたちで透過画像を作成してください。
上記サイズよりも小さい透過画像は、ライブ映像上で拡大表示されてしまいますので、ご注意ください。
(逆に大きい場合は縮小されて表示されてしまいます。)
注意:OneDriveでは、日本語のファイル名が付いた画像ファイルが正常に取り込めない場合があるため、ファイル名は英数字を推奨しております。
ライブ中にテロップを使いたい場合、ライブ配信前に使用するテキストファイル(.txt)をアプリに登録しておきます。テロップ用のテキストファイルは、使いたいテロップ文言をすべて記入し、1テロップ毎に改行で区切っておきます。アプリにインポートする際には、改行ごとにテキストが分かれて登録されます。
(テロップのtxtファイルは、ライブ配信中でも取り込み可能です)
(1)テロップ・画像選択ボタンをタップして、使用ファイル一覧画面を開きます。
最初は何も登録されていないので、空っぽの状態ですが、「ライブでスライドや透過画像を使う(2)」で画像を選択していれば選択した画像が表示されます。
画面下部に「Edit」ボタンが表示されていますので、そこから使用ファイル一覧画面に遷移します。
(2)「Edit」をタップすると、使用ファイル一覧画面に移ります。
テキストファイルは、OneDrive、Googleドライブのフォルダを参照して登録できます。
登録したファイルの内容が選択可能になりますので、選択することで、画面下の中央にテロップとして表示されます。
注意:OneDriveでは、日本語のファイル名が付いたファイルが正常に取り込めない場合があるため、ファイル名は英数字を推奨しております。
注意:使用ファイル一覧画面で、画像とテキストファイルを同時に選択し、一覧画面に表示することは可能ですが配信時に画像とテロップを同時に使用することは出来ません。
ライブ中にペンツールを使って書き込むことが可能です。
ペンツールは、ペンの太さ、色、タッチしてから表示が消えるまでの時間の変更が可能です。
(1)アプリ右下のペンツールをタップすると、ペンアイコンが表示されるので、それをタップします。
(2)太さは3種類(左から2px、5px、10px)、色は、6種類(白、黒、青、緑、黄、赤)の中から選択できます。
(1)アプリ右下の「・・・」をタップし、設定メニューから「ペン表示時間」をタップしますと、表示時間画面が開きます。
表示時間は、無制限、2秒、3秒、4秒、5秒の中から選択可能です。
無制限を選択した場合は、Clearがタップされるまで表示します。
※無制限を選択した場合のみ、Clearが表示されます。
カメラのAE(露出調整)/AF(焦点調整)は、カメラ画面を長押しすることで現在の露出と焦点のロックと自動調整オンを切り替えることができます。
配信中および配信開始前でも設定が可能です。
初期値は自動露出調整/自動焦点調整オンの設定となっており、 ロックの状態では、アプリ画面の左下に「AE/AFロック」が表記されます。 インカメラの場合は「AEロック」のみの表記となります。
ログインして、ライブ設定を選び、利用する画像/スライドを登録したら、あとはライブを開始するだけです。ライブ配信仕様は、EQライブの仕様に準拠します。
(1)ライブを開始するには、左記画像の赤四角部分のボタンをタップします。
少し待つと画面左上のアイコンが赤くなりライブ配信が始まります。
もしなかなかライブ配信が開始状態にならない場合、一度アプリを落として再度同動作を試みてください。
注意:ライブ配信は非常に多大なデータ通信を発生させます。LTE回線、4G回線でもライブ配信を実行することは可能ですが、極力、WiFi無線LAN接続下でご利用ください
注意:社内ネットワーク上でライブ配信を行う場合、EQライブキャストアプリから当社ライブ配信サーバーへのライブストリームのアップロード通信には、RTMPプロトコルが使用されますので、社内ネットワークの設定上、RTMP(1935ポート)の通信許可が必要です。
また、EQサービスを社内でご利用される場合、社内ネットワークからEQのサービスドメインである、「*.stream.ne.jp」「*.stream.co.jp」の2つのドメインへの接続許可が必要です。
(2)ライブを終了するには、同じく左記画像の赤四角部分のボタンをタップします。
注意:ライブ終了後、即座に次のライブを起動することはできません。6~7秒間をおいてから次のライブを起動して下さい。
EQライブキャストでは、端末内に録画しながらライブ配信することが可能です。
端末内に録画しながらライブ配信をするには、設定を開きモード選択で「ライブ配信+端末内録画」をタップし、録画時間を1/2/3時間の中から選択します。
端末の空き容量が少ない場合、アラートが表示されます。
注意:端末の空き容量が5GB以下の場合、「ライブ配信+端末内録画」でライブ配信ができません。
注意:「ライブ配信+端末内録画」にてライブ配信中に端末の空き容量が5GB以下になった場合、端末内録画のみ終了します。
注意:選択した録画時間を経過するとライブ配信および端末内録画が終了します。
EQライブキャストでは、ライブ配信なしで端末内に録画をすることが可能です。
(1)ライブ配信なしで録画をするには、設定を開きモード選択で端末内録画のみ(ライブ配信なし)をタップして選択します。
録画を開始するには、左記画像の赤四角部分のボタンをタップすると表示されるポップアップメッセージのOKをタップします。
画面左上の「REC」アイコンが赤くなり、録画が始まります。
端末内録画をする場合、録画開始後に画面上に録画可能な残り時間が表示されます。
注意:端末内録画開始後に表示される残り時間は、端末の空き容量をもとに算出されます。
注意:端末内録画のみ(ライブ配信なし)の場合、動画サイズは1280px × 720px固定です。
注意:ライブ配信なしのため、ライブ動画URLは提供されません。
EQライブキャストでは、ライブ中、主にプレゼンテーション用に、いくつかの演出を行うことが可能です。
注意:タッチペンまたはポインタ使用状態の時は、それ以外のメニューは非表示となります。