株式会社Jストリーム
株式会社Jストリーム(マザーズ:4308 代表取締役社長:石松 俊雄、以下Jストリーム)は、Microsoft Azure上の動画配信技術「Azure Media Services」をベースとし、AIによる動画解析機能「Media Analytics」を活用できる動画配信プラットフォーム「VideoAid」(ビデオエイド)を開発し、2017年度中に販売開始を予定していることをお知らせいたします。
なお、2017年11月15日(水)より幕張メッセで開催される2017年国際放送機器展(Inter BEE 2017)の日本マイクロソフト株式会社のブースにて、VideoAidの紹介およびデモンストレーションを実施いたします。
開発のねらい
Jストリームは、累計1,000アカウント以上の導入実績を持つ、国内最大級のビジネス向け動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」を提供しています。その開発・運用経験を活かし、さらなるお客様の動画資産の付加価値向上や活用機会の拡大を目的として、このたびMicrosoft Azureの各種機能を活用したフルクラウド(SaaS型)の動画配信プラットフォーム「VideoAid」(ビデオエイド)を開発いたしました。
複雑な設定作業や配信準備は必要なく、シンプルな構成でオンデマンド配信・ライブ配信の両方に対応していますので、はじめて動画配信をご利用される企業でも、利用シーンに応じてスモールスタートから始めることが可能です。さらに、AIによるAzureの動画解析機能「Media Analytics」を活用し、字幕・ぼかし・手振れ補正・動画要約・タイムラプスなどの付加価値を、手軽にコンテンツに対して追加可能とする機能を搭載しています。
機能および利用シーン
主な機能
・元素材のアップロードと自動トランスコード
・オンデマンド/ライブ配信設定とライブストリームのアーカイブ
・マルチデバイス向けの配信と視聴
・AIによる動画解析機能(字幕生成と編集、ぼかし付与、手振れ補正、動画要約、タイムラプス)
*今後も継続して機能拡張を行う予定です。
利用シーン
1.字幕配信
・音声が流せない公共の場などでの配信(デジタルサイネージ向け)
・聴覚障がい者向けアクセシビリティ対応
2.タイムラプス
・定点観測
・道順案内動画(タイムラプス+手振れ補正機能)
・商品のプロモーション
3.動画要約
・長時間にわたる講演会などのダイジェスト動画を自動生成
4.顔認識によるぼかし
・不特定多数の人物が映り込む映像の利用
・著作権などの処理
日本マイクロソフトからのエンドースメント
日本マイクロソフトは、Jストリーム様によるAIを活用した動画解析に対応する動画配信プラットフォーム「VideoAid」の提供開始の予定を心より歓迎いたします。
今回のフルクラウドSaaSサービスは、動画活用に必要なあらゆる機能とAIによるMedia Analyticsを装備し、手軽に付加価値を付けられる機能を搭載していながら、手ごろな値段から始められる動画配信サービスということで、メディア企業をはじめ、あらゆる企業内の配信業務でも利用可能な価値の高いサービスだと確信しております。
今後も日本マイクロソフトはJストリーム様と連携し、お客様のビジネスに新たな価値をもたらす支援をしてまいります。
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 パートナー事業本部長 高橋 美波氏
*Microsoft、Microsoft Azureは、米国 Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
*記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
Inter BEE 2017出展のご案内
2017年11月15日(水)~2017年11月17日(金)に幕張メッセで開催される2017年国際放送機器展(Inter BEE 2017)に出展いたします。
日本マイクロソフト株式会社のブースにてMicrosoft Azureパートナーとして出展し、VideoAidのご紹介やデモンストレーションも実施しますので、是非お立ち寄りいただきますようお待ち申し上げております。
・2017年国際放送機器展(Inter BEE 2017)公式サイト
www.inter-bee.com/ja/