単年度計画・成長戦略
第11期(2007年度)の経営計画
2007年度のインターネット業界は、FTTHを利用した家庭向けのブロードバンド接続の拡大や、携帯電話によるインターネット利用の盛り上がり、個人の情報発信者としての動きの活発化などとともに、ますます市場の裾野が拡大するものと思われます。この環境を踏まえ、企業の営業活動はますます活発になると考えられ、ネット広告やプロモーション、Eコマースへの利用に加え、コンテンツ配信についてもいよいよ本格化してくるものと予想されます。
Jストリームグループでは、企業の広告や広報活動に強く関連するビジネス市場、マスメディアやコンテンツ配信に絡むところのメディア関連市場、ユビキタス性に優れたツールとして重要性を増すモバイル市場、その他現時点では予想できていない部分も含むCGM・新規市場と市場を大きく区分し営業力・制作力強化に努めてまいります。
周辺環境認識と注力するポイント

<ネットマーケティング市場>
インターネットが企業のマーケティングツールとして重要性を増す流れを捉え、リッチコンテンツを利用したコミュニケーション手法の提案活動を積極的に展開し、企業の情報発信の基盤をサポートする企業としての立場を確立することを目指します。
- 企業のウェブサイトのリッチメディア化を提案
- 代理店施策の見直しと、支援体制づくりを推進
- 広告代理店との関係強化
- PC、モバイルのクロスメディア提案
- オンライン販売「Jフラット」の販売拡大
<メディア・コンテンツビジネス市場>
コンテンツ配信ビジネスに関する市場は、配信回線の整備状況や著作権処理に関する事情、大手コンテンツ事業者等の取り組みを勘案すると、ここ1、2年でビジネス基盤が完成すると思われます。コンテンツ・メディア事業者のインターネットを介する販売ビジネスも本格化する中、配信ビジネスプラットフォームを提供することに注力いたします。また、地上波デジタル放送へのTV局、ラジオ局の取り組みも活発になっており、放送局との連携を強化し、デジタル放送とネットビジネスをつなぐことができるプラットフォーム提供企業として立ち位置を確立することを目指します。
- 大手コンテンツプロバイダとの協業モデル形成
- メディア系企業(TV、ラジオ、新聞)及び関連事業者との協業推進
- 動画広告のスキーム確立と販売支援の実施
<モバイル市場>
携帯電話によるネット接続ユーザーの拡大とともに、携帯電話を用いた情報発信の効果への企業ニーズが高まっております。携帯電話キャリアの公式サイトのみならず、検索機能の充実とともに非公式サイトへのユーザーアクセスも増加してきており、各社動画やフラッシュを活用したプロモーション、企業サイト構築のニーズを取り込みます。大容量の動画コンテンツの配信を可能にするキャリアのサービス展開もあり、リッチコンテンツを用いた携帯電話向け配信サービスの拡充を行い、積極的な受注を図ります。
- 一般企業向けソリューションの開発
- NTTドコモⅰチャネル対応ASPサービスの販売拡大
- 大容量(長尺)コンテンツの配信
- モバイル広告商品へのリッチコンテンツ利用の推進
- ライブサッカーJ(3キャリア対応 Jリーグサッカー情報携帯サイト)会員募集強化
<CGM・新規市場>
ポッドキャスト制作サービスの事業者向け展開や、新たな広告モデルであるバイラル・マーケティングに関するサービスの提供を図ります。ゲーム内広告など、新たな領域についても積極的に対応をします。
- 「castella」のビジネスモデル確立
- HIPCAST(ポッドキャスト作成・配信ツール)の事業者向け提供
- Viralマーケティングサービス開始
- ゲーム内広告(ex.セカンドライフ)取組み、検討
設備投資のポイント
○サービス強化
- 配信容量の増加をコストを抑えつつ実施
- ネットワーク機器/キャッシュサーバ/サーバ 増設
- ライブエンコード、制作強化
- Webinarサービス強化
- 著作権保護対応機能強化
- モバイル配信サービス強化(Jmods、Flash対応など)
○サービス開発系投資
- Jフラットサービスの改良・強化
- グリッド配信(P2P)システム関連開発
- PC以外の機器へのコンテンツ配信サービス対応
<第11期業績予想>
売上高 連結:4,450 10期実績比+23.2%
個別:4,100 10期実績比+25.3% (単位:百万円)

営業利益
連結:360,000 10期実績比+19.8%
個別:320,000 10期実績比+18.7% (単位:千円)

経常利益
連結:340,000 10期実績比+21.0%
個別:360,000 10期実績比+16.0% (単位:千円)

当期純利益
連結:160,000 10期実績比+21.4%
個別:190,000 10期実績比+11.9% (単位:千円)


