株式会社Jストリーム
(東証マザーズ:4308)
株式会社Jストリーム(マザーズ:4308 代表取締役会長兼社長:白石 清)では、個人の利用目的を対象とした「ネットユーザー利用動向調査」を実施いたしました。本調査結果について発表いたします。
■調査の背景
総務省の調査で、携帯・PHSによるインターネットユーザー7,086万人のうち、PCと併用しているユーザーが6,099万人と、利用シーン別に各種端末を使い分ける傾向が出てきていることが発表されています。Jストリームでは、今後のテレビやゲーム機なども含めた各種端末を利用したマルチデバイスによるインターネットアクセスの拡大を見据え、個人のネット利用動向に関する調査を実施しました。
■調査結果概要
◆マルチデバイス時代におけるネット利用スタイルとして「携帯電話利用のPC化」が進行
・ネット端末として、利用時間の長さ、利用目的、アクセスのきっかけなどにおいて、PCと
携帯電話の使われ方に大きな違いはない。
・ネット検索を携帯電話で行うと答えた層は3割以上。テレビ視聴がきっかけで詳細を知る
ためのネット端末としても、同様に3割以上が携帯電話を利用している。
◆企業や商品サイトなどのウェブ上の情報に求められるのは 「手軽さ」 や 「わかりやすさ」
= 「優れた見せ方」 である。
・企業サイトや商品サイトへの不満は、情報の「中身」ではなく、見る際の快適さや
わかりやすさにある
・企業サイトや商品サイトにおける動画の魅力は、手軽さやわかりやすさを高める
ところにある
◆テレビやゲーム機でのネット接続経験がある人は、25.9% (本調査に先立つ予備調査の結果)
■調査概要
【調査対象】 携帯電話またはPCからネットを利用している、16歳以上のネットマイル会員
(ネットマイルの携帯またはPCポイントプログラムを利用しており、個人の利用目的での
ネット環境について、
A:「携帯のみを利用する」、「PC、携帯の両方を使うが、主に携帯を利用する」
B:「PC、携帯の両方を使うが、主にPCを利用する」、「PCのみを利用する」
と答えた層。)
【調査方法】 集団Aについては携帯電話端末、Bに対してはPC端末によるインターネット調査
【調査時期】 2007年10月22日(月) ~ 10月26日(金)
【調査地域】 全国
【有効回答数】 2,866件
■質問項目
Q1 1日あたりのPCでのネット利用時間を教えてください(メール除く)。
Q2 1日あたりの携帯でのネット利用時間を教えてください(メール除く)。
Q3 ネット(PCまたは携帯)へアクセスする時間帯はいつですか?
Q4 ネットでのプレゼント応募やキャンペーンサイトへのアクセス経験は?
Q5 1回あたりのネットショッピング(携帯またはPC)の平均利用金額は?
Q6 ネット検索の利用状況を教えてください。
Q7 ネット検索(PCまたは携帯)の主な目的は?
Q8 PCで企業サイトや商品サイトへアクセスするきっかけとして、多いものは?
Q9 携帯で企業サイトや商品サイトへアクセスするきっかけとして、多いものは?
Q10 テレビ視聴がきっかけで、詳細を知るのに使うネット端末はどちら?
Q11 企業サイトや商品サイト(PCまたは携帯)へアクセスした際に、嫌だったことは?(複数回答可)
Q12 携帯の企業サイトや商品サイトで動画を見たいですか?
Q13 企業サイトや商品サイト(PCまたは携帯)で動画を見る理由は何?(複数回答可)
Q14 携帯のパケット定額制に加入していますか?
