株式会社Jストリーム
株式会社Jストリーム(マザーズ:4308 代表取締役社長:石松 俊雄、以下Jストリーム)は、株式会社エムアップ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:美藤 宏一郎、以下エムアップ社)が設立した株式会社VR MODE(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:美藤 宏一郎、以下VR MODE社)がVR(Virtual Reality:仮想現実)事業を展開するにあたり、その大規模配信インフラに関連して協業する旨エムアップ社と合意したことをお知らせいたします。
VR MODE社と展開予定の事業、その背景について
VR MODE社は、エムアップ社がその主軸事業であるファンクラブ事業などで培った、アーティスト、タレント、アイドル、俳優、声優といった各権利元とのリレーションを生かし、VRを中心とした先端表現技術を用いたライブ動画の生配信など、新たな事業の創出と発展、拡大を図り、VRコンテンツ制作、360度動画の撮影、配信、販売プラットフォームの構築を事業の主軸とする新会社です。平成31年3月期中のプラットフォームサービス開始を計画しております。
臨場感や迫力が魅力のアーティストやアイドルのライブ公演は、VRやAR(Augmented Reality:拡張現実)との親和性が非常に高く、エンタテインメント領域においても今後さらに需要が増すと予想されています。2020年の東京オリンピックを見据えたスポーツVRライブ中継や、今後普及が期待される5Gによる高速大容量通信環境はこの成長の契機であり下地になると言われております。
Jストリームの関わりについて
360度動画をはじめとするVR、ARコンテンツはデータ量が多く、動画を中心に長年CDN事業に取り組んできた当社としても、将来の5Gによる高速大容量通信の展開を視野に入れつつ積極的に取り組んでいる領域です。VRコンテンツのライブ配信も早期から手がけており、既に多数の実績があります。今回のVR MODE社によるVRコンテンツプラットフォームサービス開始にあたっては、4K/8K配信や低遅延配信などの最先端の動画配信技術の提供や、コンテンツ配信インフラを支える立場として、新たな市場の創出、開拓に協力していく予定です。