Jストリームには、いくつかの特色のある設備があります。いずれも、インターネットでの動画配信やリッチコンテンツのクリエイティブワークを、商用レベルの「サービス」としてご提供していくために欠かせないものです。ここでは、そんな設備の一端をご紹介します。
専用スタジオ|エンコードルーム|サーバーセンター|品質検証ルーム|監視ルーム
■ 専用スタジオ

社内にはWebコンテンツ制作に特化したスタジオを完備しています。
CGや写真などによる背景合成を簡単に行うことができますので、ePresenterやPIPの制作には最適です。ポッドキャスト用番組やナレーションなどの音声収録にも対応できます。また、スタジオからのインターネットライブ中継も可能です。
スタジオ内の設備として、最新のHDVビデオカメラ、各種マイク、照明、プロンプターを完備。HDVカメラで撮影し、直接ハードディスクへ非圧縮でキャプチャーすることもできます。
スタジオでは、出演者の方が、PIPやePresenterの収録を楽に行えるよう、
細かな工夫が施されています。
■ エンコードルーム

エンコードルームでは、お客様からお預かりした映像テープ素材を、ストリーミング配信などネット配信用にデジタル変換処理を行っています。一般的な映像素材であれば、エンコードが可能な設備構成になっています。エンコードは、Windows MediaからFlash Video、携帯電話用まで、現在主要な動画配信用映像フォーマットをサポートしています。
素材テープはまず、デジタルデータに変換するキャプチャー作業に掛けられ、その後、映像の動きや色味などの確認をし、最適化されたパラメーターでエンコード処理が行われます。エンコード後は専門のエンコードディレクターが、ファイル全体の映像および音声チェックを行います。作業・手順の標準化により、エンコード品質に差異が起こらないよう努めています。
室内は、始終稼動し続ける機材の熱暴走を防止するために、24時間常に温度管理がなされています。また、UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)の採用により、万が一の停電などでのトラブルによる機材故障なども回避します。
■ サーバーセンター

Jストリームのコンテンツ配信プラットフォームの心臓部となる設備です。
アクセス集中におけるサーバー負荷とネットワーク混雑を回避し、安定したコンテンツ配信を実現するため、約20拠点のサーバーセンターを有しています。センターに設置された広域負荷分散装置は、ネットワークの負荷を軽減させると共に、ユーザーへの最短距離でのコンテンツ配信を実現しています。
配信拠点には、国内主要大手ISP内に配置したセンター系と、ブロードバンドISPなどのネットワーク内に配置したエッジ系があり、IX(インターネットエクスチェンジ)によるISP同士の相互接続ポイントからの配信などを含め、ビジネスユーザーから一般家庭まで、あらゆるアクセス環境のユーザーに高品質かつ安定して配信することを可能としています。
■ 品質検証ルーム

Jストリームの提供している各種サービスにおいて、動作のチェックや検証、検品、不具合発生時の環境再現などを行うことを目的としたスペースです。通常はePresenterやPIPなどの動作検証、また新サービスの動作チェックなどを随時行っています。
動画をはじめとしたリッチコンテンツの視聴環境は、OS、ブラウザ、再生プレイヤーなどから構成され、その組み合わせを考慮すると非常に多岐に渡ります。OSならWindowsかMacか。ブラウザなら、Internet Explorer、Firefoxなど、そしてプレーヤーには、Windows Media Player、Real Player、QuickTime Player、Flash Playerがあります。さらに、これらには、それぞれ細かく様々なバージョンが存在します。
これらの要素の様々な組み合わせを管理し、出来る限りインターネットの世界で、存在しうるほぼ全ての視聴環境を再現できるようにしています。ブラウザのプラグイン調査も定期的に行い、インターネットユーザーの一般視聴環境のバージョン動向の把握にも努めています。
また、各コンテンツの表面的な動作検証だけでなく、サーバーの動作を検証するためにも使われています。各ストリーミングサーバーのバージョンが上がるごとに毎回検証を実施し、どのバージョンからアクセスした場合に、どのような挙動やログなどが出力されるかなど、検証結果を確認してからサービスへの投入をするようにしています。新しい動画再生プレーヤーなどの初期段階の環境テストもここで行っています。
■ 監視ルーム

監視ルームでは、ライブ中継モニタリング、ネットワーク監視、DRMなどアプリケーションの正常監視、各種サーバーの帯域監視など、総合的なモニタリングを行っています。
ライブ中継の場合、正常に配信できているかどうか、配信する各サーバーひとつひとつの設定をリアルタイムに監視しています。通常、同時に10本程度のライブ中継を監視することができます。