■調査データ
(%は小数点第二位で四捨五入)
■一日あたりの利用時間
ネット利用時間のボリュームゾーンは、携帯、PCともに1~3時間。
(n=2,866)
■ネットへアクセスする時間帯
ネット環境別に「携帯のみ+主に携帯」と「PCのみ+主にPC」で比較。ネットへアクセスする時間帯に大きな違いは見られなかった。「携帯のみ+主に携帯」ユーザーでも、休憩中やくつろいでいる時、就寝前などのアクセスをあげており、必ずしも「携帯電話は移動時のメディア」というわけではない。
(携帯のみ+主に携帯でアクセスするユーザー:n=1,696、
PCのみ+主にPCでアクセスするユーザー:n=1,170)
■ネット検索の利用状況
98.4%の人が、ネット検索を行っていると回答。主に携帯で検索をする人は32.7%、携帯とPCの両方で検索をする人は16.6%。
(n=2,866)
■ネット検索の主な目的
「携帯のみ+主に携帯」ユーザーの場合、「ゲーム、音楽などのコンテンツを楽しむ」が「PCのみ+主にPC」ユーザーの倍以上の割合を占めたが、それ以外では、両者の間でネット検索の主な目的に大きな差は見られなかった。1位はともに「趣味・娯楽の情報収集」。
(携帯のみ+主に携帯でアクセスするユーザー:n=1,696、
PCのみ+主にPCでアクセスするユーザー:n=1,170)
■企業サイト、商品サイトアクセスのきっかけ
PCでのアクセスの場合はPCの広告、携帯でのアクセスの場合は携帯の広告がきっかけとなることが最も多いが、それを除くと全体的に携帯とPCの場合で企業サイトや商品サイトへアクセスするきっかけとなるメディアに大きな違いは見られない。携帯、PCともにきっかけの上位は、メルマガとテレビ。また、「PCサイトでの紹介・広告がきっかけで携帯サイトへアクセス(7.4%)」「携帯サイトでの紹介・広告がきっかけでPCサイトへアクセス(7.8%)」というネット端末同士のクロス現象も見られる。
(n=2,866)
■テレビ視聴がきっかけで詳細を調べるネット端末
テレビ視聴がきっかけとなって、携帯で詳細を調べる人は全体の3割以上。「続きはWebで」というような誘導を行われた場合のネット利用は、PCによるものだけではない。
(n=2,866)
■企業サイトや商品サイトへアクセスした際に、嫌だったこと(複数回答可)
ユーザーが抱く企業サイトや商品サイトへの不満は、「携帯のみ+主に携帯」ユーザー、「PCのみ+主にPC」ユーザーに共通して、「情報の量」や「伝えたい中身」ではなく、「情報の見せ方」に対してより多く表れる傾向にある。
(携帯のみ+主に携帯でアクセスするユーザー:n=1,696、
PCのみ+主にPCでアクセスするユーザー:n=1,170)
■企業サイトや商品サイトで動画を見る理由(複数回答可)
ユーザーが期待する企業サイトでの動画の存在価値とは、企業の伝えたい情報を「手軽に」「短時間で」「イメージをつかみやすく」得る有効な手法という回答が多く寄せられた。
(携帯のみ+主に携帯でアクセスするユーザー:n=1,696、
PCのみ+主にPCでアクセスするユーザー:n=1,170)
■携帯の企業サイトや商品サイトで動画を見たいですか?
「携帯で動画を見たい」ユーザーは、全体の4割弱。ネット環境別に見ると、「携帯で動画を見たい」と回答したのは、携帯のみでインターネットアクセスをするユーザーでは51.9%、主に携帯を用いるユーザーでは42.0%、主にPCを用いるユーザーでは24.8%、PCのみを用いるユーザーでは15.6%であった。
(n=2,866)
■予備調査データ
(%は小数点第二位で四捨五入)
PC、携帯電話の利用動向を対象とした本調査に先立ち、予備調査を実施しております。予備調査結果の中から、テレビやゲーム機を利用したインターネットアクセスについての結果を発表いたします。
<調査概要>
【調査対象】 携帯電話またはPCからネットを利用している、16歳以上のネットマイル会員
【調査方法】 携帯電話端末・PC端末によるインターネット調査
【調査時期】 2007年10月17日(水) ~ 10月26日(金) (モバイル・PC両方含め)
【調査地域】 全国
【有効回答数】 20,000件
【調査質問項目一覧】
<予備調査>
Q1 性別
Q2 年代
Q3 職業
Q4 個人の利用目的でのネット環境について教えてください。
Q5 下記端末でのネット接続経験について、当てはまるものをお答えください。
■下記端末でのネット接続経験について、あてはまるものをお答えください。
全体の25%以上が、TVやゲーム機でのネット接続経験あり
(n=20,000)
■株式会社Jストリームについて
社名(商号) | : | 株式会社Jストリーム | |
英文社名 | : | J-Stream Inc. | |
設立 | : | 1997年5月 | |
資本金 | : | 21億8,237万円(2007年3月末現在) | |
代表者 | : | 代表取締役会長兼社長 白石 清(しらいし きよし) | |
本社 | : | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-25-18 渋谷ガーデンフロント10階 (TEL) 03-4363-7000 |
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URL | : | https://www.stream.co.jp | |
事業内容 | : | (1) インターネットや携帯電話網等を利用した、映像/音声/画像データ等の配信サービス (2) 映像/音声/画像データ等の配信に関連する各種ASPサービス (3) 映像/音声データの配信に関連するソフトウェア・ハードウェア等の開発・販売 (4) インターネットを利用した配信に関するコンサルティングサービス |
■調査結果の利用に関するお問合わせ先 株式会社Jストリーム マーケティング部 担当:久保田 Email用コンタクトURL: http://www.stream.jp/contact/other/ |
■本件に関する報道関係お問合わせ先
株式会社 Jストリーム 広報IR室 担当:常冨 |