株式会社Jストリーム
【調査の背景】
インターネット上での動画視聴の一般化が進むなか、医薬品業界においても、医師向けに高度な専門情報をわかりやすく提供する手法として、動画を活用したインターネット講演会に注目が集まっています。
Jストリームでは、ビジネスシーンにおけるインターネット講演会視聴へのニーズ拡大を見据え、このたび、医師のインターネット講演会活用に関する調査を実施しました。
調査結果概要
※本調査では、過去1年間に医薬系の講演会に参加経験のある、病院勤務医(以下、HP) 102名、診療所勤務医(以下、GP) 100名より回答を得ています。
◆医師の講演会参加スタイルとして、インターネット講演会は広く浸透
・過去1年間におけるインターネット講演会の参加率は、HPが59.8%、GPが69.0%で、1医師あたりの参加回数は、HPで4.7回、GPで3.3回の参加経験となった。
・インターネット講演会で評価する点は、HP、GPともに、「自身のPCで気軽に聴講できる」、「会場への移動の手間がなく気軽に聴講できる」が上位2位に挙げられた。
・講演会を聴講した上での処方意向について、リアル形式とインターネット形式でそれぞれ質問したところ、リアル形式(HP:88.8%、GP:86.2%)とインターネット形式(HP:85.2%、GP:87.0%)では大きな差異は見られなかった。
◆インターネット講演会参加のメリットは、オンデマンドでは「自身のペースで視聴できる点」、ライブでは「リアルタイム性」「臨場感」
・オンデマンド形式では、「自身の都合にあわせて聴講日時とすることができる」、「内容で分からなかった部分を再度閲覧することができる」が上位に挙げられた。
・ライブ形式では、「講師との質問応答がリアルタイムで出来る」、「オンデマンド形式に比べて臨場感がある」が上位に挙げられた。
・なお、過去1年間でインターネット講演会に参加したことのある医師のうち、ライブ形式による講演会を視聴した割合は、HPで67.2%、GPで72.5%であった。
<調査概要>
【調査対象】 過去1年間に医薬系の講演会に参加経験のある医師
【調査方法】 エムスリー株式会社運営 医師向け最新医学・医療情報サイト「m3.com」上でのアンケート
【調査時期】 2012年4月24日(火) ~ 4月26日(木)
【調査地域】 全国
【有効回答数】 202件(病院勤務医(HP) 102名、診療所勤務医(GP) 100名)
【回答者のプロファイル】
【調査データ】 ※%は少数第二位で四捨五入。
■インターネット講演会の参加経験について
HPでは59.8%、GPでは69.0%の医師がインターネット講演会に参加。1医師あたり、参加した回数はHPで4.7回、GPで3.3回と、半数以上の医師が、過去1年間で3回以上、インターネット講演会に参加している。なお、インターネット講演会視聴者のうち、ライブ放送を視聴したのはHPが67.2%、GPが72.5%であった。
Q.過去1年間における、インターネット講演会に参加した回数を教えてください。
■インターネットの講演会で評価する点
過去1年間においてインターネット講演会を視聴した医師に質問を実施。HPでは、「自身のPCで気軽に聴講できる」(65.6%)、「会場への移動の手間が無く手軽に聴講できる」(63.9%)、「国内外の有名講師の話が、地理的条件(地方在住など)に関係なく聞ける」(50.8%)が上位に挙げられた。GPでは、「会場への移動の手間が無く手軽に聴講できる」(50.7%)、「自身のPCで気軽に聴講できる」(47.8%)が上位に挙げられた。
Q.インターネット講演会で評価する点を教えてください。
■インターネット講演会のオンデマンド形式とライブ形式の視聴意向
オンデマンド形式については、HPが39.2%、GPが35.0%。ライブ形式については、HPが23.5%、GPが
17.0%。また、「内容に応じてどちらでも拘りはない」と回答した医師はHPが37.3%、GPが48.0%であった。
Q.インターネット講演会におけるオンデマンド形式とライブ形式の視聴意向について教えてください。
■オンデマンド形式のインターネット講演会を評価する点
インターネット講演会でオンデマンド形式のほうが視聴意向は高いと回答した医師に質問を実施。HP、GPいずれも「自身の都合にあわせて聴講日時とすることができる」が8割以上でトップに挙げられた。2位には、HP、GPともに「内容でわからなかった部分を再度閲覧することができる」が6割以上の回答を得た。
Q.オンデマンド形式のインターネット講演会において評価する点を教えてください。
■ライブ形式のインターネット講演会を評価する点
ライブ形式のほうが視聴意向は高いと回答した医師に質問を実施。HPでの1位は、「オンデマンド形式に比べて臨場感がある」(50.0%)。同率2位は、「講師との質問応答がリアルタイムで出来る」「情報の速報性がある」「リアルの講演会と劣らない情報が提供されているから」(各41.7%)。GPでの1位は、「講師との質問応答がリアルタイムで出来る」(52.9%)。2位は、「1回限りの情報という点に価値がある」(35.3%)。
Q.ライブ形式のインターネット講演会において評価する点を教えてください。
(クリックで大きなグラフが表示されます)
※調査内容の引用・転載に際しては、末尾に記載の問合わせ先までご連絡ください。なお、引用・転載とあわせて出典の明記をお願いします。
株式会社Jストリームについて
社名(商号) | : | 株式会社Jストリーム | |
英文社名 | : | J-Stream Inc. | |
設立 | : | 1997年5月 | |
資本金 | : | 21億8,237万円(2012年3月末現在) | |
代表者 | : | 代表取締役会長兼社長 白石 清(しらいし きよし) | |
本社 | : | 〒105-0014 東京都港区芝2-5-6 芝256スクエアビル6階 (TEL) 03-5765-7000 |
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西日本営業所 | : | 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2-1-31 京阪堂島ビル5F (TEL) 06-4796-6160 |
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URL | : | https://www.stream.co.jp | |
事業内容 | : | (1)インターネットを利用した画像データ・音声データの提供サービス業 (2)インターネットを利用した会員情報管理、商取引、決済処理に関する業務の受託 (3)テレビ番組、音声・映像ソフト等のデジタルコンテンツ、出版物の企画・制作及び販売業 (4)コンピュータに関するハードウェア・ソフトウェアの開発・販売 (5)インターネットを利用した各種情報提供サービス業 (6)インターネットに関する技術指導・コンサルテーション (7)広告代理店業 |
■本件に関する報道関係お問合わせ先 株式会社 Jストリーム 営業本部 営業企画部 担当:久保田、京ヶ島 tel: 03-5765-7749 |