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ストリーミングサービス−Jストリーム
現在、「Toshiba Web Street」で配信中のウェブドラマ「ドルフィン スイム」

エンターテイメントブロードバンドサイト「Toshiba Web Street」では、本格ドラマから、コラム、マジックショー、広告・CMライブラリーまで、テレビを消して週末楽しめるコンテンツがぎっしり詰まっている。純粋なエンターテインメントは新しい東芝のイメージを創り出し、製品への高い関心を喚起している。

※ストリーミングコンテンツは、以下のページよりご覧いただけます
http://www.toshiba.co.jp/web
street/
東芝エンターテインメントブロードバンドサイト
「Toshiba Web Street」
http://www.toshiba.co.jp/web
street/


株式会社東芝( http://www.toshiba.co.jp/ )は、明治8年(1875年)の創業以来、数多くの優れた技術と高い品質の商品・サービスを創出してきた日本を代表する電機メーカー。「人と、地球の、明日のために。」をスローガンに、製品提供以外にも、エンターテインメントでは、数々の名作を生み出した「東芝日曜劇場」「サザエさん」や、各種イベント、そしては現在はブロードバンドサイト「Toshiba Web Street」も手がけ、技術と文化の両面から人々の暮らしを豊かにする活動に取り組んでいる
「東芝」といったら何を思い浮かべるだろうか。家電が中心で、「重厚」「安心感がある」「親しみやすい」といったイメージが挙がるだろう。時代の変遷とともに、近年、東芝の製品展開は、洗濯機や冷蔵庫といった白物家電から、パソコンや薄型テレビといったデジタル機器までも含むものへと拡大していた。

それに伴って、これまでの「重厚」「安心」といったイメージだけでなく、「先進的」「デザインが優れている」といった新たなブランドイメージをユーザーに持ってもらうことが不可欠であると考えた。例えるならば、「TOSHIBA」のロゴ入りTシャツを見て、若い男女が「クール」や「おしゃれ」と思うように。

この課題を解決するため、導き出したひとつの取り組みが、ウェブそしてリッチコンテンツを活用した、新しい広告コミュニケーションの導入であった。
新しいブランドイメージを構築するためには、押し付けがましいアピールでは効果がない。ターゲットとなる若い世代が能動的にアクセスするメディアが必要だ。そこで選ばれたのがウェブであった。また、ユーザーのアクセス状況に応じて、素早くコンテンツの更新を行える柔軟性も、ウェブ活用の大きなメリットとなった。

そして、次の課題となったのが、掲載コンテンツであった。今や、テレビCMは、「見ないで飛ばすもの」という感覚の人も多いなか、ターゲットである若者が、自ら東芝発の情報に接触してくれて、リピーターとなってもらうためにはどうすればよいか――そこで東芝が選んだのが、ストリーミングを活用した、“エンターテインメント”コンテンツでの情報発信であった。

2002年11月、エンターテインメントブロードバンドサイト「Toshiba Web Street」がスタート。現在は連続ドラマ形式のショートフィルムが視聴できる「ウェブドラマ」、マギー司郎が手品仕立てで商品を紹介する「WebMagicShow」などを収録した「バラエティ」、CMアーカイブ「広告・CMライブラリー」など6つのカテゴリーに分けられたコンテンツが視聴できる。

「コンテンツは誘引が目的。そのためには、まずは見る側の視点に立った純粋なエンターテインメント性が必要です」
担当者は語る。

アクセスが高まれば、反面 「もっと直接的な広告表現を盛り込み、さらなる販促効果のアップを! 」という社内の期待も募る。しかし、あくまでも押し付けず、エンターテインメントを通じユーザーとコミュニケーションを図り、「楽しい」→「リピートする」→「徐々に東芝が記憶される」→ 「東芝や東芝製品に興味を持つ」 →「製品理解が深まる」→「製品購入時に東芝を思い出してもらう」という流れを着実に築き上げていく道を「Toshiba Web Street」は選んだ。
約1年半の運営で、アクセスしている視聴者に変化が現れてきているという。週末や夜のアクセスが増えてきたのだ。これは、平日昼間のアクセスが多い企業サイトとしては、珍しい傾向だ。純粋にエンターテインメントとして、週末の楽しみに東芝のウェブサイトを視聴している層が出てきているのだ。男女比は6:4で女性比率も増えてきており、20代、30代中心。男性や30代以上が多かった従来のユーザーから、徐々に目的の層の誘引に成功している。

最近では、お知らせ前にもかかわらず、定期更新のタイミングを見計らったかのように、新コンテンツ追加直後のアクセスが集中するといった現象も起きている。エンターテインメントコンテンツが好評を博していくのと連動するかのように、広告・CMライブラリーへのアクセスも増えている。また、メールマガジン登録者も着実に増加している。

さらにコンテンツに出演しているタレントに興味を持つユーザーが、能動的に検索エンジンで「Toshiba Web Street」を積極的に探し当てている傾向も見えるなど、ウェブならではの「増殖性」も感じているという。また、コラムに入っている製品へのリンクも、一般的なメール広告のクリック率平均と比べてみても、ページビューに対して驚異的なクリック率が確認されている。つまり押しつけないやり方が功を奏しているのだ。

こうした数字だけではなく、「ウェブドラマのDVDソフトが欲しい」といった視聴者からメールが届くことも担当者にとってはうれしい驚きだ。さらに、ウェブドラマ作品を劇場で公開され、自然発生的に東芝の存在が話題喚起されるなど広がりも生まれている。

当初目標としていたページビューの達成やメールで寄せられる自然で好意的な反応などを見ると、「Toshiba Web Street」は視聴者に受け入れられたコンテンツとなった。今後は第2フェーズとして、アンケートを行い、これまでの取り組みを総括し、新しいブランドイメージ誘導という当初の目的を達成しているかどうか検証する時期に来ていると東芝は考えている。

調査の結果を踏まえ、「Toshiba Web Street」は柔軟にそのスタイルを変えながら、より強力なサイトとして進化していく予定だ。そして新「Toshiba Web Street」でもストリーミングは、その強力なエンジンとなっていくに違いない。

【文中敬称略】
(2004/07/27)

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