「健康医療データ利活用による医療の向上」の啓発動画制作、
Short版・Long版2本の動画で認知拡大に向けた情報発信を強化

日本製薬工業協会 様

日本製薬工業協会 様

医薬・医療

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研究開発志向型の製薬企業69社※1が加盟する日本製薬工業協会様では、「患者参加型医療の実現」をモットーとし、医療用医薬品を対象とした画期的な新薬の開発を通じて、世界の医療への貢献を目指されています。

今回Jストリームが制作を担当したのは、日本製薬工業協会様の取り組み「健康医療データの利活用」の啓発動画です。動画は無関心層へのアプローチを役割としたShort版と、活動の趣旨と意義を理解いただくためのLong版の2本です。医療の進歩が期待される「健康医療データの利活用」ですが、その実現に向けては一般の方々も含めた多くの方の認知・理解が欠かせません。今回制作した動画は、視聴された方の記憶に残りそして直感的な理解を促すものとして、日本製薬工業協会様の活動を強力に支援していきます。

※1:2025年4月1日現在

担当業務

Jストリーム 田嶋 亮太
Jストリーム 田嶋 亮太

動画企画・脚本・
映像ディレクション
田嶋 亮太

Jストリーム 篠原 準哉
Jストリーム 篠原 準哉

映像ディレクション:
篠原 準哉

【インタビューさせていただいたお客様】

日本製薬工業協会 医薬品評価委員会
医療情報データベース活用促進タスクフォース

写真左から順に 東郷 香苗 様、白神 昇平 様
赤利 精悟 様、中村 文胤 様、紺野 修一郎 様

医療進歩のための取り組み「医療情報データ等の利活用」

日本製薬工業協会(以下、製薬協)には様々な委員会があり、私たちは医薬品の研究や開発、市販後安全対策・適正使用およびメディカルアフェアーズ活動の推進を担う「医薬品評価委員会」内の、「医療情報データベース活用促進タスクフォース」で活動しています。

「医療情報データベース活用促進タスクフォース」は、製薬協の各委員会を横断的に設置されたチームで、「医療情報データ等の利活用」に関する技術・規制等について検討し、政策提言及び啓発活動を行っています。

「医療情報データ等の利活用」の指すデータとは「健康医療データ」のことで、電子カルテや健康診断、疾患レジストリ、レセプト、ウェアラブルデバイス、治験などから得られるデータのことです。
デジタル化が進む中で、健康に関するデータを収集しやすくなっています。データを適切に活用し、医療の向上に役立てようというのが、「医療情報データ等の利活用」です。実現のためには、「法律や環境など基盤の整備」「データを活用する人材の育成」「賛同者の獲得」が必要だと考えています。この「賛同者の獲得」のための取り組みとして、パンフレットを制作して活用したり、動画を制作して活用したりしています。

まずは分かりやすいパンフレットを制作し活用

賛同者獲得に向けて、まず制作したのはパンフレットです。動画制作も同時に行う構想はあったのですが、チームメンバーは動画制作経験がなかったため、まずはパンフレットの制作に着手し、活動のコンセプトや分かりやすい訴求などの表現を固めていきました。

制作したパンフレットは製薬協のWebページで公開したり、印刷物として臨床系学会や市民公開講座など各種イベント会場に設置したり、自治体など活動に賛同いただけた団体の要望に応じて提供したりといった活用をしています。

その他の活動としては、健康医療データに関する用語を丁寧に解説した用語集などもWebページで公開しています。

動画制作パートナーとしてJストリームを選定

動画の魅力は、「いろいろなシーンで活用できより多くの方に届けられる」「スマートフォンなどで簡単に見られる」「特に若い方では日常的に動画を視聴している」といった点だと思います。賛同者獲得においても動画活用は重要だと考えました。

そこで動画制作を得意とする会社数社に声をかけ、コンペを実施しました。その中から、提案内容の具体性や分かりやすさ、また動画活用に関するプラスαの提案が付加されていた点、提案への熱量も評価しJストリームに動画制作を依頼しました。

認知拡大に向けた情報発信を強化する、Short版・Long版2本の動画

動画は製薬産業による「健康医療データの利活用」への社会的認知を促進し、一般市民に対し、製薬産業が健康医療データを利活用する意義を訴求、より多くの賛同を得ることを目的としています。視聴ターゲットは一般の方、特に無関心層です。
2本の動画を制作し、1本は無関心層へのアプローチを役割とするShort版、もう1本は活動の趣旨と意義を理解いただくためのLong版です。完成した動画は製薬協のWebページで公開中です。

Short版 45秒
Long版 3分27秒

はじめての動画制作でも納得の仕上がり

動画内容の決定に関わる製薬協側の人数が多く、それを踏まえると制作期間はタイトでした。また製薬協のほとんどが動画制作は初めてという状況でした。しかし、Jストリームは製薬協内の承認フローに合わせてしっかりとしたスケジュール策定・進行をしてくれました。また製薬協内から出る様々な要望にも、視聴者の視点を踏まえたうえで、丁寧に対応してくれたことで、関係者納得の仕上がりとなりました。

特にLong版でJストリームが提案してくれた、未来の自分自身が登場し、現在の自分に「健康医療データの利活用」の意義を解説するという設定は、視聴者が内容を自分事化しやすい設定だと感じています。実際に動画を視聴いただいた賛同団体の方からも、分かりやすいと評価をいただいています。

より多くの方に視聴いただくための取り組み

Jストリームからは、提案段階で「ダブルネーミング作戦」として、取り組みに賛同いただけた団体のロゴを動画の最後に掲出し、アクションのすそ野を広げるアイデアをもらっており、動画納品後に実際に取り組んでいます。また、賛同いただけた団体のイントラネットなどで動画を配信いただく取り組みも行っています。

今後については、完成した動画をより多くの方に視聴いただきたいと思っています。一般の方の目により触れやすい場所のデジタルサイネージでの動画配信や、メディアを活用した広報活動に力を入れていくことを検討中です。

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